今回は僕の地元の釣り紀行。場所は、広島県廿日市市にある木材港。
何故ここに行こうと決めたか?それは、「イワシ」が出ているという話をうっすら聞きつけたからだ。(何イワシかは不明)
イワシは、実のところ人生において、なんだかんだ釣ったことは無い。(当時は、だけど) だから、ブログのネタを仕入れられるぜヒャッホーという動機もある。
尚、この頃はニートで暇だらけだったとはいえ、1人で行くのも寂しかったので、ほぼ未経験者の友達2人を誘うことにした。
二人とも快くOKしてくれて、前途は洋々である。貴重な休日の時間をくれて、マジありがとうでございます。
さてさて、では肝心の結果はどうだったのか?早速当日の様子を振り返ってみよう!
腐ったマキエ発掘。
釣りのお話の前に、こぼれ話。
ある日家の倉庫を整理していた僕は、ホコリを大量に被った、白いビニール袋を見つけた。
持ってみると結構重いし、まあまあ大きい。「何だろう?」と思って袋を開いてみると、中から出てきたのは3つの「マキエ」。
これを見た瞬間、1年半前に魚釣りに行こうと思って買ったものの、なんやかんやで使わず持って帰ってきたものだと思い出した。・・・大丈夫なのか?
とりあえず袋を開けず、周りの匂いを嗅いでみる。未開封だからか、無臭である。変色もない。カビもない。
「よし、イケる。」と僕は確信したが、同時にさっさと使い切ってしまいたくなったので、今回の魚釣りを企画した。というわけである。
いざ釣り場へ。
つつがなく全員集合し、釣り場へ出発したのが朝6時。出発してしばらくすると雨が降り始めたが、面倒なので強行することに決めた。
ナビや事前情報を頼りに走ること1時間。それっぽいところに到着したので、早速釣りを開始した。
ちなみにここである。↓
そして問題のマキエ。
一見問題ないが、常温保存タイプのオキアミが不安である。この後意を決して全部開封してみたが、粉タイプのものはとりあえず大丈夫であった。
が、オキアミはというと、色、質感はどうみても○痢。匂いは特に無かったのが幸いであった。
ちなみにちっちゃいエビは、エサがどうにもならなかった時に備え、釣行前日に買ってきたものである。もちろん、新鮮そのものだ。
さて。無事にマキエを調合し、海水を適宜加えて固さも調節。早速釣りを開始した。
尚僕は、魚が釣れ始めるまで、今回は2人のサポートに徹することにしていた。
釣り場から見た景色はこんな具合。滅茶苦茶曇ってますねー。
1時間後。
アタリも魚影もないまま、突然の豪雨。慌てて車に避難するも、一瞬で全身ずぶ濡れに。テンションも当然直下降である。
しかし運の良いことに、30分もすれば天気が回復したので、釣りを再開。
イワシ、アジ、もういっそボラでもいいから何か釣れろ!と願いながらマキエを打ち続ける僕。すると、友達の1人(以後Fと表記)が声を上げる。
F「なんかでかいのがおる!」
「やっときたか!」と、急ぎ海面を確認する僕。するとそこにいたのは。
60㎝ほどのトビエイであった。
https://aquarium-photo.usakichi.me/sunshine-madaratobiei/
コイツらが入ってきたら釣りにならない・・・。
時刻はその時朝8時30分。この日の満潮は11時30分。僕たちは、釣り場を移動することに決めた。
おまけ↓
最初の釣り場の魚分布図を、ぬし釣りっぽく作ってみた。
第2の釣り場へ。
その後、僕らは防波堤を転々とした。
草津港、廿日市港と回ってみたが、立ち入り禁止だったり、人がわんさかいたりと、とても潜り込める雰囲気ではなかった。
海を覗いてみても、居るのはメバルやカワハギの稚魚ばかり。青物の姿は全く見えなかった。
ということで、あんまりうろちょろしても仕方ないと判断し、もう一度木材港近くへ戻ることに決めた。
そして次のポイントはここ。↓
早速仕掛けを準備する友達と、マキエを打ち始める僕。
そして準備が終わろうかという段階になって、また奴らが現れた。
今度はFではなく、もう一人の友人Iが叫ぶ。
I「なんかめちゃでかいのがおる!」
見れば、1m超のトビエイが6匹ほど、悠々と海面を泳いでいた。即座に僕らは撤退を決めた。
どうでもいいけど、分布図。↓
最後のチャンス。
時に10時20分。満潮までもう時間がない!ということで、もう適当に目についたよくわからない、港でもなんでもないところにヤマを張った。
言葉で説明すると、道路の行き止まりがガードレールになっていて、その向こうが全部海。そんなところであった。
ちなみに場所はここである。↓
だが着いてよくよく海面を見てみると、何やら小さい魚がチロチロと泳いでいる。
そして遠くでは、何やらデカい魚がボッチャンボッチャン跳ねている。
「ここなら釣れるんじゃないか!」と僕たち3人は一瞬で興奮し、全力で仕掛けを準備した。数分で仕掛けを投入し、僕も全力でマキエを打ち込んだ。
すると、小魚も、跳ねてた魚も、段々とマキエを打ったところに寄ってくるではないか!
僕ら3人のテンションは最高潮になった。
・・・が、現実は酷であった。
跳ねてた魚はボラ。しかも、寄ってくるだけでサビキ針に一切掛からない。
そして、チロチロしてた小魚は、イワシではなくミクロサイズのサヨリ。大きさは約3㎝ほど。当然サビキ針には掛からない。
そうこうしていると、遂に満潮の時間、AM11:30になってしまった。
完全にしょんぼりする僕達一向。だが、このままボウズで帰るのも、帰らせるのも、すごく嫌だし申し訳ない!
そこで、「昼からは、気分を変えてシロギスだ!」と一言ぶち上げてみた。
すると、FもIも「いいね!」とすごく乗ってくれた。
ということで、一旦食休みと、エサの購入を挟んでから、僕たちは急遽「シロギス狙い」に切り替えるのであった!
午後編につづく!
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
おまけ。↓
最後のポイントの分布図。
※その他広島での防波堤釣行シリーズはコチラ!
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com