3日前、僕は友達2人を連れ立って、例の山上湖に行った。
そう、広島県安芸高田市にある、「フィッシングレイクたかみや」である。
ここでの狙いは、ニジマスをばんばか釣って、そのニジマスをBBQにして食べることであった。
せっかくの夏なので、とことん夏らしいことをしようぜ!というのがきっかけ。肉も炭も大量に買い、アウトドアグッズも山ほど揃えた。
後は釣って食べるだけ!いざ出陣じゃーい!
そして帰ったら、ブログに「夏休みはニジマスっしょ。」とかなんとか記事を書いて、鮮度のいいネタにしちゃうもんね!と僕は興奮していた。
この時はまだ、現実の厳しさを知る由も無かったのだが。
時系列レポートと衝撃の告知。
広島市内を出発したのが、大体朝の6:40くらい。
高速道路を使って、安佐SAで休憩を取っても、8:00くらいには着いた。ちなみに料金は失念した。
相変わらず壮大な景色だなー。なんか水が異様に少ないけど、渇水期なのかな?
とかそんなことを考えながら受付を済ませようと、ロッジに入ると・・・。
「ニジマスはとても高水温に弱い魚なので、もうほとんど釣れる見込みはないと思います。」
「ニジマスはとても高水温に弱い魚なので、もうほとんど釣れる見込みはないと思います。」
「ニジマスはとても高水温に弱い魚なので、もうほとんど釣れる見込みはないと思います。」
という衝撃の一言を言われた。なんてことだ!
だが、遠路はるばる来たわけだし、釣りをせずに帰るのはちょっと無い。ということで、無理を承知で釣りを強行することにした。
だが、すぐにあのセリフは本当だったことを知る。10人くらい釣り人がいたが、見事に誰も釣っていない。
すげぇ上手そうなおっさんも、積極的に場所を移動する子供も、なんかチャラい兄ちゃんも、誰一人として釣っていない。
春とか秋に来た時は、5分も見てれば誰か釣ってたのに・・。
ま、悩んでも仕方ないか!早速僕達3人は釣りを開始した。
友達二人はスプーンを、そして僕はARスピナーっていう、なんか釣れることで有名なルアーを使ってみた。
2時間後。釣れません。なんでやねん。
魚はバッチャバッチャ跳ねてるのに、チェイス(ルアーを追っかけてくること)すらなし。
僕は色んな手を使った。
クランク、ミノー、フローティングミノー、スプーンと、10回以上ルアーを交換したけど、何一つとして反応はなし。
僕たちの夏が・・・!
と一人ピンチになってると、突然「ジャボン」という音が。
すると、友人の1人が網を片手に立っていた。そして驚くことに、網の中には・・・。
立派なニジマスがいた。え、なにこれ、すくったの?
きくと、水面をゆらゆら泳いでいたので、ダメ元で網を振ったら入ったという。な・・・何が起こるかわからんね・・・。
結局今日の獲物はこの1匹だけだった。釣り具を片づけて、BBQの準備に取り掛かる僕達。
こうなったら趣旨替え。僕たちはBBQをしに来たんだ。メインはこっちなんだ。
そう気持ちを切り替えた。
BBQレポート。
結果、BBQは楽しかった。
捌いて。
串焼きに。
肉も焼いて。
炒め物もして。
鎮火。
もっといい写真もあったけど、肖像権が色々と・・。とりあえず、僕たちの夏にまた一つ、楽しい思い出が増えたのだった。
Fin
敗因分析。
・・・待て待て。当初の目的は、ニジマスを釣ることだったハズだ!
夏にニジマスを釣ってBBQ。計画も響きも素晴らしいんだから、次こそ絶対成功させたい!ということで、どうすれば良かったのかを考えてみたい。
今思えば、貯水池とかダムみたいな、水温がガンガン上がるところってのは確かに釣りづらいといえる。
でも、山の中腹で、湧き水を使って育ててるようなニジマスならいけるのでは?さすがに20℃以上の水温にはならないはずだし。
現に、秋吉台の弁天池のような湧き水ガンガンのところだと、夏でもばんばか釣れた。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
あと、2年前にはこれまた湧き水ガンガンの釣堀で、低水温で暮らすヤマメを5人で31匹釣ったこともある。
場所によるってのが本当のところだろうか。
フィールドのコンディションが悪すぎたので、釣り方うんぬんを分析するのは今回はよしておこう。
ということで、夏休みの思い出に、ニジマス釣ってBBQ。皆さんもいかがだろうか?
湧き水使って育ててる釣堀なら、きっと大丈夫なはずである。
フィッシングレイクたかみやには、また10月くらいにリベンジしよう。
そうしよう。
うん。