友人の一人から「釣りがしてみたい」という話がきた。いきなり海に行っても良かったが、せっかくなので僕が好きな釣堀へ、一緒に行くことにした。
それが今日ご紹介する「弁天池」である。
ここであの「ニジマス」を狙った。このブログにニジマスが登場するのは3回目だろうか。
ま、いっか。では、以下その時の日記である。
ロケーションについて。
正しくは別府弁天池というみたいだけど、僕らは弁天池と略して呼んでいる。大学生のピクニックスポットとしても人気の、自然豊かな場所だ。
ここには面白い逸話なり伝説なりがあるんだけど、全部詳しく載せていたらかなりの長文になってしまう。
ということで、下記サイトをご覧いただけると有難し。ルートマップなども全て載っている。
では、以下活動記録をば。
時系列レポート。
9月某日。
朝の9時に現地集合し、軽く弁天池観光をすることに。
風情がすごい。
朝方に至っては、もう秋と言ってもいいくらい寒い。
全国名水百選の石碑。
実はこの弁天池の水は美味しいことで有名で、地元の方が大きなポリタンクを持って水を汲みに来る光景は年中見ることができる。
汲むといっても、ちゃんと蛇口はあるので安心してほしい。余談だが、僕はいずれその水でコーヒーとか作ってみようかなと考えている。
そして何より弁天池を語る上で外せないのが・・・。
ちょっとわかりにくいが、水の蒼さである。正直、ここ以外でここまで蒼い水は見たことがない。
もっと綺麗な画像は、Googleで調べたら山ほど出てくるので、興味のある方は探してみてほしい。僕の腕では綺麗に撮れなかった。
この蒼い池を通り、看板の案内にしたがって進むと、養鱒場へと出る。
数も活性も良い感じだ。
ちなみに料金は竿1本300円、餌とバケツ付きで、釣り上げた魚は必ず買い上げとなる。
(ニジマスはとても弱い魚である為、一度釣り上げたものをリリースしても、死んでしまうんだとか)
ニジマスの値段は100g170円だったかな。軽く説明を受けたら、いざ出陣。
場内はこんな感じ。餌は練り餌だ。反応も上々で、なんと開始1分で1匹釣れてしまった。
仕掛けが竿と糸と針だけのシンプルな作りになっているのも、また味があって嬉しい。
ここからはあれよあれよと釣れ始め、友人もすっかり興奮し、釣りの虜になってしまったようだった。
それをみて、非常に僕も嬉しいと思ったのは、また別のお話。
50分後。餌が無くなった為終了。
結果は12匹の2.7kgくらいだったかな?値段は二人で4400円。トントンだと思う。
さて、この弁天池の良いところは、釣ったニジマスを調理してくれる施設があるところだ。
今回はこの社の裏にあるお店にお願いした。
メニューは3種類。あらい、塩焼、フライだ。
今回はあらい3匹、塩焼5匹、フライ4匹という配分にした。
1匹300円の別料金が発生するが、1から調理してもらえるので、お値段以上にとてもありがたい。
生ごみも全部処分してもらえて、素人が作るよりはるかに美味しくしてもらえるのなら、僕は迷わず払う。
ちなみにあらい以外は、パックを貰って持って帰ることも可能だ。
その後は座敷に上がって、料理が出来るのを待った。
壁は古い木材、床は同じく古い畳。設備は長机と座布団と、これまた古いエアコンという簡素な客席だったが、これが山奥という雰囲気にマッチしていて実に良い。
時刻はまだ10時とかそんなだったので、大き目の窓から吹き込む風もまた涼しく、ツクツクボウシの鳴き声が、風情があって心に沁みた。
そしてその窓からは、これぞ山の中と言える、木が青々と茂っている光景が見えた。
丁度木陰にあるお店なので、室温湿度がとても快適だったのも嬉しい。
やっぱ自然の中って最高だな!とか語り合っていると・・・。
1品目、あらいが出来上がった。
もうテンションはマックスである。
そのままでも美味い!酢味噌でも美味い!醤油で食べたらもっと美味い!
興奮冷めやらぬまま、2品目、フライも届く。
これまた最高だ!淡泊な白身は、クセが無くてとても食べやすい!タルタルソースがまた美味いんだなぁ~これが!
すっかりはしゃいでいた僕たち。
すると、3品目、塩焼が届く。
これまた美味い!塩気がたまらねぇ!脂もちゃんと乗ってる!皮も美味い!最高だ!
興奮しながらニジマスを満喫し、家へのお土産として塩焼1匹とフライ3切れをそれぞれ残し、お店の人に、自然に、ニジマスに感謝し、合掌してご馳走様とした。
さて、お腹は満足なのだが、時刻はなんとまだ朝の11時。普段ならまだ寝ている。
せっかくなので、白糸の滝という滝を見に行くことにした。
アクセスや詳細はこちらを参照してほしい。
弁天池からは約15分。ぬかるみまくった山道を登り、駐車場に停めてからは300m程徒歩である。
道沿いに行けばまず迷わないので、そこは心配ご無用。
立派な滝が出迎えてくれた。
ひょえー、今日は水量がすごいなぁ。
不動明王像もあった。厳かだ。
カメラのF値とやらを大きくして撮ってみた。
これはこれで。
帰り道には、かっぱのつがいの像もあった。
そしてこの日は、白糸の滝で解散とした。
とても楽しかった!超オススメである。
これからは色んな釣堀を巡るのも悪くないな。
また一つ、僕は釣りが好きになった。
付近のオススメ施設とグルメ。
せっかくなので、この弁天池付近でオススメのスポットもいくつか紹介しておこう。
まずは何より、秋芳洞の存在だ。
正直、弁天池と同日に楽しむとお腹いっぱいになるのは間違いないが・・・。この辺りに来たら行かないワケにはいかないスポットの1つだ。
また、観光街にある『ごぼう天うどん』も絶品である。
「ごぼうってこんなに美味いのか!」と認識を改めさせられるほど、旨味が強く、そして苦みが少ない。
また、例えば今の時期など、ニジマス釣りで汗だく・・なんてこともあるだろう。
そういう時は、近くに『於福温泉』というものがある。
https://karusuto.com/spot/ofukuonsen/
ニジマス釣りを楽しんで、さっぱりと汗を流して帰る。素晴らしすぎる流れではなかろうか?
弁天池まで来られる際は、付近のスポットも同時に調べておくと、色々楽しいのでは?と思う。
ということで、この記事はここまでとする。
※釣り堀紹介シリーズはコチラ!
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
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