やってきた不定期企画。
前回の野池ドライブの時、お腹が空きすぎてトチ狂った僕は、気付いたら「帰ったら食べよう」と実は野草を摘んでいたのであった。
心の奥底では、こんなにドライブしまくったんだから、記事3つくらい書かんとやってらんねーという思いがあったのかもしれない。
ということで、天ぷら、お茶ときて、3回目は定食を作ってみたというお話。
定食にした理由?
うーん、野草関連のネタ切れかなぁ。
ぬし釣りでも野草の立ち位置ってのは、宿屋に売って小遣いを稼ぐか、フィールドで食べて体力を20回復するかくらいなもんだったし。
ちなみに変にリアルな仕様があって、ドクツルタケとかをうっかり食べちゃうと、体力が0になって即死する。
尚、最期のセリフは「モグモグ。おいし・・・・い・・・?」だったような。怖い。
ということで不定期にしてなんかいつも変な感じに終わる野草シリーズ。
最新作の始まりでやす。
材料たち。
これね。
上が、お馴染み?スイバ。
右が、落ちてたドングリ。
左が、スイバと思って摘んだけど、帰ってよく見てみたらスイバじゃなかった謎の草。
早速これらの食材を活かし、野草定食を作っていこう。
汁物。
まずは適当に出汁を作る。
ごま油、塩コショウ、オイスターソース、醤油を、味を見ながら加えていく。
尚、水含めて分量は全て適当である。
煮立ったら、謎の草を投入。
火が通ったら完成である。
えらい萎んだなぁ。
ま、いっか。
完成!
「スイバと思って摘んだけど、帰ってよく見てみたらスイバじゃなかった謎の草汁」!
デザート。
なんてこたない。
ドングリを茹でる。おわり!
表面に浮いてる油は、さっきのフライパンを洗わずそのまま使ったことによる名残。
5分くらいグツグツしたら、皮を剥いて完成!
と、言いたいのだが・・・。
硬ってぇ!手じゃ無理だ!爪が剥げる!
ということで。
力技で破壊。
2個ほど芋虫みたいなのが中に居たので、その部分を包丁で落として形を整えて・・・。
栗みたいなデザートの完成である。尚、味付けは無し。めんどくs・・・
自然の味を楽しみたいからである。
炒飯。
最後の一品は、スイバ炒飯。
スイバをこう。
千切り?にして。
ごま油に塩コショウで炒めればOK!
しんなりしてきたら、白飯を加えて炒めましょう。
最後の味付けに僕は醤油を入れたけど、炒飯なんて適当に作ってもそれなりには美味いのだから、自由にしてもいいと思う。
ってことでスイバ炒飯である。
五穀なんちゃらといった健康食品みたいな見た目だけど、身体に良いのだろうか。
実食。
ということで完成。「野草定食」。
経費は・・・そうだなぁ。100円くらいじゃないかな?適当だけど。
まずは汁から頂きます。
ずるずるっとな。
・・・・うん?
酸っぺぇ!
汁に梅干し溶け込んでるんじゃねえか?ってくらい酸っぱい!
謎の草そのものも、梅干しみたいな味がして酸っぱい!
スイバより酸っぱいぞ!なんだこれ!
不味くはないけど、よだれが大量にでる不思議な汁だった。
次。ドングリ。
おもむろに一口かじる。
ガリリッ。
え?
うわっ、エグみがエグい。
プッ!
思わず吐き出してしまった。
どうやら中が完全に生のようで、火が通ってないジャガイモの食感がした。
仕方ないので10分ほど追加で茹でて、改めて食べてみた。
うわっ、どうにもエグみがエグい。
甘栗から甘みを取って、全てエグみに置換したような味がする。
どこぞのブログでは美味しいと評判だったんだけどなぁ・・・。
種類が違うのかな?
とりあえず、眉間に皴を寄せながら、あまり噛まないようにして完食した。
最後。炒飯。
我ながら変な順番であるが、気にしない気にしない。
パクッとな。
あぁ、なんか、ほんのり酸味のある普通の炒飯って感じ。
スイバらしさは特にしない。なんかこう、拍子抜けである。
一番美味しく頂けてるのに、物足りなさを覚える自分が怖い。
僕はどこを目指しているのだ・・・?
まとめ。
よくよく考えたら、その辺で摘める野草でめちゃめちゃ美味しいものが作れるのなら、青果コーナーの規模はもっと小さく、野草摘みは広く生活に根ざした文化になっているはずである。そうじゃないということは、そういうことなのだろう。
とりあえずガッツリ調理しても、採ってきたヤツでは「まあまあだな」程度のしか作れなかった。
もっとも、オオバコとかツユクサとかワラビとか、美味な野草があればまた別だろうけど。
これから冬になれば、昆虫と同じく野草企画も開店休業状態に突入である。
防波堤からも魚が釣れなくなるし・・・。
月イチくらいで船に乗りたいな。
その前に仕事しなきゃ。
実はバイト決まったんすよね。コンプライアンスこれこれで詳しくは言えないけど。
つーことで12月くらいには遅くとも、今より派手に釣りができそうな予感である。
そろそろこのブログの理念みたいなもの、整理しようかな・・・。