どえらい冷えますな。
ついに最高気温が10℃を割ったこともあり、釣りに行く気はメタメタに削がれている。
カレイやグレを狙おうにも、まだ少し時期が早いし、冬のボラを引っかけようにも、ボラに対してテンションはちょっと上がらない。
こういう時は、あったかい部屋に引きこもり、来年に備えて知識を吸収するに限る。
そう僕は思っている。
ということで今回は、今まで読んできた釣り関連の本の中でも、とりわけ優れていると思ったものを3つほどご紹介の巻。
釣り魚図鑑
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ハッキリ言う。これはめちゃくちゃ優れている。
実は僕が小学生の頃に図書館にあった本で、1週間で返さないといけないところを無理言って2ヶ月くらい借りていた。それくらい面白く、また思い入れが強い本である。
理由は、精緻なイラストがまず一点。写真じゃないのがやや残念かもしれないが、補足として写真が載っている魚もあるので、そこまで不満は感じない。
次に、魚種の豊富さが挙げられる。「こんなん、要る?」って魚までとにかく幅広く網羅されており、ここに載っていない魚を釣る方が、もはや超難しいくらいである。
最後の点が、なんと料理法までちょろっと紹介されている点である。さすがにみりん大さじ2杯とかいう具体的なのは無いが、どういう風にして食べたら美味いのかが一目で分かり、非常にありがたい。
ちなみに一番美味そうだなと思ったのは、こんがりと焼いたカサゴを日本酒に10分くらい漬けて、その後に呑む酒・通称カサゴ酒。運よく近いうちにカサゴが獲れたらやってみたいと思う。
釣りはこんなにサイエンス
釣りはこんなにサイエンス 気象から地理・生態、さらに魚の気持ちまでバッチリわかる! (サイエンス・アイ新書) 高木 道郎 ソフトバンククリエイティブ 売り上げランキング : 199058 Amazonで詳しく見る by AZlink |
ちょっと違うテイストな本。
いわゆる魚の釣り方How to一辺倒ではなく、「科学的に」釣りを紐解くという内容である。
例えば、潮の満ち引きと魚の活性の関係とか。
風が吹いていても釣りができる場合があるとか。
潮目を狙うと何故釣れるのか、とか。
魚にとって見える色とかは何かとか。
後は、何故野締めをした方が美味いのかを、アミノ酸がどうとかなんとかと詳しく説明してくれる。
この魚はこの時期、この時間、この仕掛けで、この餌を使って、こういう風に糸を引いたらいいよ!っていうタイプの本に飽きた人は、是非この本をオススメする。
月刊 釣り画報
僕が子供の頃からある釣りの月刊誌。昔は月刊 釣り情報って名前だった気がする。
様々な場所の最新情報はもちろんのこと、実際の取材を元にした漫画や、読者の質問に答えるコーナー、旬の魚を使った料理法コーナー、更には便利な釣り具を作ってみようのコーナーなど、独特でとても面白い内容が多い。
雑誌という媒体故に情報が速く、また最新の釣り具情報なんかもすぐに載るので、毎月買って読んでもその度に発見がある。
注目されつつある釣り方や道具、釣り場なんかをイチ早く知りたい人にオススメだ。無論、ネットのような眉唾物の情報ではなく、実際に取材に行った上での情報なので、信憑性も高い。
終わりに
今回は3つに絞ったが、本当はまだまだ5つくらい紹介したい本はある。まぁ、それはまたの機会にということで。
しかし、こういう知識モノを続けると、書くのもそうだし、読む方もしんどいような気がするなぁ。
次あたり、釣り場の写真とか、結び方の写真とか撮ってみて、それっぽい記事を書こうかなぁ。
仕事納めは29日だからまだまだ落ち着けないけど・・・。
しかし寒い。サケ食べたいなぁ。
キムチ鍋で。
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