夏になった。なんだろう、この心が躍る響き。
夏の早朝は、心地よい風が吹き、気温も快適。SAで飲むコーヒーも美味いし、こんな空気のなかで自然と遊べたら最高だなと常々思う。
しかし僕は実のところ、早起きはウルトラスーパー苦手である。
「眠い、あと5分」を10回以上繰り返すこともしばしばであり、正直自分のこの性質は受け入れるというか、諦めている。
しかし、だ。
釣りとかキャンプとか、自分が大好きなことを前日に控えた時は、話は別。
何時間睡眠だろうが、バチッと目覚めて、元気よく道具を携えて、小躍りしながら出かけることができる。
幼少の頃からこれは変わっていないので、結局のところ僕は理由があれば起きるのだろう。
そうはいっても、人によっては「それでもやっぱ早起き苦手ですねん」と感じる方もいると思う。
確かに、朝とかド早朝(下手すれば深夜)に起きるのは、僕も常日頃ならばどうにもしんどい。
しかしそうでもしないと、魚の活性が良い時間帯に着けないし、場所取りにも難儀するかもしれない。
ということで今日は、僕が実践した中で、結構効果があった、早起きする為の方法を、3つほどご紹介いたす。
携帯のアプリを使うやり方。
目覚まし時計での起床は、無理やり脳を覚醒させるも同然なので、寝起きが非常に悪くなる!
・・ってとある本で読んだ。では、一体どうすれば良いのだろうか。
僕はずっと光で起きる目覚まし時計が欲しいと思っているが、価格が価格(安くても20000円)なので足踏み状態である。
その代わり、スマホの無料アプリを使うようにしている。
「快眠アラート」などで検索すれば、iPhoneでもandroidでも山ほどそういうソフトがある為、探すのに苦労することはないと思う。
機能としては、アプリが色々計測し、睡眠が浅いときを見計らってジリリとアラームを鳴らしてくれる、というものである。
使ってみると分かるが、爆音の目覚まし時計よりずっとマシである。
他にも、アラームと同時に画面に計算問題が出て、解けるまでアラームが消えないという鬼のようなアプリもある。
好みで色々と探してみてほしい。
相互監視。
同行者がいるパターンの時、僕はLINEでグループを作って、ある文言を絶対に打ち込む。
それは、「朝○時の時点で既読が無い奴は、電話して叩き起こす。逆に俺からメッセージが無ければ、××よ、電話で叩き起こしてくれ」という内容である。
「起きなかったら電話されんのか、やべー」という緊張感からか、まずこれを打つだけで同行者の遅刻は減った。
逆に、僕自身も「電話されたらなんか恥ずかしい」というプレッシャーからか、寝坊することに恐怖とかを覚えるようになった。
この相互監視システムは、当然一人での釣行では使えないものの、同行者がいる場合は極めて有効であると感じる。
コツは、自分が寝坊した場合、自分に電話する役割の人を勝手に決めることである。
理由は、誰か電話してとだけ言っても、いざその場面になったら「他の人がどうせやるやろ」と全員が考え、結局意味が無くなると想像できるためである。
無論全員が寝坊したら意味はないというリスクはあるものの、緊張感を持たせるという意味でも、活用してみてはいかがだろうか。
寝ない。
アルティメットな暴論かもしれないが、絶対に寝坊しない方法はもうこれである。
釣行が早朝であったり、午前中で切り上げたりするのであれば、前日に軽い睡眠だけは取っておき、夜通し起きて出かけるのが一番確実である。
ただし、遠征が伴う活動には絶対に使ってほしくない。
理由は、無理して起きて居眠り運転でもしようものなら、想像するだけでも身の毛がよだつためである。
そういった場合は、先に現地に着いておき、釣り始めの時間まで車内で仮眠を取る方が色々と合理的である。
終わりに。
意外と釣りにおいて盲点になりがちな早起きだが、ここをないがしろにすると、最悪活動そのものが潰れてしまう。
また、今日紹介した方法は、別に釣りに限定しなくても応用は効く。
7月唯一になりそうな更新だが、役立つような情報が書けていれば、しがない管理人としては幸甚である。
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