過去にこんな記事を書いた。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
今でも友人を釣りジャンキーに誘うことはままあり、気付けば僕はちょっとしたコンダクター状態である。
結構な回数のツアーをこなしたということには、結構な自負がある(かかる労力はそれに全く反比例してこないのだが)。
釣り仲間が増えれば色々なメリットがあると考えていた。
例えば、誘える相手が増えれば、一人で行くより高いモチベーションで釣行に臨めたりだとか、船賃を折半できたりだとか。
俗的な長所が際立つが、それはさておきである。
んで最近。これらとは違った恩恵を僕は感じている。
そしてこの恩恵が結構なもので、これをもって僕は是非皆さんに釣り仲間を増やすことをオススメしたいと感じている。
ということで今日はそんなお話である。
情報の市場であれ。
恩恵とは何か。いくつかあるのだが、まずやはり紹介したいことは、自分が行ったことの無い釣り場の釣果がバンバン僕に集まってくるというものである。
初心者友達を誘って結構な釣果を獲ったことが少し前にあった。それが契機となって、彼らは釣りにハマったのだという。
週に2,3回は僕に「この時期は何が釣れる?」とか「どの道具が良い?」と訊いてくれるようになるくらい、ぞっこんである。
で、情報を提供する。それを活かすために彼らは彼らで釣りに行く。そして釣れる。ではどうするか。
餌や場所の情報を添えて、僕に送ってくれるのである。
これはもう、ものすごく嬉しいしスゴイ話である。
言い方はあれだが、僕が家でゲームしてる最中に、東広島のリアルタイムな釣り情報が届くのである。
しかも初心者であるが故、まだ魚種には疎い。様々な魚についての情報が入ってくるのは、すごく有難い。
釣り情報誌にアナハゼの釣果が載ることなんてないであろう。そういう意味では謝礼を払っても良いレベルである。
さながら僕のポジションは、釣り情報の市場。
集まった情報をまた分析して(といっても釣り方のアドバイス的な話に変えるだけ)、別の友人に教えてあげる。そしたらまた情報が入ってきて・・・の繰り返し。
損得の話じゃなく、自分のしてきたことが実ったかのように感じ、しみじみと嬉しさが込み上げてくる。
では、早速その一例をご紹介しよう。
広島ではこんなのがあがっている。
主に釣果情報は広島になるのだが、ここ最近でも以下の魚が釣れている。
東広島市の名もなき波止で、良型のマダコとコウイカ(多分)とか。
大島で、アジとカサゴ、そしてでかいアナハゼとか。
ここまで釣れば初心者じゃなくね?とは思うが、それはまぁいいとして。
このエリア3つを一人で釣って回るのは無理である。それが一瞬で集まるのは、ただひたすら嬉しいし感謝しかない。
もっとも、彼らのモチベーションを保つ目的もあって、僕もたまに山口でコイとか釣り上げて、写真を送っている。
海に行けよという話だが、今日も雨なので勘弁してください。
おわりに。
現代ではLINEとか便利なものがある以上、グループを作るなどしてこういうコミュニティーを作るのはかなり簡単になった。
維持費はほぼなし。必要なのは気配りとかその辺だろうか。
ウィンウィンの関係を気付き、相互にメリットがあるこれらの取り組み。
是非皆様もやってみてはいかがだろうか?
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