俺のぬし釣り

自然の生き物とたくさん出会うことを目指して。

10000HIT記念企画。 寒波来てるけど離島で1泊2日・サバイバルフィッシングやってみた! ~第一部・希望の朝編~

これは2週間前のお話。

僕は友人立案の、とある釣行を計画していた。

それは、「離島で1泊2日、釣った魚だけで過ごし、また24時間釣りをする」というものであった。

某バラエティもビックリの体当たりっぷりである。

 

ということで、100記事を目指し、この波瀾万丈な釣行を振り返ってみようと思う。

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目的地と事前準備とか。あとルール。

 

目的地はこちら。

広島県大竹市にある、阿多田島である。

人口200人ちょい(らしい)の小さな有人島で、クロダイで有名なんだとか。

季節によってはハマチの接岸もあるらしく、近場においては胸熱なスポットである。

今回はここで1泊2日、釣り放題のサバイバルを行ったのである。

 

尚、島まではフェリーで行く。

予約をすれば車ごと渡れるので、今回もそうした。

理由は、厳寒の中、凍死だけはしたくなかったから。

 

 

atatakisen.jimdo.com

情報はこちらに全てアリ。

友人が問い合わせたところ、日曜日はスカスカで、平日であっても朝9時の便以外は車も全然大丈夫らしい。

また、乗船時間の変更も当日まで融通が利くので、色々と有難かった。

ちなみに、料金は車一台往復7000円ちょいだった。(普通車五人乗りで、運転手分の代金含む)

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船には35分揺られるも、自販機・トイレ・喫煙所が完備されており、潮風も相まってとても快適であった。

 

さて。

事前準備に話を戻すと、20年以上釣りをしてきた僕でも、24時間耐久レースなんて未知の話である。

だから餌は大量に購入した。

青イソメ300g、砂イソメ100g、モエビとタエビは各100g。

撒き餌も2kgくらい買ったし、友人に至っては本虫を100gという気合の入りっぷり。

本虫をリクエストしたのは僕なんだけどね。

ついでに夜通し海底にぶッ込んでたら面白いかな、とキビナゴも購入してみた。

 

で、島の釣果とか衛星写真で見た様子から、以下の仕掛けを用意した。

カレイ用の投げ針、胴付仕掛け、バークレイのソフトルアー、サビキ、ブラクリなどなど。

要するに、根魚も青物も纏めてやったるぜ!という欲張りプランである。

 

こうでもしないと飯がないので、気合は大文字焼並に燃えていた。

 

次に、ルールも絡んでくるのだが、用意した備品について。

今回は某バラエティに則り、食材は原則持ち込み禁止。

小麦粉、味噌、醤油、塩コショウ、サラダ油、鍋、フライパン、まな板、その他紙皿などなどと、水6ℓをOKとした。

後は例外として酒も持ってきてみた。言い訳するとしたら、消毒用として。

尚、火が無いと色々終わりなので、ガスコンロも持って行ったことも付記しておく。

 

釣竿は磯竿、シーバスロッド、ジギングロッド(大物用がこれしかなかった)を持参。

リールは2000番、3000番、8000番と、言ってみればハチャメチャだ。

友人に至っては6本くらい持ってきていたな。滾るやる気が身体からはみ出しているかのようであった。

 

備考だが、トイレはあるような雰囲気ではあったが、あるかどうかの確証はない。

何故島に24時間以上滞在したのにそれが分からないのか。

理由は後々分かると思う。

 

さて、いよいよ当日の振り返りに入っていこう。

 

旅立ちの日に

 

乗船時間を始発にした為、距離を逆算した結果、僕の出立は朝の4:30。

釣り人にとっては普通かちょい遅くらいだが、僕は夜型の仕事であるため、この日も普通に仕事終わりは深夜1時とかであった。

そこから最後の支度をしたので、仮眠を取ろうと布団にもぐったのは朝の4時。

当然まともに寝られるワケもなく、一睡も取れないままに終わり、総起床時間14時間の状態で、僕は車を走らせるのであった。

 

2時間後、無事フェリー乗り場で友人と合流した僕は、荷物を纏め、車ごと乗船。

尚、切符は船内で買うシステムだ。

 

どこで釣るか、何を狙うかを語らいながら、僕たちは島を目指した。

澄んだ空気が心地よい。晴れ間も見えている。

 

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僕らの前途は洋々であった。

 

到着後。

 

下船した後、僕たちは島をとりあえず散策することに決めた。

場所選びをしくじると、食料がない!

 

とりあえず下船してから右に曲がるとある、防波堤をリサーチ。

 

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水深もまぁまぁで、カキといった餌もしっかりついている。

隠れ家になり得る隙間とかゴロタ石も多く、期待値は高い。

 

しかし、何故か魚影が見えない。

しばらく探しても稚魚すら見えない状況だった為、別地点へと移動した。

 

今度はこっちの波止へ。

 

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波止に上って見下ろすと、砂浜が見える。石で出来た堤防もある。

 

適度に生えている海藻も良い感じだ。

 

ということで。

 

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ここでカレイ狙いに絞り、仕掛けを振り込むことに決めた。

 

が。

幸先の悪いことに、シーバスロッドの穂先が折れた。開始早々に。

 

仕方がないので磯竿で仕掛けを振り込んだ。

 

待つこと1時間。

 

 

 

アタリは皆無。

僕の砂虫が軽くかじられた程度であったため、即座に場所を移動。

 

今度はここ。

 

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厳密にはここから見えている防波堤のヘリ、常夜灯の下辺りなのだが。

到着してしばらくは、投げ竿をぼーっと見ていた。しばらくすると、波止の上にのぼって釣りをしていた友人から、今すぐ海面を見ろとの声が飛んだ。

急いで見てみると、興奮しすぎて写真を撮り損ねるくらいのメバルの群れ!

サイズは15㎝くらいだったが、十分釣って面白いサイズだ!

 

即座に胴付仕掛けを準備する僕。

友人は撒き餌を調合し、海へ投下。

 

するとすると!

今度は10㎝弱の銀色の魚と、40cmくらいのボラの群れが接岸!

 

流れ、来ているじゃん!

僕は昂奮から鼻孔をパンパンに膨らませつつ、胴付仕掛けを投入した。

3本針で、餌はタエビ(ブツエビとも)。投入前に少し撒いて見たが、反応もあった。

 

よっしゃ、これで昼飯が食えるぜ!

僕たち二人の顔はこの時、つやつやと輝いていたことだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後。

群れは確かにある。回遊もある。

だが、餌を食わない。何故だ。

サビキにしても、仕掛けをよけて泳いでいきやがる。

潮か?寒さか?何なんだ?

 

痺れを切らし、いっそ引っかけてやろうとサビキ仕掛けを思い切りしゃくってみたりもしたが、結果は撃沈。

 

悠々と回遊する姿に心が荒んできた僕たちは、反対側の波止へと移動することを決めた。

 

が。

ここにきて風向きが変わり、ハッキリ言って暴風レベルに強まるという事態に。

さらに悪いことに、雲がちょうど太陽を隠し、気温も急落。

さらにさらに、風向きが僕らに対し完全に向かう形となり、寒さが半端ではない。

 

哀しくないのに目から涙が溢れ、花粉症でもないのに鼻水が滴る。

この時正午前だったのだが、寒さはもはや留まることを知らないという状況であった。

 

が。

神は僕たち(友人)を見放していなかった。

岩の隙間へのブラクリ投下を繰り返していた友人に、鋭いアタリが一閃。

友人が持ち上げてみると、そこに居たのは・・・。

 

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ムラソイ(たぶん)であった。

なんと、勝機はここにあったか!

 

僕も投げ仕掛けにチェンジし、根魚狙いに絞る。

するとトータル、4匹確保することができた。

 

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つーことで、久しぶりに魚種を追加である。あと66種か。思ってたより進んでるなぁ。

 

さて、ムラソイを確保したところで丁度潮止まりの時間となった為、小休憩を挟むことに。

美味しい昼ご飯を作るとしよう。

 

先ずは無理矢理三枚におろす。

 

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下処理は以上。

あとはガスコンロにフライパンを置き、油を注ぎ、熱する。

その間に小麦粉と塩コショウをまぶし、準備完了。

 

島に来て最初の食事は、ムラソイの天ぷらである。

 

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人間は野生に還ると、味覚が原始のそれに復古するようだ。

今まで食べた天ぷらの味が吹き飛ぶくらい美味であった。

心配していた磯臭さもなく、上品なお味。

お腹が満たされたかは微妙だが、胸はいっぱいになった。

 

僕たち二人は大満足で食事を終えた。

一応明記しておくが、油は再利用する為、フライパンに残している。

 

さて、これから午後の後半戦へ突入だ。

満潮の潮止まりが引き潮へ転じる時がチャンスとなる。

この機を逃さず、クロダイかグレを狙う。

 

僕たちはこの方向で一致し、次なる獲物への準備を整えるのであった。

 

つづく。

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