夏。海。海水浴。この時期、何千何万と喧伝されるフレーズである。
その為か、この時期になると海水浴場には人が溢れかえり、室内よりも暑いなんて状況もしばしばである。
そんな折、ある友人から海水浴に誘われた。
聞けば、瀬戸内海のある島に、誰からも忘れ去られたかの如く手つかずの、小さな砂浜があるのだとか。
面白そうだと感じた僕は、二つ返事でOK。当日は現地に集合し、5人くらいで昼から夜まで8時間遊び尽くした。
海水浴。釣り。BBQ。花火。色々なことをまとめて実施し、心も胸もホクホクであった。そんな満足感と共に帰路に着いた僕。
楽しかったよ。楽しかったんですよ。
ただ、未開の地が未開である理由もきちんと考察しておくべきだなと感じたわけで。
今日は、今後二の轍を踏まない為にも、ここに纏めておこうと思う。
タープは山と同じノリで張ると惨劇になる。
タープ。屋根だけのテントといえばイメージし易いだろうか。
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主にキャンプで使用し、どこでも手軽に日陰が作れるので大助かりである。
しかし、砂浜となればそうもいかない。最初から入っているような、細く短い針金のペグでは、砂浜で全く安定しないためだ。
ということで、もし海水浴場でタープを張るつもりなら、こういう砂専用のペグは必須となる。
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タープをパパッと張って良い所を見せたいのなら、こういうアイテムは揃えておいた方が吉である。
海の様子も他とは違うことがある。
海水浴場となる理想の地形は、砂地で遠浅、離岸流がない、などが挙げられる。
今回の場所は、正直全てが真逆であった。
海底はゴロタ岩だらけで割と危ない上、離岸流チックな波もあった。(誰にも近づけさせないようにしたけど)
https://weathernews.jp/s/topics/201806/280145/
また、岸から遠くに行けば行くほど深くなっているようであり、おまけに大量の海藻が漂着していた。
BBQとか釣りに特化させた行程なら、別にあまり気にならないのかもしれない。
しかし、泳ぎも取り入れたいのであれば、Googleマップでも何でもいいので、なるだけそういったポイントをチェックしておくべきだと思う。
夜間に忍び寄る魔の手。
先述の通り、その海水浴は、最後に花火をして解散であった。
それは不満もなく、普通に盛り上がったのだが、電灯用として焚いたライトに寄ってくる色々なものがエグかったのを思い出す。
例えば、ハネカクシ。
http://entame-japan-now.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_18c/entame-japan-now/yakedo.jpg
ヨコエビ。
http://gasagasa.dameda.net/shucho/2007/070924/IMG_7994.JPG
アブ(ブヨ?)。
http://soyat-info.com/wp-content/uploads/2016/05/insects-777587_640.jpg
いずれも刺されればたいへん不快な連中である。
現在も、僕の両脚には合計10か所近くの刺し跡があり、現在進行形で痒くて不快だ。
オススメとしては以下のグッズがある。しかし、花火中はくれぐれも引火させないようにご注意いただきたい。
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おまけ。
そういえば、同時に釣りを実施していたと書いた。
その成果は割と上々。4人で釣りをして以下の通り。
証拠を挙げられないのだが、実はハオコゼも釣っている。
こいつね。
で、僕が釣ったのは、ハオコゼ、ササノハベラ、キュウセンの3種。
つーことで棚ぼたながらここで魚種を3種類追加!
残りは良い感じの61種である。
終わりに。
今回は少しネガティブ色強めであったが、トータルでは僕自身の評価の向上になったのかなと。
実を言えば女性参加者も2人いたのだが、結構満足して帰っていったらしいので、色々と実りのあった会である。
(もっとも、僕と住んでいる県が違うので、その後は無いともうあきらめているけど)
次回は僕が実践した気配りとかその辺を纏める予定である。
夏休みはあと2日。色々ともっと片付けたいところである。