遡ればもう2週間近く前の話。僕は友人に誘われるまま、海水浴に出かけていた。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
で、ここで棚ぼたというか、なし崩しというかで、同行者の女子に釣りをレクチャーしなければならない場面があった。
結論から言うと、先の記事でも書いた通り、悪くないという手応えであった。
今回はエスコートとして役に立つか分からないニッチな事柄ではあるが、せっかくなのでここに纏めておくとする。
釣法について。
防波堤でサビキが理想だと思っていたが、そうとは限らないらしい。海水浴場での投げ釣りが、意外とオススメ。今回の経験を通じてそう思った。
理由は、釣りに飽きた後の遊びについての保険が大量にあるし、暑ければ水に浸かれば良い話だからである。
そして、砂泥底における投げ釣りは、結構ヒット率がよく、ボウズの可能性が少ない。
その条件を満たす場所こそ、海水浴場なのである。
無論、人でごった返した場所で釣りをしてはならないことは、一応付記しておく。
尚、餌はイソメ類なので、こちらが付けてあげる方がベター。案の定、今回の同行した女性もイソメは生理的に無理タイプであった。
教えるべきこと。
キャストの仕方。これに尽きる。
http://fishing.shimano.co.jp/product/series/nage-iroha/hioki/hikitsuri-02.html
女性は実際頼もしいもの。それだけを伝えると、あとは「やってみる!」と言われたので、そっと見守る程度で良いのかもしれない。
また、なるべく軽い仕掛けを渡してあげるのが良い。オモリは8号とかでも結構飛ぶ。
エギングロッドに2500番のリール、8号のオモリくらいが、その時は適切であった。
そして、釣れてからで良いのだが、危険な魚は触れる前に教えなければならない。ハオコゼが代表格だが、フグも歯が鋭く危ない。
それ以外にも、アカエイとかがそれに当たる。
海から病院コースになったら色々と最悪である。留意しなければならない。
勿論、根掛かりやオマツリ、針外しの際は率先してやってあげるべし。やりたいと言われて初めて、実際にやらせてあげれば良い。
その後。
シロギスやチヌといった、刺身が美味しい魚(場所によるけど)が釣れたら、刺身か何かで振る舞ってあげるのがオススメ。
ただ、衛生上の理由から拒否する人も少なからずいるので、そこは様子を見つつである。
教えて、釣らせて、調理して振る舞う。
女性に限った話ではないが、この流れはテンプレートとして覚えておきたいところである。
終わりに。
昨今、アウトドアでリードできる男は人気が高いという。
ただしイケ・・・と言いたくなるが、そういうのにはぶてて何もしない輩よりは高評価になるハズである。
意外と日常に近いスポーツ?娯楽?に位置付けられている釣りについても、行ってみたいという女子は多い。少なくとも僕の周りではそうである。
いざという時に活躍できるよう、こういった知識も入れておくべきだと思う。僕は20代を折り返した。
チャンスはこれからどうなるか。一度バラしたら次の時合まで長い。気を付けねば。