俺のぬし釣り

102種類の魚を釣る。そして新たな自然の素晴らしさに出会えることを夢見て。

僕はあらゆる水産物を賞味したい。~刺身用というのを初めて見たもので~

最近、祝日があった。

日月も、特に仕事は無かった。

しかし、釣りには行っていない。

 

それは、僕がインフルにやられたから。

猛烈な熱と関節痛は、正直かなり辛かった・・・。

 

そんな状態になる数日前。

僕はもはや習慣となってきた、週末のスーパー巡りに繰り出していたのであった。

 

その日は、今度こそアジが食べたかった。

しかし、やはりアジの人気はすさまじい。

その日の丸物は見事に完売していたのであった。

 

残っていたそれらは、例えばヒラメだったり、タチウオだったり、車エビだったりと、準備無しで料理するのはしんどい海の幸ばかり。

 

どうしたものかとそのケースを眺めていると、ヒラメの下に気になる魚が隠れていた。

 

そしてその魚の値段は900円。手ごろだ。

僕はこの魚を高級魚だと聞いたことがあるぞ。

 

普段は鍋や煮物にして食べるイメージが強い。しかし、ここでは刺身用と銘打ってあった。

 

これは面白そうじゃないか!

僕はその魚を意気揚々と買って、帰宅するのであった。

 

 

  

色味が実にめでたい魚。

 

 

そう、キンメダイだ。

 

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名前は有名だが、実際はどんな魚なのだろう。

Wikipediaから引用する。

 キンメダイ(金目鯛、Beryx splendens)は、キンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚

が金色に輝き、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」の名があるが、マダイクロダイなどのスズキ目スズキ亜目タイ科とは異なる種類である。

旬は冬だが四季を通じてよく脂が乗っているため、煮物にすると特に美味であるほか、白身であらゆる料理に利用できる。身は軟らかく小骨が少ないため、老人や子供にも食べやすい。しかし旬が冬季である為に荒天の影響を受け漁の安定性が確保できない事、扱う漁師の減少などの影響で漁獲高も年々減少し、水揚げが最も多い伊豆半島などで地産地消の一環でブランド化して、価格の高騰と流通量の減少が続いている。

 

という。深海魚か。だからここまで目が大きいのか。

 

そういえば、人生でキンメダイを食べたことなど、何回あっただろう。

経験値としても貴重っぽい。

 

僕は出刃包丁を握りしめ、調理を開始するのであった。

 

下ろしてみての感想。

 

 

作業に没頭してしまったため、その風景の写真は無し。

 

とりあえず刺身(とユッケ)にした完成品を先に紹介。

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切り身の特徴は、『他に似ているものが特に浮かばない』というのがまず挙げられる。

強いて言えばアマダイ系だろうか。

 

ヒラメや大型のタイのようなちょっとパサついた感じは一切なし。ねっとりといえば少々語感が汚いが、口当たりは良い。

 

味は、上品で淡泊。変な臭みなども感じられず。もうこの時点で、お値段以上の価値は感じられた。

 

さて、残ったのは、頭と骨。内臓は流石に食えないが、これらを有効活用することはできないものか。

 

そこで、アラとして分解し、ぐつぐつと煮込んでみた。

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そして完成。キンメダイのフルコースである。

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刺身は文句なしの味。寿司ネタでもし回っていれば即座に取るし、そうでなければオーダーする。それくらいの美味であった。

 

意外だったのは、アラだ。

カマ肉に当たる部位の美味さは、ヒラソとかそういう高級魚に引けを取らない。

 

しっかりと身が付いており、丁寧に骨から外せば、そのほとんどを食べることが出来た。

 

大きな目も、いわゆるデュルデュルしたところが美味く、正直今まで食った目玉の中で一番美味とさえ思った。

 

値段は一見張っているが、その価値は確実にあった。

 

今後も、少しでも興味をそそられるものを見つけたら、臆さず調理してみようと改めて思った。

 

残りはこれで95品目。

順調である。

 

駄文。

 

 

気付けばもう春真っ盛りだ。

春告魚であるメバルの釣果が、例年より良い気がする。

 

釣りに行きたい場所は山ほどある。

釣りに行きたい魚も山ほどいる。

ならば迷わず行動を起こさねば。

 

だから僕は、仕事のスケジュールをミチミチに詰めてみた。

週末をこじ開けるためだ。

 

いよいよ自然と遊ぶのに楽しい季節となってきた。

不思議と心が躍っている。

 

そうだ、そろそろ、釣り、行こう。

そう思った。