俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

僕はあらゆる水産物を賞味したい。~おすすめの意外な調理方法を述べる!~

ふと気づいたが、釣り仲間からあまり尋ねられないことがある。それは、『この魚ってどう食べたら美味しいのか』ということである。

 

釣りを趣味にする友達は、もれなく食べるところまでセットとしている。しかしながら、レシピは大抵唐揚げ・刺身・煮つけのどれかに落ち着く。

 

無論これらの調理法でも美味しいのだが・・・。調理法の知識が少ないと、とても勿体ないなぁと僕は感じるわけで。

 

そこで今日は、色々な可能性を伝えるというのを目的に、個人的なお気に入り調理法を列挙しようと思う。

 

 

  

炙り

 

こちらは、先日スーパーで買ってきたアジを、自分で刺身にしたものである。

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分かりづらいのだが、写真内右2つが炙りである。

 

表面をバーナーで軽く炙るだけで、ここまで美味さが増すのかと、感動するくらいだ。

 

調理法は至ってシンプル。刺身にしたものを、バーナーで数秒程度炙るだけ。これで香ばしさが大きくプラスされ、魚特有の生臭さが軽減される

 

バーナーそのものも、炙りに特化した仕様でも2000円程度だ。また、ガスはコンビニで買える。

 

余談だが、脂が多い魚程、炙りが美味しい。アジ、サバ、ブリなどはもれなく美味しかった。

 

しかし、脂身が少ない魚種(例えばシロギスやタイなど)は、炙ることでややパサつくこともあるので、魚種によりけりであるとも言える。

 

なんちゃって塩焼き

 

クックパッドで面白いレシピを見つけた。

cookpad.com

 

 

グリルが無くても塩焼きチックなものが作れるというそれだ。正直、確かに雰囲気は塩焼きっぽい。

 

乱暴に言えば、塩を振った魚をアルミで二重にくるみ、1㎝程度の水を張ったフライパンで20分、中火で蒸すというもの。

 

水が早々に無くならないよう、蓋をするのをお忘れなく。

 

最終的にアルミを開けて水分を飛ばし、表面をパリッとさせれば、塩焼きっぽくなるというワケだ。

 

案外、釣魚のレシピに塩焼きを加える人は少ない。独り暮らしの賃貸であればなおさらだ。

 

シンプルイズベストとはよく言ったもので、素朴な塩焼きもまた、とても美味しく食べられる

 

表面の焦げが足りなければ、それこそ先述のバーナーで足せば良い

 

実際この調理法でサンマとアユを最近塩焼きにしたが、グリルに負けず劣らずの美味であった。

 

諦めていたカマの塩焼きも、いずれこれでやってみたいと考えている。

 

ムニエル

 

魚に小麦粉をまぶし、バターをしいたフライパンで炒める。これだけ

 

しかし、この簡単な工夫で、白身魚の美味さがグッと引き立つ。強くそう思う。

 

大抵はシタビラメやサケを材料とするものだが、それ以外の魚もちゃんと美味しい。

 

昔、広島県の阿多田島でベラを爆釣したことがある。26㎝のそれを筆頭に、20匹以上釣ったのをハッキリ覚えている。

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※これの右上のが、僕が言うベラ。(実際釣ったのはまた別)

 

当然、帰ってから調理法には難儀した。ベラは何にして食べたら美味しいんだ

 

そこで閃いたのが、『ムニエル』であった。そしてその読みは的中した。

 

『ベラってこんなにも美味かったのか!』そう感じられる美味しさ。クセも無く、淡泊な白身がバターとの相性抜群。

 

正直たまに思い出して、スーパーでベラを探してみることもある。マイナーな魚ゆえ、店頭に並ぶことはあまりないのだが・・・。

 

ここからは私見だが、多分カサゴメバルといったロックフィッシュも、ムニエルにすると美味い。

 

身体がずんぐりしているため切り身にしておく必要はあるが、その手間をかけてもお釣りがくる美味しさではなかろうか。

 

終わりに。

 

ここに挙げたのはあくまでも一例。

 

釣魚の料理法をまとめた本はときたま読み返すし、たまに海外の魚レシピを調べたりもする。

 

特に最近は、異国の料理に興味がある。

 

これでもか!とハーブを混ぜたり、アボカドを敢えてカルパッチョにしたり・・。

 

実際に作ってみて美味いそれがあったら、今後もここでシェアしていく所存だ。

 

梅雨時で釣りに全く出られていないため、今日も今日でこういう記事になってしまったが・・・。

 

お役に立てれば嬉しい。

 

魚の美味さを引き出す方法は、意外と奥深いのである。