俺のぬし釣り

102種類の魚を釣る。そして新たな自然の素晴らしさに出会えることを夢見て。

ありとあらゆる魚種と出会える。『山口県山口市秋穂・あかせビーチ』

―この記事は、実のところ『別館(未開設)』用としてしたためたのだが・・

 

本業の鬼の多忙っぷりにやられ、一向に目途が立たない。このままでは記事のシーズンが終わるおそれがあったので、思い切ってこちらで公開する。

 

以下、本文。

 

 

今日は、山口県山口市秋穂・あかせビーチ』を紹介する。

 

 

別名『中道海水浴場』とも言うらしく、認知度はそうでもないものの、海水浴場としては極めて優れていると僕は思っている場所だ。

 

水の透明度は高く、また遠浅の綺麗な砂地であるため、溺没や裂傷のリスクはあまりない。

 

最初にここに連れていってもらってから10数年以上経つが、離岸流を見たことも、それにさらわれたこともない。

 

自分にとっても思い入れが強い場所である。

 

そしてここは、はっきり釣り場としても優秀だ。

 

『遠浅』の『砂地』であるため、ここにももちろん『シロギス』が大量に生息している。

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以前アップしたこの釣果も、実はここで獲っている。

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しかも午前中の2時間程度で、だ。

 

 実はここまでなら、全国の釣り情報誌に出ることもままある。

 

しかし、この場所にはまだまだ隠された魅力が潜んでいる。今日はそれを余すことなく伝えたいと思う。

 

 

  

釣り場の概要。

 

釣り場の概要としてはややズレるが、最近HPが出来たらしい。

akase-beach.jimdo.com

 

角島と比べたらさすがにアレだが、それでも素晴らしい海水浴場であると伝わるのではなかろうか。

 

海水浴客のゾーンは、駐車場から見て右手側がメインとなる。

 

つまり、釣り目的であれば、駐車場から見て左手にズッと歩いた先まで行くべきだ。

 

人がいれば針なんて危ないし、そもそも魚は散る。ここは海水浴場。優先順位を間違えてはいけない。

 

ちなみに上記の写真の釣果を獲った時は、時間帯は満ち始め3時間~満潮までで、潮は大潮であった。

 

釣り場としてのここの魅力とは?

 

先に言うが、『とてつもない魚種の多さ』である。正直、ここまで多様な場所は、ほとんど見たことが無い。

 

小さい頃はよくシュノーケルを付けて、深さ1m程度のところまで潜って遊んでいたものである。

 

そのとき目撃した生物を列挙するだけでも、相当な数になる。

 

シロギス、サビハゼ、クサフグ、イシモチ(多分)、クロダイアカエイ、カレイ、コショウダイ、ヨウジウオ、メゴチ、ツメタガイ、ガザミ、タイラギ、マゴチ、イイダコ・・・

 

また、波打ち際にアオリイカと思われる卵が漂着していたこともある。

 

夜間は進入禁止なので手は出せないが、イカまで生息していることが分かる。

 

色々な生き物が一堂に会している様子は、まさに天然の水族館だと僕は思う。

 

では、続いてオススメの釣法を提案していく。

 

とにかく数を獲るための釣法。

 

ここはまとまって数が釣れるため、『置き竿は不要』である。というか、そうしているとトータルの数が伸び悩む。

 

メゴチやヒトデもちゃんと生息しているため、そいつらの餌食にもなりかねない。

 

立派な競技用の竿は不要。エギングロッドやシーバスロッドで十分だ

 

これまた2500番台のリールを付けて、30m程度のキャスト→棒引き→停止を繰り返すだけで良い。

 

アタリがあったら、一度手を止めて、全ての針にシロギスを掛けるようにしよう。そうすることで、同時にたくさん釣れる。

 

尚、ここはサイズの良い物がほとんど出ない。せいぜい15㎝くらいであるため、大物が狙いたいなら別の場所に行こう。

 

次に、餌。もはや分かりきった答えだが、『砂イソメ』が最強だ。

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実験として青虫も使ってみたが、やはり砂イソメには劣った。

 

(ただ一度クロダイがヒットしたこともあるため、一発大穴狙いで持っておくのはありかも)

 

そして、チロリや本虫はよく分からない。どうでもいい話だが、僕は不思議と高級な餌を使いたいという気持ちにならない。

 

さて、次に針について。

 

色々提案したいものはあるのだが、実績と言う意味ではこのシリーズが良い。

 

 

煌びやかなフラッシュがシロギスを刺激するのか、これで挑むとやたらに食いが良い

 

かつ素早く口元にかかるため、針を飲み込まれることも少なく、手返しのスピードを速いままに保てる。

 

針のサイズは9号前後が良いかなと思う。大きすぎると、アタリが遠のく。

 

さて。

 

できれば2~3人の同行者を募り、2~3時間を釣りに集中する覚悟で行けば、50匹の壁も超えてくる。

 

僕はそれくらいのポテンシャルを持った釣り場だと考えている。

 

―とはいえ、繰り返すが、ここは海水浴場である。

 

タープやグリルを用意しておけば、納竿後も楽しい時間になるのではないだろうか。今夏の提案として如何だろう。

 

ではここから、『釣ったことはないけれど、生息していると思われる魚』の釣り方、その提案を書いてみる。

 

まだ見ぬ魚種を求めて。

 

クロダイは狙い目だ。過去、足元まで寄せて、そこでバラしてしまった。(25㎝くらいだった記憶がある)

 

その時の餌は青虫で、40mくらいフルキャストしてちょっと待っていた時だった。時間帯は夕方。

 

そして、僕が一番気になっているのがコショウダイである。

https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/379/Thumb630/koshoudai.jpg

 

小さい頃に図鑑でみて稚魚を知っていたため、小魚がコショウダイの子だと分かったのだが・・。

 

では一体親はどこに居るのだろうか?

 

釣りのシーズンは産卵を終えた後の6~9月とあるため、確実に近辺に生息しているはずだ。

 

釣法としてはオキアミや青イソメを使ったフカセ・ぶっこみ釣りが良いと聞いた。

 

これはいずれ、秋穂近辺の防波堤などに、リサーチの旅に出てみようと思う。

 

自由研究としても優れているかもしれない。

 

繰り返しになるが、ここの生態系は多様だ。

 

メダカ網をもって、アマモをあさってみたり、岩をひっくり返したりすると、色々な生き物に出会える。

 

例えば、岩の下には、カニダマシなんてキテレツな造形のカニがいる。

https://www.outdoorfoodgathering.jp/wp-content/uploads/KIMG1578.jpg

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イソスジエビというモエビそっくりなそれも隠れていることが多い。

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また、砂に潜むシャコの仲間なんてのも居る。運が良ければ、タコにも出会える。

 

そしてアマモの中には、ヨウジウオが潜んでいることもある。

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極めて細い魚であり、水槽に入れておくとユーモラスな動きをする。

 

そして、隠れ家となる海藻地帯は、やはり種々雑多の稚魚の群れが多く潜んでいる。

 

先に述べたコショウダイの稚魚や、クロダイの稚魚、そしてアカエイの稚魚(といっても20㎝くらい)は全て、このアマモ地帯で目撃している。

 

生き物に触れたくてうずうずしている子ども(大人でも良いけれど)にとっても、やはりここは面白い場所である。

 

その他。

 

最後にこのロケーションについてつらつらと。

 

何度も念を押すが、ここは海水浴場だ。釣り人が海水浴客に配慮しなければならない。

 

その意味を履き違えると、そもそも釣竿の持ち込みが禁止されることにも繋がる。

 

個人のエゴで、こんな稀有の釣り場を潰すことがないようにお願いしたい。

 

尚ここにはシャワーがあり、帰りしなに身をキレイにすることもできる。駐車料金は500円だ。

 

そしてここがオープンするのは7月中旬と書かれている。

 

しかし数年前、7月三週目の土曜に行って、『今日からなんよ』と言われたため、そこが一つの基準なのかもしれない。

 

ここに行くまでに、方向によってはローソンやコメリがあるものの、決して近いとは言えない。

 

必要物品がある場合は、事前にリストアップの上、あらかじめ準備しておくことを推奨する。

 

直射日光は、遮るものがないために勿論キツい。可能であれば、パラソルやタープも用意しておこう。

 

―こうして夏真っ盛りの話を書いていると、柄にもなくテンションが高まってきた。

 

窓の外に目をやると、日光が燦々と降り注いでいる。

 

今夏はきちんと釣って、泳いで、楽しんで、人生最高に満喫してやろうと思う。

 

僕はあとちょっとで、またひとつ年を取る。

 

いくつになっても楽しいものは楽しい。これからもそうありたい。