最近、マジでやたらとアナゴが釣れる。
先日も新規開拓した防波堤で、良型のアナゴを獲った。
その前は萩でも釣ったし、
さらにその前には適当な防波堤で5匹ほど釣り上げている。一体何が起きているのだろう?
ここまで極端にアナゴが釣れまくる年は記憶にない。仕事柄夜釣りばかりになるのが要因だとしても、やたら大量に釣れる。
なにか良く釣れる条件というか、共通項みたいなのがあるのだろうか。
今日はそれを手短に考えて、そしてまとめてみる。
釣り場の環境について。
前提として、僕はアナゴを全て夜釣りで釣っている。昼間に釣り上げたことは、今までに一度もない。
その上で、今年アナゴを釣った時をよく思い出してみた。コンディションや場所等、色々と類似点を考えた。
すると、当たり前にしか思えないが、一つだけ共通点を見つけた。それは、海底が砂泥底であること。
上記のアナゴを釣った地点の海底は全て、日本海・瀬戸内海問わず、ジャリではなく完全に砂か泥で覆われている。
もしアナゴを狙いたいのであれば、岩礁帯とか砂利だらけの場所よりは、砂泥底の場所を攻めるのがオススメだと思う。
釣法について。
仕掛けは結構色々と使った。シロギス針の13号にヒットしたり、専用のアナゴ仕掛けにヒットしたりと、まちまちである。
青のケミホタルにも、黄のそれにも、そもそも何も付けていない仕掛けにもアタックしてきたため、この辺りは関連性が薄いのだろうか。
ただ、これも一つ思い当たるフシがある。
それは、どれもこれも5~10分近く放置した結果、向こうアワセでヒットしているということだ。
実際、萩のアナゴは、別の人のこんがらがった仕掛けを解くため、竿を長時間放置したらガツンとヒットした。
先日のアナゴも同じだ。キャストしてからのんびりタバコを2本くらい吸っていたら、これまたガツンと竿がしなった。
シロギスみたく常に巻きながら探るのは、効果としては薄いのだろうか。確かに、ずっと探りながらの釣法でアナゴを釣ったことは無い。
余談だが、人生で釣り上げたアナゴの90%くらいは、5㎝以上の大型の青イソメを使っている。
一度だけ砂イソメを房掛けにした良く分からないそれにヒットしたこともあるが、圧倒的に青イソメの方が有利だと言える。
尚、サンマ等の切り身でも釣れるらしい。今度機会があれば試してみようと思う。
終わりに。
超乱暴にまとめたら以下の通りになる。
【砂泥底の場所で、大きい青虫を餌にしてキャストし、10分くらい放置!】
勿論、時間帯は日没後とか、大潮~中潮でないと釣りづらいとか、そういった要素はあるけれど、上記の一文に全てが集約されている感じはある。
アナゴのシーズンは、去年通りでいけば、多分あとひと月以上は続くと思う。(水温も高いし)
今回もまた、しっかり血抜きの上、刺身でアナゴを頂いた。
やはり脂の乗ったエンガワと形容するのがしっくりくる。つまり、美味いのだ。
居酒屋でも稀だし、スーパーに並ぶことも基本無い。釣り人の特権であるとも言える調理法だ。
さて。
せっかくなら2桁を目指したいということで、来週辺りにまたアナゴ釣りへ出ようと考えている。
結果はもちろん、ここで報告する予定だ。それでは、今日はここまで。