3月になったら多少暇になるかと思ったが、それはただの気のせいであったらしく、相変わらず釣りに出かけられない日々が続く。
さすがにこれ以上の放置はマズいので、今日は久しぶりに釣り場を紹介する記事を書こうっと。
実はここ、20年以上前から釣行に出掛け続けている思い出の場所であり、回数は100、釣った数は300を超えているという自負がある。
釣り情報誌にも何度か登場する場所なのだが、この記事ではそこに載らないようなマイナー情報を書いてみようと思う。
では、以下詳細。
南側堤防の特徴。
中関埠頭には向きが二つあり、まずは↓のサイドの話をする。
岩が積んであるエリアが見えると思うが、ここは実は隠れたチヌ釣りのメッカ。
がまかつの超高級ロッドを持った中年男性が、熱心にチヌを狙っている姿をよく見てきた。実際、40㎝くらいのそれを釣るところも目撃したことがある。
どうやらフカセではなくダンゴ釣りで狙うものらしい。詳細はこのページに詳しい。↓
ただ、それだけではない。この辺は、実は投げ釣りも面白い。
例えば、この岩礁帯沿いを丁寧に探れば、アイナメ、カサゴ、クジメなどがお目見えする。(ハオコゼもだけど)
また、かつてここで23㎝のシロギスを釣ったこともある。沖は砂泥底らしく、カレイの釣果も時々あるくらいだ。
5月ごろはウミタナゴ、コノシロ、ボラ、アジなどの接岸もあり、サビキ釣りも楽しい。尚、こちらは防波堤の上から行わないと釣れない。
他に見たことがある魚種だと、メバル、キヌバリ、メゴチ、イトヒキハゼ、アナゴ、イイダコ、シャコ、マゴチなど、多種多様である。
つまり、広い釣りに対応したのがコッチ、という印象である。
では次、西側堤防について。
西側堤防の特徴。
こちらは実のところ、あまり際立った釣果を聞かない。僕があまり近づかないからなんだろうけど。
ただ、季節をピンポイントで当てると、大量の釣果が見込める場所でもある。
例えば初夏。最大15㎝程度のアジが接岸し、サビキやアジングなどで楽しく釣りをすることが可能。
また秋口には大量のカマスが接岸することもある。ライトジギングで狙ってみるのも一手。
噂によれば、ベイトの接岸に合わせてハマチが入ってくることさえあるのだとか。これは熱い話である。
ちなみに、極めて稀だが、マダイの稚魚やカワハギが釣れたこともある。こちらはこちらで、やはり魚種が多い。
しかも北とは違った顔ぶれで、魚好きの僕にはたまらない釣り場に相違はない。
余談だが、この魚拓を取ったカレイは、こちらの東側で釣れたモノだ。
押しなべて言えば、中関新埠頭はどちらにしても投げ釣りとサビキが熱い場所。そう考えて問題なさそうである。
一つ注意事項。
ではこんな素晴らしい釣り場に、僕は今通っているのか?という話だが・・・。
実のところ、ここ2年は1,2回しか行っていない。
理由は、気のせいならアレなのだが、漁師にあてこすりのような妨害を受けることが増えたからだ。
無論、釣り人はあくまで釣り場を使わせてもらっている側であり、本来そこが仕事場である漁師には何も言えたクチではない。
とはいえ、例えば撒き餌で寄せたアジの群れのど真ん中に網を打たれたり、防波堤の岸スレスレを旋回されたりすれば、さすがに足は遠のく。
こういうことが連続したので、恐らくここの漁師さんは近年、相当マナーの悪い釣り人に悩まされてきたのだろうと独りごちている。
だから僕としても、この釣り場からフェードアウトする方が得策と考えた次第である。まぁ、直近の状況はちょっとわからないけれど。
ということで良い釣り場なのには違いないのだが、早朝、漁のホットタイムはもしかしたら釣りづらい状況が続いているかもしれない。
行かれる場合は、そこだけ留意していただけるとありがたし。
ということでざっくり足掛け1800字程度の記事であったが、僕が知っていることは全て書いたつもりである。
この近辺には、中関マリーナや向島などの優れた釣り場が集中している。順繰りに巡ってみるのも面白い。
5月、この辺には大量の青魚が接岸する。さすがに今年は足を運んでみようと思う。
ということで今日はこの辺で。来週は休みが欲しいところです、ハイ。