お久しぶりです!
しばらく記事も書かずに何をしていたかというと、
鹿児島県の沖にぽっかり浮かぶ島で、俗世間のしがらみを忘れ、繁忙な日常で暮らす中で忘れてしまった、閑静な心を取り戻すということをしていたわけで。
ま、平たく言えばただのバカンスだったんだけど。
しかし、ただ南の島に行って、「太陽がいっぱいだなぁ~」とかだけ感じてたんじゃもったいない。
ということで、頑張って持ってきた釣竿片手に、僕は南の海へ出陣した。
仕掛けについて。
島の特徴として、まずは基本流れが強い。
ただのウキ釣りなんかだと、波の影響で仕掛けがうまいこと沈まないように感じた。
シュノーケルをつけてちょろっと潜ってみてわかったけど、島の魚は海底付近、あるいは岩場の下に多数生息していた。
ということでここを上手いこと突ける仕掛けにせねば。
そこで今回は、投げ釣りと胴付き仕掛けをメインに据えて、釣りをしてみた。
ちなみに胴付き仕掛けとは、簡単にイラストにすればこんな感じ。↓
仕掛けが速く沈み、海底付近を探りやすいので、好きな釣法の一つだ。
あとは少し重めの仕掛けを扱えるので、飛距離が出るのも好き。
餌は地元の釣具屋で買った、オキアミとイカの切り身。あとは海で採集した豆ガニだ。
本州の釣りが通用するかはわからないが、とりあえずやってみることにした。何事もトライアンドエラーだ。そう言い聞かせて。
朝の海に出陣。
島に着いてすぐ胴付き仕掛けを作るのはめんどくさかったので、まずは投げ釣りを行った。
この時はまだカニを採集してなかったため、イカの切り身とオキアミをつけてみた。
ちなみに諸般の事情で、詳しい場所は明かせません。どっかの砂浜とだけお伝えしておきます。
さて。
軽く仕掛けを投入し、待つこと数刻。わりと鋭いアタリが走る。
シャッとアワセて釣り上げてみると・・・。
なんじゃこれは。
釣り上げてすぐの写真を撮ってないので、すでに調理済みであるが、奥の魚がそうである。
顔立ちだけ見ればイサキの仲間に見えるが・・・。シマイサキ科でもイサキ科でも調べてみたが、該当する魚がいない。
うん、そろそろ図書館に行って魚図鑑を読まねばならない気がする。
とりあえずこんなん本州じゃ見たことないな。尚、磯魚っぽい淡泊な味がした。
このままの勢いでどんどん・・。と思ったが、投げ釣りは割と不振だった。
変なイサキっぽい魚を最後に、1時間くらい釣れなくなり、寒くなってきたのでこの日は退散した。
翌日。
することがなかったので、再び海に出た。今回はめんどくさがらずに胴付き仕掛けを作って、オキアミとイカを餌にトライ。
岩場ギリギリを流していると、仕掛けが変な方向に走り始めた。そこで思いっきりアワせてみると、なんか重たい引きが。
釣り上げてみると、僕の中ではお馴染みの、カンモンハタであった。
大きさも良い感じ。
この後刺身で食ったけど、正直焼いた方が美味しい気がする。
写真には撮り忘れたけど、スズメダイのちっちゃいのも釣った。流石に5㎝くらいのは小さすぎる。リリースした。
後で調べたところ、クロスズメダイっていう種類っぽい。
と、こんな感じで振り返ってみたが・・・。
実は長い滞在期間中、朝の釣りには2回しか行っていない。理由としては、午前中は総じて大事な用事があった為だ。
正直なところ、力を入れたのは夜釣りで、それには毎日のように行った。
ということで本番は夜編にて!
つづく!
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