俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

秋にするキャンプのススメ。

 

秋である。

夏休みが終わり、陰鬱そうな顔をしていた中学生も、次第に顔色が戻ってきたという具合である。

夏といえば海だのキャンプだの、キャッキャするイベントが多いが、秋は少しばかり落ち着くイメージだ。

 

 

・・・何故だ?

海水浴はちょっと寒いが、プールはジムに行けば泳げるし、スイカだって好きに食えば良い。

多分休暇が取れないとかそんなんだろうが、年中休暇が取りづらい職種の人からすれば、割と季節に左右されないのではなかろうか。

 

ってことで僕は、秋にキャンプをしてみることをオススメする。

実際に大学4年の頃に、1泊2日でやった。

 

その時の反省と感想を述べた上で、この秋キャンプをつらつらと推奨する。

 

  

 

秋にやるキャンプの良かった点たち。

 

 

僕がそれを企画し実施したのは、大体9月頃の話であった。

大学の夏休みがやたら長いことを利用し、夏の最後の最後まで粘ったという具合である。

 

まず、予約が滅茶苦茶取りやすい。

ケビンもテントも何もかもスカスカで、トイレに近い一等地のテントを一発借りすることもできた。(お金が無かったのでケビンは取らず。取ろうと思えば取れた)

 

次に、9月でも山は極めて涼しい。

日が沈んでからは、むしろ肌寒いくらいだ。上着は必須。

昼間は汗をだらだら・・ってのもいいっちゃいいが、そういうのが嫌いな人には、秋の方が向いている。キャンプ場にはあんまりシャワー室とか無いので、汗をかいたら終わりという人にも、やはり涼しい秋はオススメだ。

 

最後に、虫が少ない。

蚊に刺されたのは、5人いた参加者の内一人で、しかも一回だけ。正直大体の参加者はデ○であり、蚊の好きな二酸化炭素をガンガン出す種族だったのだが、かようなまでに無傷かと思ったものである。

電灯に群がる蛾も少なく、静かな夜だったなぁと振り返れば思う。

 

秋にやるキャンプの弱点とは?

 

 

マイナス面もきちんと述べねばなるまい。

まず、遊びどころが大体閉まっている。

そのキャンプ場には釣り堀が無かったため、色々な釣り堀を探し予約の電話をしたのだが、結局最寄りでも15㎞先のところになってしまった。

といった具合で、キャンプ場内に遊び場があれば別だが、アウトドアな遊び場は閉まっていることが多いので注意である。

 

次に、日が沈むのが早い。

f:id:pochihiko_inunosuke:20170917162810j:plain

19:00頃でコレ。

寒くなるのも早ければ、ランタンを点ける必要が出てくるのも早い。

夏真っ最中のノリで悠長にやっていると、肌寒い中、そして暗闇の中の晩餐とかになってしまう。

こうなれば、パラレルワールドからモテる自分を引っ張ってきたとかで女性とキャンプできたとしても、不評になること請け合いである。

 

最後に、何か重複するが、虫がいない。

クワガタもカブトもセミも何もかもがいない。

どうぶつの森だったら高価で売れる昆虫たちが、もう秋になれば姿を消しまくるのだ。

これ、良い点じゃんと思う人もいれば、僕の如く寂しいと感じる人もいるので、どっちつかずな点だとは言えるけど。

 

僕がしくったことからの注意点。

 

 

道具を買い足しまくるのは止めよう。

 

 

僕がキャンプを企画した理由は、マンガ「よつばと!」の影響である。

よつばと! 12 (電撃コミックス) よつばと! 12 (電撃コミックス)
あずま きよひこ

アスキー・メディアワークス
売り上げランキング : 23180

Amazonで詳しく見る by AZlink

この巻にキャンプのくだりがあり、それに強く憧れたのが強い。

で、この回にはモノスゲー量のグッズが登場し、僕は大興奮でAmazonを漁った。

 

結果、高級なトング、火が着きやすくなる何か、自分用グリル、そのグリルを入れるための袋、さらにそのグリルのオプションの鉄板、イス6脚、タープ、刺身包丁、ガスバーナー・・・・・・

 

とかまぁ、30000円くらい出費しちゃったのである。

が、上記は買った後に何度も何度も使っている、コスパに優れた連中だ。

勢いで買ったら全然使わねーじゃん・・というのも下に纏めておく。

 

竹串100本、アルミホイル、大量の洗剤、地雷みたいな形のガスボンベ、ホワイトガソリン、ガス6本、炭5kg(一人1kgも燃やさない)、飯盒、大量のお酒・・・・

 

冷静になれば相当削れたな、色々と。

 

食料買い出し班を分散することなかれ。

 

 

過去にも書いた気がするが、僕はこのキャンプで、食料買い出し班を明確にしないという失態を犯してしまった。

結果、居住地の関係で2グループに分けてキャンプ場へ向かったのだが、その両班が5人分ずつ買ってくるというミラクルを起こしたのだ!

当然完食できず、一人1kgくらいの食材をお持ち帰りとなった。

 

両班は一つに絞ろう。もう一つはその他の買い出しでも良いし、チェックインとかテント設営のために先に到着させても良い。

無駄に食料を買いこむことはなかれ。

 

終わりに。

 

 

といった具合である。

ナントカはカントカにするもの。べき。マスト。

というみみっちい固定観念をちょいと外れてみれば、結構楽しいことは残っているものである。

スポーツ用品店に行けば、まだキャンプコーナーは健在だ。

アウトドア用品店に行けば、なおさらだ。

 

休みが取れたら僕も秋キャンプを考えたいところである。

 

次回は、ハンモックを買っていこうかな。

無駄かな。どうかな。