俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

投げ釣りポイント探し 僕の方法編。 ~無駄足を防ぎ、穴場を開拓するコツを3000字にまとめてみた~

つくづく思うが、やっぱり投げ釣りが楽しい。

 

遥か彼方へ仕掛けを飛ばす爽快感。

目に見えぬ獲物を待つ昂奮。

そして釣れた時の喜び。

 

投げ釣りに限った話じゃねーじゃんというツッコミはさておき、やっぱり僕は投げ釣りが好きである。

 

では、そんな僕であるが、一体どういうところでそれを行うのか?

 

無論、適当に闇雲に、謎の防波堤から投下したりはしない

 

明らかな磯でキャスティングといったアホなこともしない

 

新開拓する場であれば、ある程度の目星を付けてからそこへ向かう

 

今日は、自分なりの投げ釣り神ロケーションの探し方をまとめてみる。

 

 

  

用意するもの。

 

 

コイツに尽きる。Googleマップ

Google マップ

 

やる事は極めてシンプル。

自分の住んでいるエリアから最寄りの海を、航空写真で見る。

 

そして、海岸に沿って延々と画面をスクロールしていく。

 

すると、こんな地形が見つかる。こういうのこそ、投げ釣りのメッカ『砂浜』である

 

更に拡大して、明白な岩礁地帯が沖にあると分かる場合はパスするが、まず僕はこの『砂浜』を見つけてから、釣行を考える

 

完全な砂浜であれば、シロギスが狙い目だし、外道ではあるがベラやメゴチも生息していて賑やかだ。

 

何より、根掛かりの少なさが超嬉しい。季節が夏なら、そのままそこで遊ぶこともできる。

 

さて。

方法論もクソもないのだが、砂浜さえ見つけられれば、ポイントの選定は大体終わりだ。

 

あとは、その砂浜が良いか悪いかを判断していく作業となる。

 

以下、僕の中での、神の砂浜と、罠の砂浜の定義を述べる。

 

神の砂浜。

 

 

岩礁地帯と隣接しているポイント。

 

 

さっき岩礁地帯を否定したくせに・・・。と思われたかもしれない。

 

ただ、リスクを取ってでも、僕は岩礁地帯横に砂浜があるような、ハイブリッドなところを攻める。

 

例で言えばここ。

 

こういった岩礁砂浜隣接型の良いところは、魚の型も種類も優れているところだ。

 

定番のシロギス、カレイに加え、チヌ、アイナメカサゴの魚影も濃い。カワハギ、セイゴの姿を見ることもしばしばだ。

 

リスキーではあるが、砂浜と岩礁の境目を上手くなぞるように探れると、100%近くのアタリがある。(ハオコゼのこともあるが)

 

実績の有無は関係なく、こういう地点を見つけられたら、矢も楯もたまらず僕は出掛ける。

 

餌は砂虫と青虫を持っていけば、ほとんどのレンジをカバーできる。素晴らしい。

まさに神の砂浜である!

 

②オフシーズンの海水浴場(天然)。

 

 

海水浴場周りを探るのも楽しい。シーズン中は釣りなんてできるわけないので、オフのそれがメインとなるが。

 

マナーというかモラルとして、海水浴客が泳ぐであろう地点にキャストしないだとか、針を捨て置かないは順守するとして・・

 

実はオフシーズンのそれは、同時に優れた釣り場であることも多い。

 

まず、海水浴場であるということは、そこの砂質が人間の遊泳に適しているということ。岩だらけの海底の場所を泳ぐのなんて、もはや修行だ。

 

つまるところ、海水浴場の地形は、砂泥底が多いのだ。

 

実はその砂泥底こそ、数多の魚が好む地形でもある。中途半端に礫岩が混ざるよりよっぽど良い。

 

シーズン中に、僕はシュノーケリングを付けて軽く潜ってみたことがある。

 

見かけた魚は、カレイ、イシモチ、コショウダイクロダイ、メゴチ、シロギス、アカエイ等々・・・。

 

メジャーかどうか怪しい魚も大量にいるというワケだ。満潮時に遠投が出来れば、思わぬ大物と遭遇するかもしれない。

 

また、砂浜において釣りが出来る時間は、かなり短い。せいぜい満潮潮止まり前後2時間くらいじゃなかろうか。

 

でも、下の写真のシロギスは独りかつ1時間で獲っている。魚の活性は段違いである。

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海水浴場の注意点としては、むろんシーズン中にやらないことともう一つ、人工の砂浜は避けるべきというのがある。

 

前半は問題外だからいいとして、人工の砂浜は、文字通り後から砂を敷いたもの。そこに生物が居つくには、やはり時間が掛かる。

 

そこさえ留意すれば、天然かつオフシーズンの砂浜には、攻めてみる価値が大ありだ!

 

罠の砂浜。

 

 

①どうみても駐車ポイントが無い。

 

 

こういう地形を見つけたときは、柄にもなく興奮した。

 

『島!それなのにこの隠しステージ感!行くっきゃねぇじゃん!』

 

まだまだ20歳くらいでイキっていたためか、見つけた10分後には支度を済ませて家を出ていた。

 

道中で餌を買い、意気揚々とその地点へ向かう。頭の中で戦略を練る。そうこうしていると、僕は釣り場の1㎞くらい手前に居た。

 

しかし、探せど探せど、道が無い。どうしろと?

 

車を路肩に停車し、しばらく散策。見つからない道。萎えるモチベーション。

 

出た結論としては、『釣り具を全部背負い、歩いて山を抜ければ着けそう』というものだった。

 

ということで僕はその辺で適当に釣り糸を垂らし、アナハゼを釣って逃がして終わったのであった。

 

秘境が過ぎる砂浜は、そもそも交通手段次第ではたどり着けないことも多い。

 

自転車や単車ならまだしも、車となれば、さらにそのリスクは増える。

 

対策として、Googleマップの設定を『図』に変えてみて、道が伸びていなければパスするべきというのが挙げられる。

 

車で行ける神スポットはやすやすとは見つからない。そこは気を付けよう。

 

②ゴミ、すさまじき浜辺。

 

 

こればかりは、行ってみないと分からない。

 

特に雨後に多いのだが、千切れた海藻、メタリックブルーの何か、ペットボトルが大量に浮いている場所は、即座に変えよう。

 

水面が汚いだけであれば、海底の魚に影響はそんなになく、むしろそれが遮蔽物となり、魚の目からこちらの姿を隠してはくれる。

 

しかし、それ以上に仕掛けの回収時が面倒だ。

 

毎回毎回ゴミを引っ掛け、外し、場合によっては絡まったり、またはデカいゴミがヒットして難儀したり・・

 

手返しがむちゃくちゃ悪い。これはメンタル的に超キツい。

 

そこで魚が釣れても、ゴミまみれで上がってくるわけであり、どうにもいたたまれない。

 

雨や強風が吹いた後の海には、しっかりと注意しよう。

 

終わりに。

 

 

世の中は確かに便利になった。自分の足で探し回らなくても、結構あっさり目星は付くからだ。

 

しかし、最後の最後となれば、やはり自分の目で確認する必要がある。

 

日本は釣り場だらけであるが、その1つ1つに詳細な情報があるかと言われれば、そんなはずは無いのである。

 

となれば、『自分だけの』マル秘ポイントを開拓できる可能性も、まだまだ眠っている。

 

手前味噌だが、これらのヒントを基に、ジャンジャンバリバリ開拓していってほしい。

 

無論、マナー違反などでその釣り場を潰すことは無いようにと、先にお願いしておく。

 

※野池の探し方はコチラ↓

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com