今日はGW初日なのだが、高速道路の車の渋滞がワヤクソという情報を得たため、あまり出歩かず近場へ川釣りに行くことにした。
2週間前にフナとかを釣った時に使ったミミズがまだ残っていたので、特に釣具屋での調達は無し。コスパも良い。
前回は晩秋に行ったが、今回はもはや初夏の陽気。
同じ場所でも、釣れる魚はどうなるのか?この辺は是非とも知りたいところ。
そこで今日は、実釣の記録である。
今回の釣り場。
以前、この謎タナゴを釣った場所だ。(現在も正体は不明)
今日はこんな様子であり、いささか増水している印象だった。
ハヤの群れが泳いでいるのと、水草をコイがガッポンガッポンと口でアタックしていたのが見えた。
しかし、それ以外の生命反応は特になし。時折、コイではない何かが、川の真ん中あたりでバチャバチャしていたのが見えたくらい。
とりあえず、僕は釣りを始めることとした。
仕掛けは前回と同じ、フカセ。一応再掲すると、針は伊勢尼1号。エサはミミズである。
しばらくは、どこに魚がいるのかを探る時間になる。
岸沿いか?それとも、2mくらい先なのか?いやいや、水草のキワか?
等々、自問自答を繰り返し、ウキ下もちょこちょこと変えて、探っていく。この試行錯誤の時間が、僕の中で釣りの醍醐味でもあるのだが。
そして、水中に沈んだテトラポッドを探っていると、最初のアタリが来た。
今までにないタイプのアタリだ。ウキが2秒おきに5㎝ずつ沈む。そんな感じ。
最初はアワせても乗らなかったため、二度目はとにかく待ってみることにした。
ウキが20㎝くらい沈んだあたりで、手首を軽く返す感じでシャープにアワせる。
手ごたえあり。
回収してみると・・・。
人生で初めて釣った魚。ムギツクであった。(こちらはスッと特定できたのが嬉しい)
多分、フカセでムギツクを釣った人間は稀有なのではなかろうか。それによる価値の有無は別にして。
余談だが、ムギツクは観賞魚としても人気だという。確かに、顔も愛嬌がある。模様も何かかわいらしい。
やはり、近いうちに家に水槽を設置したい。近所の川の魚を飼って、酒を飲みつつ眺めていたい。
ムギツク1匹で、僕は色々とアイデアを膨らませるのであった。(尚、その後あのムギツクはリリースしている)
・・ただ、その後の食いはかなり渋く、餌が取られることさえ無くなった。レンジを変えてもダメ。
原因は多分、真っ昼間に行ったことにあるのだろう。前日、酒を飲んだもので。
滞在時間は1時間。やはり、川フカセは楽しい。ミミズは神。それを認識する貴重な時間であった。
これで残り魚種は58種類。
ドラスティックに魚種を稼ぐにはどうすればいいか?というのは常々考えている。
夏。
夏に何かしらの行動を起こすとしよう。
そうしよう。