俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

納竿後にも『釣り』を楽しめる方法はあるぞ!と伝えたい。

 釣り人の楽しみ方は様々だ。

 

ある人は、海に行って仕掛けを振り込んだだけで幸せだという。

 

またある人は、大物を獲ってナンボだともいう。

 

またまたある人は、家に帰ってから食べる釣魚の味が至高だと語り、一方で数多く釣れれば嬉しいと語る人もいる。

 

つまり、十人十色が過ぎるテーマなので、一般論でくくることは極めて難しいと言える。

 

では、こう言っている僕のスタンスはどうなのか?

 

僕は基本、『楽しみ尽くして、学びつくして、味わい尽くして、釣りは完了』というスタンスである。

 

どういうことか。

 

僕は、事前準備の時点から楽しいと思っているし、釣っている最中は言わずもがな、だ

 

だが同じくらいのウェイトで、実釣を通して学びを得ることも大切だし、釣った魚を美味しくいただくことも大切だと考えている。

 

 

家に帰るまでが遠足と言うが、僕にとっては、家に帰っても釣りは続く、である。

 

ということで今日は、『釣った後』にも焦点を当てて、僕なりの釣りの楽しみ方を提案していく。

 

 

  

【微グロ注意】胃の内容物から考察する。

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自分で魚を調理するのであれば、胃の内容物をチェックしておくのは極めて大切だ。

 

例えば、去年のGWに萩で釣ったアジは、胃の中から半分消化された小魚が大量に出てきた。

 

となれば、次回釣行時は、それに合わせたルアーを用意するなどで、釣れる確率が上がると分かる。

 

また、とある南の島でたまたま釣れた魚の胃を見ることで、食性が分かり、そこから先の釣行の大きなヒントとなった

 

ちなみにその時は、カニのツメなどが大量に出てきたので、磯で採集して使って爆釣となった。

 

玄界灘で釣ったハマチは、カタクチイワシが大量に出てきたため、ベイトのカラーもサイズも丸わかりであった。

 

こうした経験値は、本やネットで気軽に拾えるものではない。ちまちま経験値を積むほかない。

 

だが、こうしたニッチな知識も、突き詰めればそれは希少価値だ。

 

釣り上げた後も、こうした好奇心は持ち続けるべきだと僕は考えるのだが、如何だろうか。

 

定番以外の調理法を試してみる。

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キスなら天ぷら!メバルは煮つけ!

 

各魚には、定番とされるメニューがある。実際、ちゃんと美味いので不満は無い。

 

しかし、『何故それが定番とされているのだろう?』とか、『他に美味い食い方は無いのか?』と考えて、思考をフル回転させるのも実は面白い。

 

例えば、去年の晩秋に釣ったシロギスは、大きかったので刺身にしてみた。

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これがまた、他に無い絶品であった。釣り人プラシーボがあるとはいえ、この美味さはなかなかないと思う。

 

また、天ぷらが定番のアナゴを、敢えて唐揚げにしてみたこともある。

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こちらも、大変美味しかった。天ぷらが美味いというが、そもそも揚げ物と相性が良いのだろう。

 

ただ、失敗例もある。昔ウミタナゴを刺身にしてみたのだが、身がとても水っぽくて、なんだか残念な味であった。

 

ああいう身の魚は、火を通した方が絶対に美味しい。また、イソベラを炭火で焼いた時も、身がベチャベチャでなんだかなあであった。

 

色々残念な結果になることもあるが、常軌を敢えて外して色々な調理法を試すのは、とても面白い。

 

和風。中華。イタリアン。何でもいい。一度、『これはどうだろう?』と工夫をしてみることを、是非オススメする。

 

情報をシェアしよう。また、色々な思い出の残し方。

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SNSを使っているのなら、釣果を投稿するのも良い。興味を持ってくれた人とは、釣り仲間として繋がれるかもしれない。

 

また、そうすることで、別の人から面白い釣り情報が得られる可能性が出てくるSNSが発達した今、情報をどんどん発信する方が、見返りは大きいのだ。

 

しかも、デジタルデータにして、自分のPCやスマホ外で保管しておけば、クラッシュのリスク、容量オーバーのリスクを減らせて嬉しい。

 

次に、思い出の残し方について。  

 

変わり種として、魚拓を取るのも面白かった。

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適当に墨を塗って、半紙をベタリとするだけでも、それっぽいのは出来る。

 

※実は魚拓について、過去に記事にしてたりする。↓

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

残念なのは、基本どの部屋にも、レイアウトとしては不適というくらいであろうか?

 

さてさて。

 

次は、釣った後の写真の撮り方のちょっとしたコツについて。

 

こんな。

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こんな。

 

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こんな風に。

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一体何がコツなのか?

 

それは、比較対象を置くということだ。釣ったのが大きいのかどうかは、写真で見ると、正直比べるものがないと分からない。

 

メジャーを当てられれば一目瞭然だが、それが無ければ、タバコ、携帯、ペットボトルなど、身近なアイテムを添えてみよう。

 

こんな感じで思い出の残し方も少し工夫しておくことで、喜びとか得られるモノを何倍にも出来る。

 

ここまでやって、僕の中で釣行が終了となる。

 

面倒と言われればそれまでだが、もはや癖というか習慣なので気にならない。

 

終わりに。

 

楽しみ方が超別れるのも、釣りというものの醍醐味かもしれない。

 

リリース前提な方に言わせれば、持ち帰って食べるなんて野蛮で残酷な行為なのだろう。

 

一方、食べることまでが楽しみな方からすれば、リリース前提のヤツは釣りの面白さを分かっていないと解釈するかもしれない。

 

正直、僕は片方の立場から意見するのもされるのも、どっちもズレていると感じる。

 

楽しみ方は人それぞれだし、それで良いのであって、自分と違う価値観であっても受け入れるくらいの器量は欲しい。

 

・・ということで、今日の話は、リリース前提派の方は完全にスルーして書いたつもりである。

 

釣った後の楽しみまで考えたいという方の参考になれば、僕としては超嬉しい。