俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

『塩をチョイと使えば、刺身が超絶美味くなる!』・・・と聞いたので、試してみたよ。  

 最近、僕のFacebookに気になる記事が流れてきた。それは、

 

『塩で刺身の美味しさが格段にアップ!』

 

というニュースだ。ためしてガッテンで去年紹介されたものらしいのだが、とても気になる。

 

塩だけ?そして、格段に美味くなるだと?

 

これは試さずにはいられない。というわけで、早速僕も試してみることにしたですよ。

 

 

  

手順。

 

こちらのページを参考に、実際にやってみた。

nowkore.net

 

使うのは、安価だったマグロのブロック。

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本当はオーロラサーモンとかでやりたかったが、さすがに入荷が無かった。

 

さて。これが格段に美味くなるのか?早速始めてみよう。

 

①まな板とブロックにたっぷりと塩を振り、斜めに立てかけて30分待つ。

 

目安、塩焼きにするときより少し多めくらいだとか。抽象的だが、まぁそれは良い。

 

あまり斜めにしすぎるとズリ落ちてきたので、シンクを上手い事使って立てかけてみた。

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んで、表面をよく見てみると、水分が少しずつ出てきているのが分かる。いわゆる浸透圧ってヤツ。

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高校の時、生物で習った。仔細はすべて忘れちゃったけど。

 

30分はとりあえず放置でよいらしい。だから僕も、実はその放置中にこの記事を書いている。

 

②水で湿らせたキッチンペーパーで、塩を拭き取る。

 

マグロの場合、繊維に沿って拭き取ると、身をあまり傷めないそうな。

 

拭き取った後、ブロックの表面を指で触り、味見をし、もし塩気があればもう一度拭き取るといいのだとか。

 

思ったより何度も繰り返さないと、塩は取れてくれない。(僕は3回やった)この行程が唯一、手間がかかるものであった。

 

・・逆に言えば、この作業が手間に感じられるくらい、他の作業が楽という話なのだが。

 

③冷蔵庫でラップをかけず30分放置。

 

『また放置かよ!』という展開である。まあ、ブロックをいじくりまわす方が、不味くなる気もするけれど。実際先の記事にも、

 

刺身を美味くするコツは、無駄な水分を抜き取ること。臭みとかが一気になくなり、旨味だけが凝縮した身が出来上がる。

 

とあった。焼き魚を作るとき、キッチンペーパーで表面を拭くのは意識していたが・・

 

身から水分を抜いたことはなかったなぁ。どうなるんだろう。期待。

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ワクワクしながら冷蔵庫に入れ、その間こうしてまたブログの記事を書いている。

 

④刺身にしていただきます。

 

そういえば言ってなかったが、長い待ち時間の間に、きちんと刺身包丁を研いでおいた。抜かりはない。

 

ということで刺身にしてみたのがこちら。

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おろしてみた感覚としては、『身がずいぶん繊維質になったなぁ』というのが正直なところだ。水分が抜けているのは間違いない。

 

マグロの水っぽさがだいぶ薄れ、独特な感覚の肉を切っているような気分であった。(もちもちしていた、といえば近いかも)

 

ということで、実食。そのまま食べようかとも思ったが、さすがに醤油はつけてみた。

 

さて。一口。

 

 

 

 

あ、これ。

 

 

 

 

 

 

 

ハッキリと、美味くなっているのが分かる。無駄な水分が抜け、旨味だけが身に残っている感じ!

 

塩を拭き取り切れなかったところが少ししょっぱいが、トータルとしてはかなり美味しいぞ、コレ!

 

正直店で出てきたら600円までなら払う味だ。300円で買ったのにな。

 

塩のパワー、おそるべし。今まで食べた刺身たちも、この手法でもっかい作りたくなってきたぞ・・・!

 

極めて大満足な時間であった!

 

感想。

 

時間としては1時間ほど取られるが、放置が基本なので、時間さえ気を付ければその間色々なことができる

 

そのため、字面より時間を無駄にした感は無い。時間さえあれば、毎度やっても良いくらいだ。

 

次なる野望は、やはり大好きなサーモンで試すこと。これに尽きる。

 

いやー、何回も繰り返し言ってあれだが、ささやかな手間でここまで変わることもあるんですね。

 

超絶簡単なのに、リターンは超絶大きい。

 

ウッソ~と思いながらでも構わない。ぜひ一度、試してみてほしい。

 

きっと、感動することになるから。うん。