前日しれっと告知していたこと。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
ここで紹介していた防波堤で、シロギスは釣れるのか?という疑問の検証だ。
個人的には、確信をもって『釣れる』と思っていた。
理由は2つ。
①中道海水浴場という神スポットが近い
②海底が砂
これらの条件を満たしていて、釣れないと考える方が無理がある。
ということで今日。自分の説を確認すべく、早速釣行に繰り出してきたので、そのレポートをご紹介。
時系列レポート。
当日のコンディションは、新月の大潮。満潮はざっくりAM8:40頃だった。
そのため、朝4時に起床し、朝マズメ~潮止まりまでの短時間でサクッと帰るプランで決行。
餌は鉄板の砂虫30gと太目の青虫30g。青虫は、チヌやコショウダイが出たら良いなという淡い期待を込めて持参した。
さてさて。
AM5:30頃に釣り場に到着。全景はこんな具合。
そして冬に来た時と違い、釣り人が2人いた。(何を釣っていたのかは最後に紹介)
尚、仕掛けは最初、この辺りに投下した。
青虫ロッドは基本放置、砂イソメロッドは1分に3回くらいのペースで誘いを入れ続けた。
―最初にアタリがあったのは、釣り始めて5分もしないくらい。
誘いをかけた直後に竿先がしなった。軽くアワせて取り込むと、15㎝くらいのシロギス。
いきなりの本命に興奮した!そしてすぐに仕掛けを再投下すると、その着底直後でアタリが出た!
まさかここ、神スポットか!
ということで、ほんの数分で2匹をゲット。
幸先はものすごくよかった。
―だが、良かったのはあくまでも幸先。試練はここからであった。
目覚めるモノ達。
持ってきた青虫は、1匹5~8㎝はある大型のモノばかり。太さも5㎜程あり、これを喰うとしたらチヌやコショウダイ。
僕はそう、高をくくっていた。
だが、その青虫が、投下して1分後の回収でもこんなにされてしまうようになった。
嫌な予感がする。そしてその予感は的中する。
―そこから2時間は、とにかく夥しいくらいクサフグが釣れまくった。
ダブルなどしょっちゅうだ。針を切られることもしばしばだ。どこに投げてもフグが来る!
滅茶苦茶苦戦した。たまに本命が混ざるが、その時間帯の釣果はざっくり、
クサフグ 15匹くらい
メゴチ 3匹
シロギス 2匹(しかも1匹は取り込みの際にバラシ)
とこうなった。うわぁ、もう絶望的だぁ。
―だが、満潮1時間前くらいになると、何故かフグの猛攻がぱったりと落ち着いた。(散発的に混ざったけれど)
餌の大部分を持っていかれたため、何とか本命を出そうと四苦八苦。
誘いをかけた直後、プルプルというアタリが。正直、アタリが出た瞬間は、フグとキスの判断がつかない。
恐る恐る回収すると、12㎝程度のシロギスがそこに。あぁ、良かった・・・。
そこから納竿までは、魚種が賑やかになった。
(たぶん)ヒガンフグ。アタリが非常に強く、色々期待させられたが・・・・。
そして(たぶん)サビハゼ。PEラインでなければ出ないくらいのささやかなアタリだった。これはこれで愛嬌がある。
―んで満潮潮止まり前のAM8:30頃、餌を使い果たしたため納竿とした。
では、感想をば。
数そのものは出たが・・・。クサフグの生息数が無茶苦茶多いのが難点。確かに中道海水浴場に、クサフグの稚魚がたくさん生息しているのは知っていたけども。
もちろんシロギスは出るには出るが、エサ盗りを避ける腕に自信のある方に向けたスポットといえるかも。
なので、特別シロギスだけを狙ってここに来るのは、少しズレている気がしてならない。秋穂はもうちょっと探索してみることにしよう。
―おっと。忘れる前に、序盤でほのめかしていた、『他の釣り人』は何を釣っていたのか?ということについて、以下書いていく。
他の釣り人が釣っていた魚。
僕以外に釣り人はおじさんが2人。遠目からちらちらとみていると、明らかに投げではない仕掛けを投入し続けている。
そしてしばらくすると、1人が大きなアワセを入れた。お?もしやクロダイかな?
ガン見していると、上がってきたのは・・・。
30㎝弱はあろうかというサヨリであった。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%83%AA
なんと!ここはサヨリも釣れるのか!
ざっくり、2人はこの辺を狙っていた。いつまで釣れるかは分からないが、参考になれば嬉しい。
考察とまとめ。
朝マズメは快調にシロギスが出た。尚、全アタリは砂虫に集中していた。
そして、日が昇るにつれてクサフグが大量にヒットし始め、かつメゴチもアタるようになり、狙ってキスを釣るのがしんどかった。
次回行くとすれば、近くにある砂浜から投げてみようかなと思っている。少しはフグが減ると良いのだが。
シロギスのアタリについてだが、時間帯によって向きも距離もコロコロと変わったため、なかなかココだ!というのが伝えづらい。
出来れば同行者を募るとか、竿を2本出すとかで、広くその日のヒットレンジを探っていただければと思う。
そして帰宅後。
三枚におろし、塩で締めた。夜には臭みがすべて消えた、美味い刺身になっているはず。
今日は1週間止めていた酒を解禁する予定。楽しみだ。
―そういえば、今日、ヒガンフグとサビハゼという新顔を追加した。ということで残り魚種は51種類となった。
あれ?目標は102種類なので、51種類ということは・・。
ちょうど節目の半分に到達したことになる。あー、なんか嬉しい。遅々とした歩みだが、ついに折り返し始めたか・・。
だが、俺のぬしに設定したヒラマサはまだ獲れていない。目指すものはまだまだ多い。
求められるのは、休暇か或いは経済力か。
これからもマイペースに頑張ろう。そうしよう。
今後もちょこちょこ、のぞいていただいたら嬉しいです。よろしくお願いします!