俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

僕はあらゆる水産物を賞味したい。 ~しっとり美味しい切り身の調理法~

魚を食べる際、皆さんはどの調理法が好きだろうか。ちなみに僕は基本なんでも好きなのだが、1つだけ『そんなにハマっていないもの』がある。

 

それは【ソテー】だ。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200420154625p:plain

何故かというと、多分腕が無いだけなのだが、フライパンで作ると水気と旨味が飛んで、パサパサした感じになっちゃうからだ。

 

おまけに鮭やブリなど、少し厚みがある切り身の場合は、たま~に中まで火が通っていないこともある。このめんどくささは、意外とネックである。

 

だが気が向いた端から、刺身のブロックを買って食うわけにはいかない。僕はそこまで贅沢ができる所得者層では無いのだ。

 

だから工夫の術を考えた。

 

そして閃いた。それは、ほんの少しの『順序の変更』と、些細な『ひと手間』である。今日はそれを、なるべく詳細に紹介しようと思う。

 

 

調理プロセス。

 

まずは材料紹介。備蓄していた食材が切れたので、びくびくしながらスーパーへ行ってきた。

 

美味そうなノルウェーのサーモンと天然ブリの切り身をゲット。ちなみに、最近は筋トレ後のタンパク質補給のため、毎日魚の切り身を食っている。

 f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004214j:plain

 

まずはこれらをフライパンに並べ、塩コショウを振る。

 f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004235j:plain

 

当然だが、焦げ付きを防ぐため、油を敷いておくのを忘れずに!(何油でもいいが、僕はごま油を推す) 

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004251j:plain

 

そして、臭みを飛ばすため、表面を炒める。ここまでは同じ。 

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004305j:plain

 

さて、こっからちょいと一工夫してみよう。

 

それは、切り身が浸るか浸らないか程度に真水を入れる。それだけだ。だしの素も、全く要らない。水だけで良い。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004322j:plain

 

後は落し蓋をして、3~4分待つ。以上!

 

蓋を開ければいい感じに火が通っているし、割ってみても大変しっとりしていることが分かる。すごく美味そうだし、実際美味い。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004429j:plain

 

 さて。今回はうっかり買い忘れたため、家にあった『高菜』にしたが、あらかじめサラダっぽい野菜を皿に敷いて、その上に切り身を置けば・・・。

  

良い感じに数日分のがまとめて作れる。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421004452j:plain

 

高菜代を含めても、1食300円弱。コンビニのサバとどっこいどっこいだ。(とりあえず調理した日を含めて、3日くらいは味も鮮度?も問題なかった)

  

画像を並べるとなんかめんどくさそうだが、実際の調理時間は10分も要らない。手軽さもまた嬉しいメリットである。(無論、洗い物込み)

 

さてさて。

 

これだけでかなり満足度は高いのだが、せっかくなので、僕が日々使っているオプションの話にも触れておこう。

 

追加のお楽しみ。

 

下味をほとんど付けていないのは、日によって味付けを変えるためだ。最近は、以下の2つにハマっている。

 

まず、杉樽醤油の『橙ポン酢』だ。(ピントが合わねえ)

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421005132j:plain

sugidaru-shouyu.shop-pro.jp

 

 潮彩市場という場所でふと手に取ったもので、かつ700円弱という結構な値段がしたが・・・。

 

その額に見合う美味さがある。市販のぽん酢とは比べ物にならない濃さ・旨味!味音痴の僕でさえ、『これは美味いぜよ!』と関係ない土佐弁で興奮するくらいの逸品だ。

 

もう1つは、やたらと高いので逆に気になったこのドレッシング。(これまたピントが合わねえ)

 f:id:pochihiko_inunosuke:20200421005231j:plain

これはスーパーで買えるのだが、他のドレッシングの数倍値が張る。(5~600円くらい?叙々苑とかこれからも縁が無いのだろうが、色んなことが窺い知れる)

 

ただ、やっぱりこれまた美味い!野菜にかけて終えるのが勿体ないくらいコクがあり、もちろん魚との相性も抜群である。

 

さてさて。

 

実はまだお楽しみが残っている。それは、『ダシ』だ。 

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421005504j:plain

 

魚の脂と共に栄養分が溶け込んだスープ。捨てるのは論外だし、ただ飲むのもバカだ。例えば炊き込みご飯のだし汁として混ぜるのもいいし、雑炊にしても確実に美味い。

 

だが今日は、季節外れの独り鍋の素に使ってみた。(ヒレカツ用の豚肉、青森のニンニク、マイタケ、余ったサーモンとブリ、そして鶏もも肉をイン)

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421005526j:plain


 味見して震えた。最初に使ったごま油の旨味が、ここに来て活きている。さながら序盤に打った手が、終盤で決め手となるような興奮である。

 

切り身をテーマにしても、工夫一つでここまで美味く楽しい。それが伝われば幸いである。

 

※ただ、プリン体も溶け出しているため、痛風持ちの人は気を付けましょう。僕も薬を必ず飲んでます。

 

終わりに。

 

ってことでフルコース。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200421005727j:plain

今日調理したサーモンとブリは、かつてこのブログで食ったものだったため品目の追加はナシ。

 

しかし、コロナで先行きが見えない中、何かしらの発見や創意工夫ってすごく大事である。でなければ精神が折れて家から飛び出したくなってしまう。

 

そういうモヤモヤしてる方々にとって面白ければ、僕としては幸甚である。

 

それでは今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村