この日も朝4時起きで、コノシロ釣るぞと防府へ繰り出してきた。
満潮は6:15なので、朝マズメと完全に一致している。今度こそ釣れる、釣れんとおかしいという確信を持ち、這いずるように布団から出て向かったのだ。
撒き餌は鉄板の左と、万が一大雨でも引き返せるよう、アミエビではなくイワシミンチにしてみた。
後はそれを狂ったように乱打(ガトリング)である。
―しかしタイトルにもあるように、この日も綺麗にボウズ。ボラ数匹とサヨリの接岸は見られましたが、針へのアタックは0でしたとさ。
めでたしめでたし・・。
―ちょっと待て。誰だコノシロが釣れてると言ったのは!サッパリじゃねえか!2連続で接岸すらなかったぞコラ!
じゃあ、本当は、今何が釣れてんだよ!
―という具合でむしゃくしゃしたので、自分の目で確かめるしかない。本当は今何が釣れてるのか、僕はそのまま付近の探索へ出かけるのであった。
西浦で見つけた胸躍る証拠。
ってことで、まずは西浦に移動。すると、小茅漁港手前の名も無き方、画像に示した位置にて、心躍る証拠を発見した。
夥しいイカの墨痕だ。何イカかは知らないけど、場所的にコウイカではなかろうか。(実際付近で見たこともあるし)
※5/20追記
これはアオリイカとのこと。 ジィさん情報提供ありがとうございます!
―僕はエギングに全く興味が無いのでやる気は無いが、セイゴか何かを投げ釣りで釣りつつ、電気ウキでスッテにキビナゴ巻いて探るのはアリかもしれない。
参考にされたし。
そして小茅で気付く、【最初からこっちにすりゃよかった】という状況。
続いては安定の小茅漁港へ移動。外に向けては家族連れが1組何かを釣っていたので、内湾の岸壁を探って遊ぶことにした。
すると、やや人に慣れた猫が登場。触らせてはくれなかったが、近くに寄ってきて、ウキを熱心に眺めている。体力が18くらい回復した。
彼ら(彼女ら)に餌をやるべくサビキを垂らすも、アタリはなし。岸壁に群れていたのはベラ・スズメダイ・クサフグであり、刺し餌が無いとキツそうだ。
―そしてふと海中を見ていて気付いたが、何かデカい影がゆらゆらと揺れている。よーくみると、それは60㎝くらいあるテナガダコであった。
サビキカゴを落とすと、なんとそれをハグ。頼む、針に引っ掛かれ!と頑張ったが、すぐに手放し泳ぎ去っていった。何とまぁ。
確かにこの港にはたくさんのタコつぼが置いてあるので、もともと獲れる場所なのだろう。
イカは不思議とどうでもいいが、タコが釣れるなら、海底を棒引きしても良いかも。そう思った。
(ウキ、沈まないかなぁ)
―そして、最初からこっちに来なかったことを決定的に悔やむ出来事は、帰り際に起こった。
家族連れが、30㎝弱はありそうなコノシロを、目の前で釣り上げたのだ。喚起する彼らと唖然とする僕。
チ、ク、ショー!
―ちなみにざっくりこの辺だった。(内湾じゃない方)
さて。来週の月曜もまた、僕のオフかつ大潮で、その時間が朝マズメとぶつかっている。これまた4時起き弾丸で行くしかねぇ。
だが、次回の釣行で、どのみち僕はしばらくサビキを封印するつもりだ。何というか、疲れたから・・・。
願わくばコノシロとサヨリ、後はついでにスズメダイもバシバシっと取って、3種類一気に数を稼ぎたいところである。
どうなることやら。ま、その時はその時ですよね。
では、今日はこの辺で。
※これも一応動画にしてみました↓