僕は子どもの頃から魚が大好きである。そのせいか、母は魚料理のレシピに強くなり、父は居酒屋の魚料理に詳しくなった。
熱量をもってそんな環境に生きた僕なので、やはり未だに、『ただでさえ旨い魚を、もっと旨く食うにはどうするか?』を常々考えている。
そして今のところは、豪快ゆえの手軽さ、そして工夫すればコストを抑えられる点も相まって、『海鮮丼』こそ最強だと感じており、その調理には色々と工夫してきた。
ということで、近隣エリアの釣り情報が芳しくない今、大人しくレシピに特化した記事を今日は書いてみようと思う。
材料。
あくまで参考程度にしてほしいのだが、どれだけ多くても刺身は2ブロックで十分だ。それ以上は単純に重すぎる。
僕は赤身と白身を1つずつ選ぶのが好きだが、それは好みに応じて『サーモン全振り』とか『ヒラメ祭り』という風にしても面白い。
ちなみに今日は以下の2つをチョイスした。(トビウオとスコットランドサーモンという旨そうなヤツ)
後は意外と盲点?なのだが、海鮮丼のベースとなる米は、嫌いじゃない限り『酢飯』の方が美味い。
要は海鮮丼とは、『超でっかくて、かつ握ってない寿司』みたいなものなのだ。味のない米の握り寿司は、やはり何か物足りないのと同じ。
そして酢にも色々種類があるので、一応『手巻き寿司用』とかの方にしておくのが、無難でオススメだと言える。
―これは完全にお好みだが、僕はシソと岩ノリのふりかけが好きで、これは飯の上に敷くようにしている。気になった方は試していただきたし。
では以下、工程の話に移る。
How to cook 海鮮丼。
まず、ブロックを塩締めする。何度も言うが、上手く作れれば本当に美味さが跳ね上がる。
作業の最初に、これくらいの手間は必要である。
※詳しい作り方はコチラ↓
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
そしておろし身にした後は、冷蔵庫でキンキンに冷やしておく。
その間に、丼の方をさっさと作る。ただしコチラは、ガチで手間は掛からない。
まず、酢飯を作り、ふりかけを投下。青じそもお好みで乗せる。
そこへ冷やしていた切り身を、なるだけ丁寧に並べる。
完成。ブロックの工程を無視すれば、数分程度の作業である。
後はそれを、ホカホカの内に召しあがるだけ。ちなみに、その横に何かしらの汁ものを添えると、一層スペシャル感が出る。
ということで別に滅茶苦茶良いことがあったわけじゃないが、今日の晩酌は豪華なそれとなった。ちなみにコストは800円くらい。
そしてちゃっかり、トビウオを食うのは初めてなので、残りは56品目に変わった。いやぁ、良きかな、良きかな。
※57品目目を書いてないのだが、実はコノシロがそう。記事にはうっかり書き忘れた。
いずれは釣った魚でも作りたいものである。時にはスペシャルな魚料理を食べたい方にオススメだ。
では、今日はこの辺で。