画像フォルダを漁っていると、超大好きな『天丼』の画像が出てきて、まさに垂涎であった。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
「食いて―食いてーでも萩に行く時間も金も無い~天気悪い~よっしゃ、来週行こう!」
―しかし、一旦謎の決意をしたものの、天丼を食いたい欲はその後もマグマの如く止まらなくなった。ならもう、仕方ない。
作るか!せっかくなら、誰も作らないようなオリジナルな天丼をな!
ってことで今日は料理のお話デス。
鉄板?知るかそんなの!
僕はアマノジャクなので、いわゆるテンプレに素直に従うことに、時たま猛烈な抵抗を抱くことがある。
基本それはもはや定跡レベルに体系化された知識で発生する。例えば、メバルなら煮物だろう、みたいな。
だから今回は、インドネシアのエビやシロギス、ホタテという定番物は避けることにした。いや、大好きなんですけどね?趣旨として面白みに欠けるじゃないすか。
―あとはそのワガママと予算との駆け引きを楽しみつつ、スーパーを物色。結局、以下の2種類の具材を調達した。
ぼくのてんどん。
まず、こちら。
スーパーで見かけはするが、BBQの時以外は買おうとすらなかなか思わないエビ。
商品名が正式和名らしく、『アルゼンチンアカエビ』という。
サイズ感はそこそこ。ここから殻を剥く作業に入ったが、バナメイエビより非常に柔らかく、力業で行くと胴体が真っ二つになるほどだった。
で、調理後。触り心地の感想だが、非常に甘エビに近かった。つまり、身もまた超柔らかい。これは期待。
そして次。動画を録ったことに満足し、写真を撮らないという凡ミスをしてしまったが・・・・・・・・・。
逆に質問してみようっと。これは何でしょう?今回はシロギスの代わりとして買いました。
昔、この魚で占いをしていたからそういう漢字を当てたという噂ですが、どうなんすかねぇ。
答えはそう、『アユ』である。そろそろ美味い時期だし、揚げたそれって食ったことなかったし、選ばない手は無いね!
はい。
その後はコツが要らない粉の力を借りまして。
食欲をそそる揚げ物の音を聴きながら待つ。家の中が油臭いが、これもまた一興なり。最近閉店しちゃった、学生時代に通いまくった揚げ物屋を思い出すなぁ・・・。
そして、天つゆをぶちまけて、はい完成!アユの下処理に手間取って1時間くらい掛かったけど、まぁ妥当じゃないでしょうか。
健康にも気を付けて、いただきます!
後は味の感想ですね。
いやー、まず言いたいこと。両方ムッチャクチャ美味いやんけ!
アルゼンチンアカエビ!今までお前を軽視していてごめん!でっかい甘エビのような柔らかさ!旨味!今度からたまにはお前もエビフライにするわ!
そしてアユ!お前の天ぷらは、個人的にはシロギスのワンランク上だ!シロギスのちょっとホロホロと崩れる感じが全くない!脂も美味い!超ウマい!
―テンションが高まる・・・。溢れる・・・。今度来萩に行くときは、多分味を楽しむと同時に、美味さの秘密に意識を向けると思う。
やはり魚料理は奥が深い・・・。今度はクルマエビで作ってみようかな。だとしたら、白身魚は何で行くか?白子の天ぷら乗っけてみるかな?
―欲の数だけ夢は膨らむ。皆様もオリジナルな天丼をぜひ作ってみてほしい。
そして美味しい海産物があったら教えてほしい。僕はすぐにパクります。
ってことで今日は、『アルゼンチンアカエビ』と『アユ』を頂きましたので、残りは54品目。うぉ、半分が見えてるじゃん。
某カムイじゃないけど、ヒンナヒンナが止まらない晩飯であった。