俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

『コロナだし、三密避けたいし、でもどっか行きたいし。』―僕はそんなあなたに、"独り水族館"を推す。

水族館とは、どういう場所だろうか。

 

カップルが愛を語らう場所?子どもが親にお願いしてやってくる場所?それとも、俗世で身体にこびりついた垢を浄化する場所?

 

―これらを並べてお分かりだろうが、『一人で行く場所!』と答える強心臓はまずいないだろう。

 

・・・だが!僕はあえて逆を推す。新たな娯楽として、『独り水族館』は大いにアリだと僕は感じるのだ。

 

特にそれは、僕みたく魚のこだわりが強い人に合致する。

 

以下、どこの誰に向けたかサッパリだが、独り水族館の楽しみ方をお伝えしよう。

 

 

独り水族館のメリット。

 

①わがままなコースで楽しめる!

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僕は20歳の時と今年の頭の2度、独り水族館を楽しんでいる。その両方で強く感じたのは、自分の趣味の偏屈さだ。

 

僕は熱帯魚やイルカに全く興味が無い。それらのコーナーの滞在時間は限りなく0に近いので、女子と来たら、まず間違いなく引かれる。

 

一方、瀬戸内海の魚や、淡水魚をまとめたコーナーは大好きで、5~6分は平気で鑑賞する。女子と来たら、まず間違いなくあくびされる。

 

あとは太平洋の魚をまとめたパノラマ水槽もアツいなぁ・・・。ただし、サメやエイ以上に、岩の隙間で殺意を纏うウツボとかのが好きなんですが。

 

そしてペンギンコーナーはほぼスルー。ここで立ち止まられると、僕があくびをしちゃいそうになる。

 

・・・ってことで、僕みたいにクセが強いと、同行者を募った時点で己に嘘をつく必要が生じるのだ。それで何が楽しいのだろう?

 

やはり独り水族館の最たるメリットは、自由気ままに楽しめることだ。しかも一切気を使うことはなく。

 

心配はいらない。誰もあなたに興味はない。もちろん僕にも。

 

独りでいるからといって、Twitterにさらされたりはしない。そんな暇人はいないのだ。(もしされても、裁判で勝てるので大丈夫です)

 

②土産・昼食の代金が安く済む!

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独り水族館の後は、大抵近くの飯屋に寄る。魚を見た後に魚を食うってなんかアレだが、コースとしては大いにアリだ。

 

―同行者がいると、やはりやれ割り勘だ、寿司は嫌いだ何だかんだと、面倒ごとはよく起こる。

 

独りならば、そんなのとは無縁だ。むしろ一人ゆえに、寿司屋のカウンターに行列すっ飛ばしてすぐ入れることもある。

 

そして何より嬉しいのが、例えば寿司の高級ネタばっかり腹いっぱい食っても、3~4000円くらいに収まるところだ。

 

しかも20分くらいの滞在でチェックアウト可能。徹底して弛緩した時間を抑えられるので、僕みたいな落ち着きが無い子は独りのほうが絶対に楽しい。

 

③アドリブがむっちゃ効く!

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これは今年の話。僕はテンプレ通り、海響館→唐戸市場というコースを満喫しようと企んでいた。

 

―が、その時は到着が遅すぎて、市場はガラガラであった。ならばと二階の回転寿司コーナーに向かったが、そこは超パンパンであった。

 

しゃーなし。

 

僕は近くにあったカモンワーフってところにチェンジし、そこでメシを食った。(超美味かった!!!)

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同行者がいれば、そうもいくまい。大抵どっかで軽く揉める。でもそんなめんどくさいステップは、独りなのでゼロ。

 

尚、その後僕は『門司港』に行こうと考えて、発車した瞬間に『やっぱ止めた』と思い直した。同行者がいれば大喧嘩だ。

 

こういうアドリブをとってもだ~れも困らない。自由とはげに尊きものなり。

 

あーぁ、独りで海の中道とか行ってみようかなぁ・・・。

 

独り水族館のデメリット。

 

①話し相手はいない。

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ここからは、デメリットを無理やり書き並べてみる。

 

まず当然ながら、独りと言うことは『話し相手』がいない。ここがネックな人も多いかもしれない。

 

『なにこのエビ、きしょっ!』『マンボウ、目ぇ死んでるやん!』『うおー、ピラルクかっけぇー!』

 

・・・ってのは全部、脳内独り言で処理する必要がある。さすがに口に出したら不審者だ。

 

僕はその辺が全くもって平気なタイプだからどうでも良いのだが、喋ってないとキツいという方はハマらない可能性が大。

 

②いざという時頼れる人がいない。

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仮に独りでうろちょろしているとき、例えば財布を落としたら詰みだ。

 

僕の場合だと、免許証も失うから車を運転できないし、金も借りられないから帰ることもできない。(交番で借りられるらしいけど)

 

言い方は悪いが、同行者がいない限り保険は0となる。つまり寝坊しても、誰も起こしてくれない。

 

そんなリスクまで考えて企画する人はいないだろうが、事前にご承知おき頂きたし。

 

終わりに。

 

ってことで激しくクセが強い記事を書いてみた。でもこれは事実。僕はきっと、同じ温度で水族館を楽しめる人とは知り合わないだろう。(探す気もない)

 

―だが、別にここは家族じゃなきゃ、カップルじゃなきゃ、誰かと一緒じゃなきゃ言っちゃダメなんで場所でもないのだ。絶対に。

 

そんなんで可能性を潰されてたまるかい。

 

ヘンなところで一歩踏み出せないアナタの背中を押せるようなことが書けていれば嬉しい。僕も必ず、年内どっかで水族館に行く。

 

宮島かな?アクアスかな?それともいっそ、勇気を出して鹿児島までいこうかな?

 

夢は膨らむ。期待も膨らむ。

 

あーあ、休みが待ち遠しいぜ。

 

では今日はこの辺で。

 

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