有難いことに、詳細な釣り情報を頂いた。
花香漁港の情報、こちらにありました。
流込み近辺がハゼのポイントというのは、前記の本と同じ記述です。
百間橋は、大潮の干潮近くの時間帯は、干潟が広がってすごく釣りがしづらいと思います。
根拠は皆無ですが、河川のハゼ釣りは、水流のせいか、ハゼが鈍感か貪欲かのせいか、あまり潮によらない気がします。
干潮気味の方が、魚の密度が高くなるのでアタリの頻度が高いような気もしていますけれども。
完全に盲点だったのだが、どうやら秋穂でハゼが釣れるらしい。時期も確かにマッチする。そういえば、もう10年くらいハゼなんて釣っていないことをふと思い出した。
つまり、このブログにも未登場だ。こら、行かねばならんぜよ。
―にしても、せっかく秋穂まで車をぶっ飛ばすなら、防府に住む親戚を尋ねたいな。そして夜まで時間を潰し、結局モヤモヤするイカリベンジを果たしたい。
よし、ターゲットもコースも決めた。
狙うは『10年ぶりのマハゼ』。今日はそれらを釣るべく、秋穂と防府を駆けた一日の話である―。
秋穂・花香漁港編。
その日の潮の動きを見ると、非常にナイスな満ち引きとなっていた。
つまり、早起きすれば朝マズメ満潮に、そして夜まで粘れば次の満潮に、それぞれのターゲットを狙い釣行できるのだ。
となりゃ、土曜の時点で餌も必要ですね、と。この辺までの段取りはサクサクと進む。
はい。
秋穂で狙うはハゼなので、せっかくならば『プルプルっとした小気味よい引き』をエンジョイしたい。
ってことでチョメリグを用意したかったのだが、品切れか何かで手に入らず。仕方ないので、『立つ天秤スマッシュ』を使うことにした。
餌は万全を期して『砂イソメ』。長居する気はないので、30gのみ購入。針はちゃんとハゼ用のそれを選んどいた。
後は一路、教えてもらった港に向かうだけ。『花香漁港』って名前だという。
しかし、Googleマップとにらめっこしたが、駐車場がヨクワカラナイ。つまり、現地に着いてから探し当てるうろうろタイムが発生するかもしれない。
だから大事をとって早起き。起床は5:45で、家を出たのは6:05である。満潮の時間を考えると、我ながら極端だ。
―ところで、ド早朝はやたらとコーヒーが美味い。ほんのりと明けた空を見ながら飲むと、柄にもなく少し恍惚とした心持さえする。
ま、多分寝不足なだけなんですけどね。事故らないようにセーフティードライブ。
ついた。地図で言えばこの辺を釣り座に決定。
まずは一投目を投入し、竿を置いて動画用の撮影をし・・・・
ているといきなりのアタリ。
慌てて回収すると、まず一種類目・良型シロギスのダブルであった。
これは天ぷらに美味そうなサイズである。氷水で締めてキープする。
―しかしこの後、シロギスのアタリはついぞ出なかった。うーむ、なんだったんだろう。はぐれものなのだろうか?にしてもダブルなのは不思議。
・・・次にヒットしたのは、二種類目・チャリコである。
コイツら、引きが強いから期待するんですけどねぇ・・・・。尚、これはリリースしたが、次に釣れたチャリコは針を飲んでいたため、キープすることに決めた。
―その後、アタリは2投に1回は入るほど活性は悪くなかったが、もれなく外道扱いされる魚ばかりであった。
あと注意事項なのだが、この辺に投下したら即根掛かりしてリーダーごとオモリを失ってしまった。岩なのか、ロープなのか。多分ロープ。
全体的にアタリが出たのはほぼこの辺なので、遠投や、湾内を攻めることは不要だと思われる。
また、日が出てからはクサフグの猛攻が始まり、花香漁港だけでも6~7匹釣り上げた。(針は2つ持ってかれました)
餌ばかりが無くなるが、本命の『マハゼ』はなかなか見えず。そういうワケで、大体2時間ほど釣った後、四種類目のメゴチをもって移動とした。
花香漁港・おまけ情報
ちなみに釣り人は、長く伸びる防波堤に数名ずつ居た。何を狙っているかは不明だが、チヌの姿を見たので、もしかしたらそれかもしれない。
また、僕の後ろで雑談していたおじいちゃんたちの会話によると、『セイゴの大群が最近入ってきていた』らしい。
時間帯まではわからなかったが、ルアーやアオイソメを持って行くと、面白いかもしれない。
防府・佐波川河口編。
実は『河口』に当たるエリアで、気にはなっていたが一度も実地調査していない釣り場があった。それを思い出したので、続いてはそこを探ることに決めた。
そことは、かつてウナギを釣った貯水池の真裏だ。
釣り人の姿は過去に一度だけ見たことがあったが、何を釣っていたかは不明。
で、釣り場に着いてすぐ、驚いた。
30㎝くらいあるチヌの大群が接岸していたのだ。僕の姿を見るなり散ってしまったが、夕マズメ以降に本虫とかぶっ込んだら楽しそうである。
しかし今日のターゲットは『マハゼ』だ。そこは間違えたらあきまへん!
つーことでさっさと投入。仕掛けを巻いた感じ、多分砂地で、海藻は生えていない。根掛かりのリスクも少なく、アタリもわかりやすくて良い感じ。
・・・最初のアタリは、投入して、少しサビいて、待っているときに出た。ポーン、ポーンと2回ほど竿先を叩く感じ。そして再び止まる先端。
巻いてみると、『プルプル』という手応え。ハゼか、フグか。どっちかだと思いワクワクしながら回収。
5種類目と6種類目のダブルでした。
クロダイ(稚魚)とヒイラギだ。ちなみにヒイラギは、人生でも釣るのは初!!
これはネタとして超美味しいぜぇ!興奮しながら、ちゃんとリリース。そして急ぎ次を投下。
―次に釣れたのはクサフグであった。少しイライラしながら、リリース。
そして次。3投連続のアタリが出た。これも、1,2回ククッと引いて、それで終わりのパターン。巻くと、重いしちゃんと引く。期待できる。
回収したら、本命でした。
10年ぶりのマハゼで、7種目達成である。(何故かダルさが勝ったため、リリースしました)
その後、もう一匹マハゼを釣り、そして最後はフグに全部持って行かれ、餌切れとなり納竿した。大体10:30くらい。いやー、充実した釣行でゴザイマシタ。
佐波川河口・おまけ情報
アタリはこの辺に集中していた。つまり、遠投しても無駄だと思われる。
だが僕が一番気になっているのは、ほぼ確実にいる大物の存在だ。クロダイはもちろん、スズキ、マゴチが居ても全く不思議ではない。
となれば、それらをどう狙うか?次回試そうと思っているのは、夕マズメ以降にオタフクオモリをぶっ込んで、ひたすら粘りと待ちの長期戦を行うことだ。
餌はキビナゴか、本虫か、バイオワームか、はたまた大きな青虫か。できれば混ぜこぜでやりたいんですけどね。
これは同行者を募らないと無理なんじゃなかろうか。一人では行く気ないっす。
―てなわけで、久しぶりに魚種が豊富な釣行で、僕満足!
今この記事は、防府にある親族の家から書いている。これから仮眠をとって、少し仕事を片付けたら、イカにリベンジしにいく所存である。
ゲームも、操作方法を覚えて最初に勝つまではつまらないのだ。でも、一度壁を越えれば、楽しいハズなんだ。
この辺は結局精神論。良いように考えて、ポジティブに行きやす。
残りの魚種も一気に3種類(クロダイ・マハゼ・ヒイラギ)の追加で残り34種類になったからな!!!!やる気が出るぜ。
では今日はこの辺で。 ―zzzz
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