どちらかと言えば僕は結構トリッキーな釣り人という自負があるのだが、『この魚はこう釣るのだ』という定説を嫌っているわけでもない。
―しかしここ数年、特にこのブログを始めてからというもの、自分の中の常識がゴロゴロと変わる場面に何度も出くわすことになった。
それは釣り方もそうだし、何なら自分の中にあったヘンな固定観念も指す。とにかく、釣りを始めて20年以上経つのに、一番たくさんのことを学んでるのはここ数年だ。
今日はそんなお話をシェアしたいでごわす。
【新説1】デカいミミズは何でも釣れる!
ミミズちゃん熊太郎という有名なミミズがある。僕は今まで、その最小サイズしか使ってこなかった。
理由は、フナとかハヤの口って小さいから、デカいそれを使っても食ってこないだろぅ~と思っていたためだ。
―が、そんなのは僕の杞憂だった。デカいミミズをウナギ狙いに使ったところ、夜なのに今までミミズを使った中で、一番アタリが出たのだ。
(アタリが強烈なので、いやぁ~楽しかった!!)
実は小さいミミズを使っていた頃、全然コイがヒットしねぇなと思っていたのだが、多分口ではなく、ミミズが小さかったからだ。
僕らでも、親指くらいのサイズのおにぎりは別に食いたくないのと同じってとこだろうな。こらまた、デカいミミズで引きの楽しいフナに挑戦せんといかんですな。
【新説2】机上の勉強で釣りは上手くなる!
ぶっちゃけずっと昔から、魚釣りとは実施で練習してナンボと考えていた。ニヤニヤと釣り雑誌を読んでる暇があれば、さっさと手探りでいいから釣って来いよと。
―この常識は、この2ヶ月くらいでぶっ潰れた。
まず、僕はエギでイカを釣ったことがずっとずっと無かったのだが・・・。プロの人の知識や動作を素直に学び、実践すると・・。
結果が出たのだ。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
そしてそれは、最近の釣行であるトラウトフィッシングも同じである。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
これまたゴリゴリに知識を学んで、素直に実践したら結果が出た。うーむ、ここまで即効性があるなら、認めざるを得ない。
机上の勉強で釣りの腕は上がる。
だから僕は二度と、一生懸命釣りを"オベンキョー"する人をディスらないと誓います。(別に今まで、露骨にそうしていたわけでもねーけどさ)
【新説3】釣果情報の有無は関係ない!!
ここ数年、『釣具屋やネットで釣果情報が見当たらない場所』に、敢えてアタックするように意識している。
とはいえ、闇雲に謎の防波堤から仕掛けを振り込んでいるわけではなく、自分なりに論理立てた上での行動だ。
例えば最近とある河口を開拓したのだが・・・。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
ここは釣果情報はおろか、釣り人の姿さえ見かけないくらいの場所である。ただ、Googleマップの航空写真を見て、釣り場に行って、確信した。
ここは釣れる、と。そして今のところ、自分なりに『釣れるわな』と結論が出た場所では、ちゃんと結果が出ている。
(まぁ投稿した後で、ありがたいことに『そこは有名っすよ』と情報を裏付けしていただくことも多いのですが)
ここは例えば、『潮の流れ』とか、『海底の様子』とか、ポイントは色々あるのだが・・・。それらは既に記事にまとめたので、参考にされたし。(ステマだぜ)
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
終わりに。 ~これからも【ぬし釣りマインド】を体現する~
そんなワケで、ある程度の知識ってのは確かに効果が高いが、将棋で言う『新手』を生むには、もっと独特な観点とチャレンジが必要だな、と。
僕はそういうのを勝手に『ぬし釣りマインド』と呼んでいる。このゲームでは、万能投げ竿に棒ウキを付けて、オイカワを釣ることが肯定される。
これからも精神年齢を低いままに維持して、楽しく釣りを続けたいな、つって。
では今日はこの辺で。
※Youtubeチャンネル始めました!!