先日、超久しぶりの方から僕に通知が来た。
釣り仲間と言ったら超おこがましいのだが、7年以上前にとある遊漁船でご一緒して以来、何くれと構っていただける方である。
実はそろそろ一緒に行きたいなと思っていたので、すごい縁を感じるなぁ、と。聞けば、最近僕のFacebook投稿が釣りだらけなので、ビビッと来てくれたらしい。
そして、非常に面白い釣法が行われていることを教えてくれた。釣果写真がもう衝撃。
もはや漁じゃねぇかってくらい、釣れていたのだ!!そしてその後、キラーワードが飛び込んでくる。
『君もこれくらい、100匹釣らしてあげちゃるけぇ!!』
―0.1秒後、僕は『ぜひ!!!!!』と元気よく返事をしていた。もう僕の中の男子は爆発寸前である。
男の子には、100という数はそれくらいデカいのだ。
今日はそんな、男子(どうでもいいので書いちゃうと、今29歳です)が書いた、さかなつりのにっきである。
ロケ地・・・は伏せます。
今回は、どこで釣ったかという情報は伏せます。とりあえず周南のどっかってことだけは言えるのですが、まぁカッコよく言えばコンプライアンスかな?
はい。ってことで、夕方6時にとある場所に集合し、テンション高く再会を喜ぶ。ちなみに僕は人見知りだが、趣味が絡むと発動しない。
その後は『腹が減る』というアドバイスを受け、コンビニで食料を調達。ちなみに僕はダイビングで激しく酔うのだが、船は平気である。
夜風はもはや、秋ではなく冬の到来を伝えている。頬が冷たく、息は白い。だが、厚着したのももちろん理由だが、そうでなくても僕の身体はポッカポカであった。
それくらいワクワクの力は偉大なのだ。身支度を一瞬で済ませ、スタンバイする僕。
すぐに船を接岸してくれて、危なげなく乗船。そして港を出発した。
・・・操縦中は、エンジンと風により、全く声が通らない。だから肩が付くくらいの距離なのに、全力のトーンで話しながら釣り場へと向かう。
そこまでは10分程なのだという。楽しみだ。楽しみだ。僕は満面の半笑い状態で、しばらく波に揺られたのであった。
なるか?自己記録更新!
僕は滅多なことでは数釣りをしないので、個人記録もくそもないのだが・・・。
人生で一番釣ったのは、3人で120数匹のマハゼである。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
そして今回は、条件がマッチすればこの記録を1人で上回りかねないのだという!!!なんじゃそら!ムネアツ!熱すぎて沸騰しそうだよ!
・・・気になる釣法は『サビキ』なのだが、僕が丁度いい竿を持っていなかったため、全てレンタルさせていただきました。何という接待。恐縮過ぎてもうヤバス。
今回は夜釣りという特性上、写真はかなり少ないし荒いです。ま、ご了承くだちい。
ってことでどんな釣りになったのか、以下ご紹介でござる。
ポイントについたらアンカーを打ち、早速釣りを開始。アミエビをぱんぱんに詰めて、落とす。シャクる。
―そして、アタる。
上げてみれば、15㎝ないくらいのアジでした。ナニコレ!!!入れ食いじゃん!!!!!
―その後も散発的に釣れたのだが、あまりぱっとしないということで、ポイントを変更。
今度はとある桟橋の根本。そこでしばらくサビキをエンジョイ。
―ここは無茶苦茶面白かった!!面白いほど釣れるからだ!!
あまりにも釣れるので、写真を撮る暇なんか無し。
ただ、2分で10匹近くのサバが釣れたのは、あまりにも衝撃で写真も動画も撮影しましたですよ(尺的に一本の動画にはならないけど)
―その後も移動を繰り返し、アジとサバをゴリゴリ追加。たまにチャリコのアタックを受けつつ、3~4時間くらいはサビキをエンジョイ。
3桁ってのはマジやんけ・・・
下手すりゃ、行ってたんじゃないだろうか。ただ、数えることが不可能なくらい釣れていたので、よ~わからんっす!
『釣りってレベルじゃねぇぞ!!』
後半戦は更に場所を移動し、根魚狙いの釣法を採用した。簡単に言えば、岩礁帯をジグヘッドでゴツゴツ叩くだけ。根掛かり上等の攻めたフィッシングだ。
アオイソメを房掛けにすると、たったこれだけで、手のひらを超えるサイズのカサゴが連発!!であった。引きが強く重いので、楽しい!!
このジグヘッドによる釣りは、魚種がにぎやかだった。カサゴを筆頭に、チャリコ、グレ(僕ではない)、そしてサバ。
運が良ければアコウが出ることもあるのだという。それを信じ、手首が痛くなろうが僕はゴツゴツと海底を叩き続けた。
・・・・・
それにしても夜景がきれいだ。これを見ながらキャストできるのは無上の喜びである。
ちゃんとしたカメラでちゃんとしたセッティングをしないと撮れないのだが、工場地帯の夜は非常に美しい。根強いファンがいるのも納得である。
そして楽しい時間はあっという間に過ぎ・・・
体感3時間だったのだが、気付けば時刻はAM3:00!!
次の日に死んでしまうので、この時間をもって納竿、帰港。帰りもにぎやかに、全力で談笑しつつ、それぞれの家路に着くのであった。
自己ベストを更新したんだろうか。そんなこまいこと、どうでもいいかな。
帰りのコンビニで氷を買って、ぶち込む。鮮度をキープし、改めて中身を確認。
サバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバ・・・
カサゴもいて、グレも頂き、アジもそこそこある。
今日も明日も明後日も、周南の海の幸でフルコースや!!!
脳内でレシピがグルグルと回る。みそ煮?竜田揚げ?刺身?
―僕の男子モードは、まだまだ続く、止まらない―。
次回!料理&考察編に・・続く!