俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

『雪とか関係ねぇ!そうだ、カレイ釣ろう。』中関港極寒投げ釣り満喫記!! @山口県防府市 ―おじいちゃんの知恵袋最強説・・・

有名かどうかはさておき、個人的には防府近辺はカレイのメッカだと感じる。2019年~2020年夏にかけて、良型のそれを、意外な場所で何匹も釣ったためだ。

 

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―しかし、それらすべては偶然の産物。【ガチで狙って釣った】のは、2019年頭がラストなのだ。そろそろバシッと、狙って釣りたいのぅ。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

ってことで今回は、狙ってカレイを獲るべく色々な作戦を事前に考案し、それがどう作用するか実験してみたという記録である。

 

では以下、どうゾッ!

 

 

タックル準備。

 

前回の釣行でめでたくリーダーが両方吹っ飛び、そもそも残りm数が非常に心許なくなっちゃったため、ついにPEラインを完全に巻き替えた

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ぶっちゃけメーカーとかにこだわりは皆無なので、バーゲン品を品漁り。おかげで、2000円弱で0.8号×2を巻けますた。

 

釣具屋の人にお願いし交換している間、重りとハリをチョイスにかかる。今回のテーマは、遠投とちょい投げの反応の違いを見ることがまず1つである。

 

少なくとも僕が試した限りでは、防府近辺の場合、圧倒的にちょい投げに分がある。それこそ、足元でカレイが出たケースもあるほどだ。

 

まぁ、水深がある堤防ばかり選んでいるからだと思うけどね。

 

そんなわけで、広くて水深も障害物もある場所と言えば、【中関港(なかのせきこう)】がパッと閃く。だから今回もここへ行った。

 

さ、こっから先は実釣録でありやんす🍶

 

欲張り検証会。

 

釣り座の様子はこんな感じ。

 

予報曰く、12:00には雪が降り始め、風も強くなるとのことだったが、8:00の時点でこんなであった。風が無いだけ救いアリ。

 

だからこの日は、10時くらいまでの活性が高い時間帯のみを攻めて終わりという超効率的行程に決めた。

 

 さらにさらに、着いてから閃いたこととして、餌のコンボも若干変えてみた。↓

 

バイオワームとアオイソメ別々

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バイオワーム&アオイソメ×2

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 釣り雑誌では両方登場するのだが、果たしてこれらにはハッキリと、アタリの数とかフッキング数差があるものなのか?これもついでに検証する。

 

さて。投入後の作戦にも触れておこう。個人的な経験談として、着底後、そして仕掛け巻いてから止めた後、5分以内にアタリが無ければその後もまず出ない

 

だから遠投ロッドは5分おきに1色(10mくらい)分巻き取り、ちょい投げロッドは5分おきにリール3回転くらいの誘いをかけることにした。

 

そしてそれを3サイクル繰り返したら回収し、餌とその付け方を入れ替える。こうやってテンポよく実験することにする。

 

そうやってある程度忙しくしないと、冬の釣りって飽きちゃうんすよね。後は何より、さみーし。

 

後はついでにこの機に、自分の投げフォームを見直し、より正確なキャストになるよう練習することにも決めた。最近どこかが崩れたのか、斜めに飛びがちなんすよね。

fishing.shimano.co.jp

 

つまり、やりたいことやったもん勝ちの超欲張り検証会である。それに見合った成果は出るのだろうか。

 

 ってことで時間を少し巻き戻しましょう。

 

AM8:00過ぎ、一番視界が悪かったころ。まだ1投目を投入して10分てとこで、アタリはゼロである。

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先のサイトにあった投げのコツを試したところ、気を取られ過ぎて飛距離はフツーだったが、ちゃんと一直線に飛んだので驚いた。

 

キャストが楽しいってのは久しぶりの感覚である。もうすぐ30歳だけど、また一つ童心に帰れるという・・・。

 

とかやって遊んで、回収すると、アタリゼロなのに針が一つ完全に持ってかれた

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アオイソメ一本掛けが持ってかれてる。確実にフグだな。 飲み込んだ後にぷつんとやったのでしょう・・・。

 

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その証拠に、もう1つの仕掛けを回収すると、アオイソメが消え、バイオワームをつまみ食いされていた。こんな風にかじるのは、ヤツかハギしか居ないっす。

 

ちなみにサイレント・ハリロストは、もう一回やられました。せめてアタリを出してくれよアタリをよお!!!!!!!!!!!

 

・・・はい。9:00頃には天候も落ち着き、足裏がクソ冷えること以外には不快さが無くなってきました。

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回数を重ねるごとにキャストも伸びて、一番調子が良い時でライン見る感じ70m弱までは飛んだっぽい。50mくらいをウロチョロしてたのに、意識だけでこの変化。

 

個人的に一番効いたコツは、最後にまとめときやす。

 

さてさて。その後も餌が無くなることは数知れないものの、アタリらしいアタリはないまま時が過ぎ・・・。

 

少しがっかりしながら仕掛けを巻いていると、結構な重みとゴツゴツした引きが遂に出た!!!!

 

 

(*´ω`*)< カレイかなぁ、わくわく♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_人人人人人人人_
> ヒガンフグ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

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引きは楽しいだけに、なぁ、なぁ・・。やるせなさが込み上げてくる。速攻リリース。

 

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たまによくわからない鳥が飛んできて遊んでくれた。空中で千切れたアオイソメを延々とパクパクしておりました。美味いのか?

 

はい。その後もアタリは出るものの全てフグ。餌が無くなったため、AM11:15頃納竿とした。

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そしてこの撤退は正解だった。10分後、結構な雨が降り始め、今や僕の家から見た景色は完全なる雨模様だからだ!

 

ってことで釣果はフグだけだったけど、それ以上に得られた知識や仮説は非常に多かったので、もう2000字くらい使ってまとめてみよう。

 

考察まとめ。

 

① 餌の付け方に差は出たのかい?

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↑この実験の結果ですね。

 

うーむ、フグだらけで全くアテにならないのだが、不思議なことにバイオワーム&アオイソメ×2の方が3倍以上かじられていた

 

これまた仮設なのだが、

 

餌をカットしたため切り口から体液ダダもれになり、それで結果フグを寄せた?

 

バイオワームとイソメの香りが高濃度で混ざり、摂餌を促した?

 

のどっちかじゃねーかな、と。カレイにはどう作用するかわからないので、この【餌コンボ】については、また別に検証する予定である。

 

 ②自己流でまだ仮説だけど、【飛距離が伸びる心構え】について。

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参考にしたサイトを再掲する。

fishing.shimano.co.jp

 

一応、投げた後にこのフォームを意識したのだが・・。

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この足を伸ばしっぱなし気味のフォームがどうにもしっくり来ず、少し不格好だが腰をちょっと落としたところ、僕の場合は体勢が安定した

 

そしてその方が重心移動についても意識がし易かった気がする。ちなみにその理由はシンプルで、昔野球をやっていたからだ。そのフォームをちょっと使った感じ。

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バッティングフォームの基本とコツ!野球の理想の打ち方とは? - Activeる!

 

そして始動時はとにかく力を抜いて、ゆっくりと頭上に持ってくることを意識し、頭の上にくる直前くらいでピッチングの動作を思い出し、振り切った。

 

まぁつまり、↓の動作を野球っぽくした感じが、今の僕のフォームである。

www.youtube.com


意外と気を付けたいのが、【頭の上で放す!】ことばかりに意識が向くと、肩が身体の真横で止まりがちなのだ。これだと、重心移動等で生んだ力が使い切れていない。

 

最終的にはリールを持っている方の腕が身体の前に出ているくらいがちょうどいい。これはすなわち身体を捻れているということで、全身のバネが効いた証拠である。

 

また、他にも『飛ぶときの感覚』ってのはあり、上記のにプラスして以下の要素全てが感じられた時、70m近く飛ばすことができた

 

① オモリの重さが竿に乗ったとしっかり感じたとき

 

② 視線の先ではなく、空に向かって投げる感覚をイメージできたとき

 

③ 滞空時間が5秒以上あったとき

 

 タラシ(オモリ+仕掛けと竿の先端の距離)を1mくらいにしたとき

 

的な。これはもっと言語化できるよう、もっと練習したいと思いヤス。

 

③【中関で釣行予定の方必見?】出会った二人のおじいちゃんが教えてくれた、僕の大誤算。

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この日、二人のおじいちゃんに話しかけられた。一人は散歩中のジャージなおじいちゃんで、もう一人は白い無精ひげが渋かった、作業着のおじいちゃんだ。

 

以後、前者はA、後者はBをつけて呼んでいきモス。

 

『釣れますかいの?』というお決まりの挨拶は二人とも共通だったが、その後の答えも同じであり、その内容には少し顔が引きつった。

 

僕『いや~、きついっす!』

爺A『でしょうのぉ。この時期、こっち側は釣れませんけぇ』

 

僕『フグだけでしたねぇ・・』

爺B『冬に投げするんじゃったらこっち側じゃねぇぞい』

 

・・・・・。

 

_人人人人人人人_
> 衝撃の事実 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

二人から得た情報をまとめるとこんな感じ。

 

① こっち側(僕が釣ってた方)は水深が浅く、これだけ寒いと湾内には何も入ってこない

 

② 一方別の方角(向島側)は落ちギスが好調で、ここ数日20㎝前後の良型を必ず誰かが釣っているのだという(10匹以上の人もいた!!)

 

つまり、スタート時点で僕は思い切り作戦を間違っていたのだ/(^o^)\

 

ぴえん

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この時期中関で投げ釣りをされるのなら、どうやらおじいちゃんたち曰くこの辺が調子いいらしいので、参考にされてみてください。

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④ハッキリわかったこっちサイドの地形。

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最後はこれまた僕の勘違いシリーズ。以前はてっきり、岸壁沿いに2段・3段と岩が規則正しく並べられていると思っていたのだが・・。

 

よぉく水中を観察すると、そうじゃないことが判明。

 

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もっと言えば、砂地に直径50~1mくらいの岩が点在しているだけらしいのだ。

 

岸スレスレを攻めているのに、アイナメカサゴも出ないことを不思議に感じていたが、当たり前っちゅう話なんですね、そもそも。

 

でもま、今わかったから、いっか!

 

終わりに。―実は冬にカレイ釣ったこと3回しかなかったわ―

 

ということで、食える魚は釣っていないのだが、得られた知見が半端じゃないため満足度は高かった

 

後はここで得られた情報から仮説をまた立てて、次回釣行で再検証ですな。文字数も4000以上!ホホジロザメのヤツに追いつきそうである。

 

にしても、今年の目標は1つできたな。

 

それは100m仕掛けをぶっ飛ばすことである。少なくとも、ベンチプレスで100㎏上げるくらいの響きはありますわな。

 

そのために必要なものは、ちょっと身も蓋も無い話だが以下の3要素だ。

 

① 遠投用キャストの習得

 

② 性能の良いリールを買う

 

③ 性能の良いロッドを買う

 

・・・・釣りの上達は経済力に比例するって名言をどっかで聞いたが、まさにその通りだなと。

 

しかし、今日使ったシーバスロッドとレブロスであろうと、もう少し練習すれば80mは出そうなので、まずはそれを中間目標に掲げます。

 

後は回転投法の習得かなぁ。

fishing.shimano.co.jp

 

なかなか練習できそうな広い砂浜って無いんだけど、これは男子としてしっかり習得し、遠投し、ぶん投げた後恍惚としたいものである。

 

さて。駄文で記事が延びてしまう。この辺で終わりにしよう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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