前回・前々回と、釣果も成果もややさみしい釣行が続いている。(もちろん楽しかったけど)
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しかし、毎度毎度手ぶらで帰っているワケじゃない!色々手を変え品を変え試しまくった結果、段々と自分の仮説の精度が上がってきているのも、ちゃんと感じている!
そこで今回も、そろそろ獲物をゲットすべく、作戦を練ったところだ。
で、今回のロケ地として選んだのは『西浦漁港(正確にはその手前の波止)』である。
昔エギングにハマっていた時に通っていたのだが、ここにも岸から80mくらい飛ばしたら届くであろう、でかい海流があるからだ。そこは是非とも叩きたい。
ってことで今日はそんな修行をマイナスを記録した夜に行ったという、死んでもおかしくない釣行の記録を書いてみます。
今回の作戦。
まずは何はともあれ作戦だ。バイオワームに青虫という組み合わせは、今回一切の変更なし。最たる違いは、使用するオモリ。
ガッツリ使うのは多分10年ぶりとか?それくらい久しぶりのジェット天秤である。パッケージが昔のままでタイムスリップしてきたかのようだ。
なぜ遠ざかっていたのかは自分でも不明だが、他のお洒落なオモリに心惹かれていたからじゃないかな、と。しかし前回、不可抗力で使って驚いた。
めっちゃキャストし易い
し易い
し易い
し易い・・・
オモリが"のる"感覚もよくわかるし、それによって手を放すタイミングもわかり易い。遠投に特化したそれなんだなって、遠ざかってみて初めて気が付いた。
でも18号なんかつけたってリーダーがはじけ飛ぶだけ。そう思って、8号に留めておいた。(実際それで十分でした)
また同時に検証したいのは、個人的に『そうかなぁ?』と思えて仕方ない、『カレイは夜にも釣れる』という釣果情報だ。
今までカレイを釣ったことは何度もあるが、全て朝~夕マズメのどこか。完全な日没になってからは、一度も釣りあげたことはない。
しかし、明かりがあるとか色んな条件が揃えば、寄せることも不可能ではないのだという。ほほぅ・・。
この近辺にはカレイもまず間違いなく生息しているし、欲張りなのは承知で狙ってみることにしよう。
ちなみに今回は遠投がメインなので、特にターゲットは設けまてん。では以下、実釣録!!
到着後。
着いてみれば誰もいなかった。西浦漁港の方には車の明かりがぽつぽつ見えたけど、こっちは事実上の貸し切り状態である。
貸し切りと言えば聞こえはいいけれど、海に落ちたら誰も助けてくれないっていうリスクがあるんだよなぁ。
もしここから落ちたら、堤防沿いに頑張って移動し、岩場から這い上がるしかない。
で。着いたときは干潮1時間後とかだったので、海底の様子が丸見えだった。
わかっていたことだが、波止に近付けば近づくほど岩が増えており、足元まで探ればまず間違いなく根掛かりする。
岸から15mくらいまで寄せたら、一気に回収しちゃうのが良いんじゃなかろうか。エギを使うならギリギリまで攻めても良いとは思うけど。
さて。今回は先端を陣取りフルキャストを試みた。着いてみると、でかいスミ痕を発見。まだイカ、出てるんすね。
ってことでルンルン気分で仕掛けを準備しフルキャスト★
バツンという嫌な音。そして無くなるリーダーから先。
嘘だろ?
釣行1回目のキャストでリーダー無くすの、二連続じゃねえか!!!!
・・・いきなり舌打ちするハメになったが、止む無し。原因はリーダーの結び目がガイドに引っかかったか、そもそもどこかで変に絡まっていたか。多分後者。
電車結びで応急処置を試みる。釣り場でFGとか組んでる暇無いし。
ちなみにとある船長さんから聞いたのだが、電車結びを作る際、PEはリーダー+2~3回多めにくるくると輪っかに通すと強度が増すそうだ。
実際今回も根掛かりを2~3回やらかしたが、どれもリーダーが切れる前に針が曲がることで外れたためノーダメ。電車結びも工夫すれば十分強いのである。
一投目は流石にアタリも無く沈黙。でも、回収して驚いた。
明らかにかじられたアオイソメ。おお、何かいるじゃん。しかしここでジェット天秤の弱点がネックとなる。アタリが超分かりにくいのだ。
例えば夜釣りなどの置き竿が基本となる時間帯は、同じ30g前後でもラインと直接結束できるチョメリグを使えばだいぶその辺は軽減できるが・・・。
細かい話はめんどくさい。このまま粘り強く続けることにする。
あと、もう1つ気になることが続いた。仕掛けが毎度毎度、絡まった状態で上がってくるのだ。その頻度たるや、10回中7~8回くらい。
もちろん切れた仕掛け同士を電車結びで繋いだりすればクソ絡まることはあるが、今回みたく特に何もしてないのに絡まるってのは不可思議であった。
ーその正体は間もなく判明することになる。
シーバスロッドの方を巻いていると、突然【ゴン】という手応えと共に、仕掛けが重たくなった。これはゴミでも引っかけたか?
回収してみると。。。。。。。。。
ベイビーアナゴにスレ掛かり♡
う~~~~~~~~~~む、コイツらだったかぁ・・・・。ならば納得だ。全然針掛かりしないのも、仕掛けが毎度毎度絡まるのも。
↑の写真を見ても少しわかるが、こいつらは何かあるとすぐに身体をぐりぐりと回転させるのだ。餌をかじってグルグル回ってたとすると、毎度毎度絡まる説明が付く。
そしてどうやら、この時期この時間帯の西浦は、ベイビーアナゴの魔窟らしい。
20㎝もいかないような鉛筆みたいなのが次々上がる。写真を撮らなかったのもいるのだが、トータル5匹は釣り上げた。もちろん全部逃がした!
そして仕掛けも、相変わらず毎度毎度絡み倒していたため、着底した瞬間集まってきてイソメをがじがじやっていたのだろうと推測できる。クソおるやん。
ならばいっそと、勇気を出して岩場を攻めて置き竿にしたら・・・・。
胃袋が酸っぱくなる造形のクモヒトデが釣れてもうた🤤
毒とか無いけど、ヒトデのクセに不気味に動き回るし、正五角形の頂点からケビが五本生えたような見た目もちょっと相容れない。イヤイヤながら海にお帰り頂きました。
てなわけで、大体到着から4時間ちょいで餌が無くなったため納竿。数は出たけど、ま、これからに期待ですねという感じでした。
ちゃんちゃん。
今回の成果と西浦考察。
後は今回の成果をざっくりと。とりあえずキャストの方は、自己ベストを更新しました!
今まで出ていたラインの色の次まで行ったので、5~10mは伸びたっぽい。ここで意識したのは以下の二点。
① 大空に放り投げるイメージ。
② キャスト時、脚は縦に揃える。
特に足場が悪いと、身体の全面をポイントに向けた状態でキャストしがちだが、これだとマジで飛距離が落ちる。
側面をポイントに向けるだけで身体をねじりやすくなり、しかも同時にコントロールが安定する。
序盤は足場が悪いことで②を完全に忘れていたが、途中で気付き修整。そして大空イメージを持ってキャストすると、自己ベスト更新という感じだ。
で、後は西浦についてわかったこと。
① エギンガーはその後二人くらい来ていた。
② 足元にキビレの稚魚が群れていた。
③ アナゴはこれからに期待。
ってとこですかね。イカ熱は全然帰ってこないのでやる気はないけど、キビレやアナゴが成長してくれば、投げ釣り場として超ホットになる気はしている。
ーま、どっちにせよ、次に行くとしたら朝か夕方ですな。夜はちょっと、寒すぎてつらたんでした🥶
ってことで今日はこの辺で。熱燗飲もうかなぁ🍶
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