久しぶりに工作をすると、アドレナリンが大量分泌されますね。中元です。
はい、予告していた通り、仕事が休みになったのを利用して、ぶっちゃけ根掛かり祭りになりそうな場所へ行ってきましたぞ。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
そう、ターメルトフーズ近くの岩場だ。↑の記事に詳しくは書いたので割愛するが、ぶっちゃけ何かがいないわけがない場所である。
しかしリスクがあまりにも高い。海藻はすげーし、岩もゴロゴロだ。オモリ全てとサヨナラするかもしれない。
そんな場所に、僕はどう挑み、結果はどうなったのか?以下、覚えている限りの思い出を、さらさらっと書いちゃうぞ。
中元流ボウズのがれを作ってみた。
こんな場所で、市販の仕掛けをバカバカ振り込んだら、本物のバカになってしまう。大量のロストが大前提なので、自作してコストを抑えねば月末が怖くなる。
ってことで、前々から試したかった、僕なりのボウズのがれを自作してみることにした。使ったアイテムは以下の通り。
① 発泡ウキ
② エダスにする用のビーズ(Daiwaのやつ)
③ トリプルサルカン
④ 適当なクリップ(エギングとか)
⑤ ナス型オモリ8号
⑥ 丸セイゴ10号、流線10号
⑦ その他お好みのビーズ
最初だけ材料のコーナーがごちゃつくが、作ってみれば結構直観的な作業で問題ない。尚、着底後下に来る針が流線、浮いているのが丸セイゴにしている。
はい。画質がゴミだが、完成型はこんな感じ。
先に言っておくと、もちろんロストは頻発したが、絡みはゼロという奇跡を達成してくれた。
割と適当に作った仕掛けにしては、悪くないクオリティじゃないかなと思う。まぁ、改善点も結構見つかったので、もっともっと探求していくけどさ。
そういえば、カレイ仕掛けとしてビーズを大量につけたいとき、どうにもウキゴムだとすっぽ抜けるなぁと感じていた。
そこで今回、余っていたカミツブシ(ガン玉)の最小サイズを付けてみたところ、これが非常に良かった。ビーズ系の固定にお悩みであれば、お試しあれー。
ってことで、この新兵器をひっさげて、いざ実釣にまいるでござる。
時系列の実釣レポート!!
当日の潮はこんな感じ。着いたのは16:00で、19:00頃まで粘ってハイ終わりという計画にした。どうせ寒いし。
餌は安定の青虫50gと、理論上完璧と(僕の中で)名高い、めんつゆイカである。まだ冷凍庫で冬眠していたので、引っ張り出してきた。
これをセットし、全力で放り込んだら放置。以上!!・・・てな感じだ。
・・・そしていきなりの良い誤算なのだが、到着して15分後には、アタリが出始めた。竿先がダンスしているぞ!!
まぁ、あいつのアタリなんだけれど、何はともあれ魚が捕食するテンションになっているとわかったことが、とにかくうれしい。
回収してみれば、青虫もイカも消えていた。まぁ、あいつですね、はい。確定です。確定ですが、それでも冬の釣りにおいては、相手してくれるだけ嬉しいねぇ。
今回は防波堤のヘリを攻める方と、とにかく真正面にぶん投げる方の2つで挑んでみた。しかしいずれにせよ、ちょっと巻いたら海藻に突っ込む。
ぶちぶちっという手応えが何度あったかわからない。海藻だけでも、丸セイゴを2~3本持っていかれてしまった・・。(防波堤のヘリの方が、2倍以上多かった気がする)
さて。いよいよあいつがヒットしたのは、到着して3~40分経ったくらいのことだ。ひとしきり竿先がダンスしたあとにし~んとしたので、回収してみたらついていた。
「ふぐぅ」
でも、自分で作った仕掛けで釣れたという付加価値がデカすぎて、トリコの小松なみに鼻孔がパンパンになってしまった。嬉しさと興奮の強さたるや!!
もちろん針を外して、海にお帰り頂いた。しかしこの後も、フグ様の猛攻により、イカも青虫もすごい勢いでなくなっていった。
慌てて投入したバイオワームも2本しかなかったので、あっという間に完食された。俺はフグに餌をあげにいったのだろうか…
ただ、フグは日没以降は一気に姿を見せなくなる。ってことで、暗さ的にはこっからが本番だ!!
ーと思った直後に、また釣れた。お前・・・。
その後は、こんな暗さになるまで粘ったけど、最後に一発、ちょい強いアタリをもって完全に沈黙&餌切れ。
うーむ、小さいアナゴがかじったかな?まぁでも、色々と面白いことがわかったし、フグだけどちゃんと釣れたし、満足度はそこそこ高い釣りでありんした。
終わりに:色々な検証と、次にやりたいこと。
ってことでここからは、事前に設定していたテーマも織り込みつつ、検証に入ってみましょうかねー。
①釣り場としてどうなの?
釣り場としての感想だが、実はリーダーごとのフルロストは一発のみであった。
後は海藻に丸セイゴ持っていかれるとか、フグに切られるとかで、針を数本無くしたくらいである。
新しいリールで巻いたらよぉくわかったが、大体エリア的に↓は、どうやら砂地らしい。
ここを上手いこと狙い続けられれば、いずれカレイが出るだろうし、夜に適切な時期に粘れば、アナゴとかその辺がいるんじゃないかなと感じている。
つまり思った以上にハイリスクってわけじゃない、いい釣り場であった。また来ようっと。
②自作ボウズのがれの出来は?
70点くらいかなぁ。特に致命傷は無かったけど、特徴もなかった。だからこそ色々足し算して、これをベースに魔改造してみたい。
例えば次回は、ケミホタルをこれに装着する予定である。或いは、仕掛けの全長をもっとタテに伸ばし、西浦といった、水深がある場所を狙うのも面白そうである。
つまりここから何度アップデートを重ねるかが大事なので、これについてはまだ検証もクソも無いってのが正直なところかもしれない。
③次回の戦略は?
さっき書いちゃったのにも通じるのだが、ボウズのがれを今度は3~4パターンくらい作って、何がどう機能するかを探ってみようと思う。
例えば二段目にシラウオが刺さる針を通すのもいいし、いっそのこと、針を増やしてみてもいいと思う。
しかしターゲット的に、そっちの方向で改造することはあまりしないかな。全長を伸ばして、ケミホタルを付けて、違いを見る。そういう感じになるかなと。
必然的に水深がある釣り場を選ぶ必要が出てくるので、中関漁港か、小茅かという具合。でも夜釣り行きたいし、小茅かなぁ~。
考えれば考えるほど、なんか妄想ばかりが膨らんでしまうので、この辺で留めておくとしよう。
ってことで楽しい休日でござんした。今日はこの辺でッ!
週1~2回更新は死守!ぜひ読者ボタンをぽちっとお願いします!
(めちゃくそ励みになります)
※日頃の釣行やブログネタ探しを中心に、Instagramも(たまに)更新中!
https://www.instagram.com/nakatoshi0809/
※無謀ながらYouTubeもやっとります