連勤記録を更新した結果わかったことは、そんなに報われないってこと。やさぐれ倒した中元です。
はい。ようやっと心がズタボロになる繁忙期が終わり、趣味に目を向けて、それらに時間が割けるようになってきた。
荒れ倒した心を癒すため、釣りにいきたいな、ソロキャンプにいきたいなと、実は心の片隅でずっと考え続けてはいた。
しかしそちらを具体的に考える余力が無いのもあり、だらだらと気づけば、1ヶ月以上釣りから遠ざかってしまった次第である。
そんな折、過去何度かご一緒させていただいている方から、久しぶりのお誘いを頂けた。ちょうど僕が、富海かどっかを開拓したいと記事で呟いた折である。
「ぜひ、いきましょう!!」
二つ返事で乗っかった僕は、ただ何も、ごちゃごちゃと考えず、策を弄さず、あるがままに海と向き合うことを決めたのだった。
「山口の海神さま!!遊びに行くんでよろしくです!!!」
ってことで、そんな平和な釣行記、以下本編でござる。
今回のターゲットをご紹介。
タイトルにも書いたが、今回はごちゃごちゃした作戦や、試したい仮説は、一切用意しない。もう、そういう考え事のリソースが、残ってない!!
それくらいここ1ヶ月は仕事に全振りして生きてきたので、「遊びのことを考えるって、どうすればいいんだっけ?」ということすらわからなくなってきた。
それはイカン。心に栄養が枯渇している。栄養が枯渇した人生は、バキバキになっているんじゃなくて、単に飢餓状態なだけである。
でも、さすがに本命となる魚種を決めないのは違うよなと思った。そこで今回は、いっちょ前にカレイを狙うことにする。花見ガレイってヤツですな。
そして釣り場は、実績も僕の中できちんとある【尻川海水浴場】・・・の隣の堤防もとい岩が積まれた場所だ。
風が強い日は何にもできなくなる弱点はあるが、シロギスが出たりアイナメが出たり、中道海水浴場の魚種の多さに匹敵する可能性を秘めた場所だと思う。
※いずれこの付近は、あいお荘に一泊し、二日がかりで開拓し倒そうとも考えている。またお楽しみに。
さて。そういう優れた場所に、同行者のMさんと二人で仕掛けをぶち込んで、待つ!!今回の作戦は以上である。
まぁ、新しいバイオワームを試そうかな、ってぐらいですかね。アオイソメを抱き合わせて、効果はどうなるかな、と。
あと、取り外すのめんどくさいし、竿にくっついたままの自作ボウズのがれを引き続き使用して、効果のほどをみようかな。
まぁ、うだうだ言うのはこの辺にして、以下時系列で振り返りましょう。
時系列レポート。
到着したのは大体朝の7:40頃であり、その時点では既にMさんは釣り座確保をしていてくれていた。(ありがとうございます!)
他の釣り人は1名。その人も竿を2本並べ、恐らくカレイ釣りをされていたのではと思う。
さて。コンディションとしては、心配されていた雨も風も特になく、むしろベタ凪に近いくらいの穏やかさであった。
さっきも書いたが、竿には1ヶ月以上前から、前回の釣行で使った我流ボウズのがれがくっついていたので、さっさと餌を装着し、とっとと海に振り込むことにした。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
餌はお馴染みの、アオイソメとバイオワーム。(今回このカラーは初めて買ってみた。高い!!)
そして同行者のMさんは、アオイソメとイカという合わせ技を採られていた。寄せて食わせるという意味では、同じ作戦に当たるのかもしれない。
さて。投入後は、特にテーマも設定せずの立ちトークに興じる。三田尻の歴史、田島の由来、シマノのギアなど、色々と面白いことを教えていただいた。
結果話の中で、僕は近く投げ竿を買うことを決意したのだが、これはまた別のお話になると思う。
さて。そんなユルい立ち上がりから30分、突然ボウズのがれの方の竿が、2~3回ぐんぐんとしなった。
それだけでは、フで始まってグで終わる魚なのか、魚編に葉っぱと書く魚なのか、判別がつかなかった。これは、期待に胸が躍る。
回収してみると、餌はキレイに消えていた。歯形などの証拠が残っていない以上、可能性は色々と考えられるワケで。前向きに、そう捉えることにした。
ただ、その後はアタリも少し沈黙モードになったので、釣り場全景を軽く撮影してみた。
尻川海水浴場が右手に見える。こっちはこっちでシロギスがちゃんと釣れるので、もう少し夏っぽくなったら行ってみる予定。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
・・・ということをやっていると、再び竿先が揺れた。しかも今度は、何秒もずっと揺れている。多分、向こうアワセで乗ったな!!
ってことで回収。上がってきたのは・・・。
_人人_
> 絶 <
> 望 <
> の <
> ク <
> サ <
> フ <
> グ <
 ̄Y^Y^ ̄
もう少し・・長く夢を見ていたかった・・。
その後、こいつらの猛攻により、イカだろうがバイオワームだろうが、もちろんアオイソメだろうが、容赦なく根こそぎ持っていかれるようになってしまった。
先に来ていた人も、ぽつぽつと魚を釣っていたが、全てはフグであった。Mさんもヒットさせたが、それもやはり、フグ。
しかし、春先の釣りは、投げだとそもそもなにも釣れない方が多いシーズンだ。そういう意味では、構ってくれるだけありがたい存在なのかもしれない。
ってことでここで、前日にこっそり作っておいた自作の仕掛けを装着してみた。金色のビーズにピーコックなんちゃらというアクセを添えた、派手なだけの針。
唯一店で買えたカレイ針が9号だったので、こんだけ小さいサイズなら、フグも根こそぎヒットできるかなと期待した。
しかし、これに変えてもゴリゴリと餌を持ってかれたので、多分相当小さいサイズのフグが集まってしまっているのではと感じている。
その後も面白いくらい餌を持っていかれ続けて・・・。11:00過ぎには餌切れのため納竿とした。
ちなみにMさんは、純粋にその体力がスゲェと思ったのだが、「もう1か所寄って帰る」と言い残し、颯爽と去っていった。
・・その後僕は、そのまま広島まで帰ってきて、3時間昼寝をして今に至るのであった。対照的と思ったが、やってることのタイプは同じですな。
考察なりなんなり。
新しいリール(以後フルネームがめんどくさいので【レボ】と呼ぶ)で巻くとよくわかったのだが、秋穂のこのエリアは、完全なる砂地である。
砂紋を引いている感覚がよくわかり、しかもどこに投げても、どう引いても、それは同じであった。つまり、地形の変化が、悪く言えば乏しいのだ。
回遊しまくるシロギスにとってはそれの方が好都合だろうが、砂に潜んで動かないカレイの生態を考えると、生息しているエリアはかなり限られるのではと思われる。
だだっ広いだけの、餌も何も溜まらない場所ではなく、例えば流れが激しい場所の手前や、積まれた岩沿いなどの、変化に富むところに集まるのではなかろうかと。
ただ同じ場所にはフグも集まり倒すので、対策なしではハリスも餌もガンガン失って終わりだろう。
それを避けるには、例えば遥か彼方にフルキャストして、未踏のポイントを探す方法もあるだろうが・・。骨が折れるぜ。
さて。さっきも書いたのだが、今回得た思いはこれだけではない。ハッキリと、僕は投げ竿を買うことを決意したのだ!!
理由はシンプル。僕が使っているルアーロッドでの全力フルキャストは、それなりに長さがある竿で「ひょい」と投げた飛距離に完敗したためだ。
去年から結構練習した自負はあったが、それでも道具の壁は超えられなかった。YouTubeでも指摘されたし・・・買おう、絶対。
シマノかダイワか、それともアウトレット用品を漁るのか。じゃあリールはどうすんの?
色々とまた考えるべきことは浮かぶので、記事のネタにもなるから、きっちり頭を使って調べておこうと思う。
・・・ただ、一番言いたいことは、やっぱりそういうのではない。40日ぶりに釣りに出かけてわかったこと。
釣りって、楽しいな。
そういう純粋な想い。あくせくしてたら、忘れるもんですな。お誘い頂いたMさん、ありがとうございました!今度は防府でチヌか、花見カレイリベンジ、やりましょう!
ということで、今日はこの辺で。
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