ソロキャンプに行こうと思うだけで心が躍る。待ってる間に若返っちまったようだ・・・、的な中元です。
はい。前回からまぁ~たブランクが発生してしまったが、いよいよ俗世から逃亡したい欲が爆発し、ついにソロキャンプを実行しよう、ということに至った。
今は毎日必死に仕事を消化し、連休にくそみたいなノイズが入り込まないよう全力で調整を入れているところである。
さて。そんな第4回ソロキャンプだが、一体何をテーマに、僕はどこの山奥で、わざわざ何をしたのか?
そのドキュメンタリー(笑)を、前後半の記事に分けて、まとめてみようと思う。
今回のキャンプサイト。
今回はどこに泊まろうかと思ったのだが、山口県のメジャーどころにして、かつまだ利用したことがないところが良いよねと思い、【秋吉台家族旅行村】を選んだ。
フリーサイトなら驚きの500円だったのだが、せっかくならカネを落としたいと思ったので、3000円のオートサイトをチョイス。(車横付け可、別料金で電気も使える)
電話を掛けたら驚きの2コールで取ってくれて、予約もサクサクスピーディー。この辺はノーストレスで準備をすることができたのだった。
さて、秒でキャンプ場を確保できたので、続いては今回の旅の目的をじっくりと練り上げることにしましょうかねー。
そして今回のメインテーマ。
では、今回のメインテーマはどうするか?そんなことを考えつつ、大好きな広島の番組【西村キャンプ場】のHPを開いたら、そこに驚くべきものが載っていた。
なんと、バカまぶしに次ぐ、西村氏プロデュースの調味料が出ていたのだ!!(しかも広島県のソウルフードとのコラボときた)
それがこれ。
そしてこのサイトのレシピ集の中で、唐揚げに僕は心を奪われた。
そしてそして。完全にたまたまなのだが、実は今、なんとなくユルい減量に挑戦中である。すでに上手いことやれて2㎏落ちたのだが、ここで完全に企画を決められた。
わざわざ山奥で、ジャンクフードを作って食う!!
米を封印し、脂質も気にするような食生活を長いこと続けてきたんだ。発散の場として、これ以上適任な場所もないじゃないか!!
この意味不明さと頭の悪さ、僕は秒で気に入った。だからガーリーカリーを早速購入。勢い余って、間違えて3本も買ってしまった/^.^/
しかし、それぐらい空回りするくらいがちょうどいい。熱狂にはまだ遠いが、僕の心はキャンプ熱で燃え滾っている。
だから明日、近くのショッピングモールにあるというカルディという店にも足を運ぶつもりだ。
燃え盛り過ぎて諭吉を何枚も吹き飛ばさないよう、自制に注力したいと思う。
サブクエストは【コーヒー】。
一方、実はこないだのキャンプで頂いたコーヒーを挽くやつが、実は未使用のまま車の中に眠っている。これはもったいない。せっかくなら、今回きちんと使いたい。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
ジャンクを食いつつも、キャンプの締めが朝日を浴びながらのコーヒーとか、最高にオシャレな話ではないか。僕はそういう風に自分に酔うことが、やぶさかではない。
こちらの豆は、先述のカルディで無事調達。いよいよコーヒーを自分で作る第一歩を、ここから踏み出すことにしよう。
ということで導入が長くなったが、ここからいよいよ、ソロキャンプ日記の本編開始である。一体僕がどんなあほなことをしたか、軽い気持ちで以下どうぞ。
第一章・To 秋吉台。
出発の日、仕事が飛んでくる可能性をできる限り削り切るべく、僕は家で軽い事務作業に勤しんでいた。
全ては満喫することに集中するためだ。そのためにはこのくらいの先回り、なんてこたねぇぜ!!
そのあとは、事前仕込みということで、唐揚げを下ごしらえしておいた。
実は2枚入っているので、片方はガーリーカリーに漬け込む。
そしてもう片方は、バカまぶしをバカみたいにまぶしておいた。バイきんぐ西村瑞樹氏のファンであることが全力で伝わるラインナップである。
さて。それらを終えて家を出たのは、大体14:30かそこらである。食材はなるべく現地調達が好きなので、途中以下の道の駅にも立ち寄った。
サィサィみとうでも食材を揃え、ついにキャンプサイトの【秋吉台家族旅行村】へと移動した。ちなみにトータルの移動時間は45分程度である。
到着したらすぐに受付を済ませ、予約しておいたオートサイトへ車を走らせる。炊事場近くで、かつ景色が良い場所を選定し、駐車。
春の秋吉台は晴れ渡っていた。
完全に気のせいだが、秋吉台に歓迎されているかのような錯覚を抱くほど、天候は晴れやかで気持ちよかった。風はやや強かったが、そんなもの問題ないのである。
だが、くつろぐのは仕事をしてから。ってことでさっさとテントを設営し、ちゃっちゃとグリルも組み立てる。
4回目ともなれば割と手慣れたもので、20分弱で秘密基地を登場させることができた。
※尚、ここは高さ60㎝以下のグリルは芝生を傷めるため、炊事場にある木の台を必ず置きましょう。僕もこの後、1つお借りして置いています。
ただこのとき時刻は16:00とかそこら。焚火をするにはまだ早すぎるため、しばらくテントでごろごろタイムである。
こういう壮大なテーマの本を読むと、一層俗世から自分を切り離せるのでオススメだ。そんなわけで僕は、ポータブル秘密基地でしばらく、自分に酔うのであった。
第二章・「にしむら~」ということで
30分くらいゴロゴロしていたら、なんか寝落ちしそうになったため、気力を振り絞り起床した。いよいよここからは、やりたいことをやっていくフェーズだ。
まずは景気よく着火・・・したかったのだが、着火剤を忘れて大苦戦。
キッチンペーパーやら段ボールやらを総動員して10分程度、ようやっと火を起こせたのであった。(ちなみに直後、その辺に落ちてる小枝こそがクソ燃えることを発見)
さて。その後はメスティンで米を炊く用意をして。
でだ。メインクエストの下準備も、ここで開始しておく。
そしてしばらく火力を高めたのち、いよいよやりたかったこと第一号に着手した。
”山奥でジャンクフードを作って食う”
ただ、唐揚げをキャンプで作るのなんて人生初だ。期待と不安と興奮が、絶妙なバランスで胸中に渦巻いている。
それが高い集中力を生み、気付けば僕は料理に没頭していた。メスティンから噴き出す水も、即座に察知することができた。きっちり保温し、完成度を高める。
肝心の唐揚げはどうなったか?事前に『プロが教える』的な記事で学んだ通り、揚げ時間もきっちり4分計ってから、油を切る。
・・・。脳内に、あのBGMが流れてくる。
なんというか、感無量だ。ちなみに上がガーリーカリーで、下がバカまぶしである。
ー僕は西村キャンプ場のファンで、実家に帰省するたびに撮りためたそれを一気に観ている。心の底から楽しそうに地元を巡る。その姿は純粋に楽しく、うらやましい。
その方がプロデュースされたスパイスとソースを同時に味わっているあたり、僕も「にしむら~」なのだろう。とんでもない贅沢をしている気分である。
そして食らう。なんだ、この・・・。
感動の美味さは。煙のせいもあるだろうが、両頬を涙が滑り落ちていく。我慢と空腹という最高のスパイスも加わった味わい。心が満たされる。
それと大体同じタイミングで、米も焚けた。6日ぶりの米。口にした刹那、旨味と甘みをビシビシと感じ取れた。お米、うますぎる!!
そしてビールをぐびっ、と。動画だとばっちり、鼻息が荒くなる自分が映っていて、我ながら苦笑してしまった。
最高の景色と、最高のおかずと、最高の飯と、最高の酒。
さよなら俗世。僕は今、無垢で幸福だ。
第三章・劇的に変わるテント内の眠り
その後は20:00ぐらいにやることもなくなり、かつ脂耐性がなくなった身体になった影響で腹もすぐ膨れたため、しばらくテントでゴロゴロすることにした。
早く寝すぎると4時とかに目が覚めて詰むので、大体23:00くらいまではWikipediaのザッピングや、動画編集で粘ろうと決めた。
なんとなく歴代天皇を初代から遡り、崇峻天皇らへんまで来た辺りで、ちょっと異変が起きた。めちゃくちゃ眠いのだ。
なぜ異変かというと、元々僕は一人用テントで熟睡できた試しがなく、前回は先輩が使わせてくれた3人用テントの恩恵で爆睡できたと考えていた。
しかし、だ。ちゃんと厚着して、そこそこいいマット↓を敷いたこの日は、いつの間にかスコーンとそのまま寝落ちしてしまった。
そして翌朝、さすがに2~3回起きたが、ぴったり6時に起床した自分に超驚く結果になったのである。
寝具をケチらない方が良いのはキャンプも同じだ。皆様もそこそこにお金を使われてはどうだろうか?とはいえ、真冬でさえなければ、諭吉は飛ばないと思う。
とりあえずどこも痛くないし、なんならこのまま仕事に出かけてもノープロブレムというくらい身体が軽いとは付記しておこう。
ってことで、ネタがぎっちぎちに詰め込まれた前編はこの辺で。
後編のネタバレも惜しみない動画版はこちら⛺
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