やはりこのGWは、全力で遊んだ結果か、ここ数年で一番満足度が高かった自覚があります。中元です。
はい。とびしま海道を巡る(実際には1つ行ってないけど)釣り旅も、いよいよ佳境である。軽くオジさんになりかけている僕の両足は、既にプルプルだったのを覚えている。
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午前中こそ穴釣りで絶好調だったが、日中はただ日焼けしてブラクリをなくして終わったも同然である。そんな状況は、好転するのか、しないのか?
ってことで、おまけの話もちょこっと登場する最終編、いざ始めていきましょう。
第5章 開拓とは当たるも八卦当たらぬも八卦
昼食後は、まだまだ干潮潮止まりまで時間があるということで、島をぐるりと回りながら目ぼしいところを開拓する作戦をとった。
時折釣りができそうなところはあれど、下を見れば思い切り岩が露出しており、難易度の高さをうかがわせる。
そんなことを話し合いながら2~3個の場所を巡り、それに飽きたので、とりまやってみるかということで仕掛けを放りこんだのが↑のエリアである。イカれてやがる。
うまいこと40m以上放れれば海藻に突っ込むことも無いのだが、そこを抜けても岩が多かったようで、僕は速攻でリーダーごとロストしてしまった。こら萎える。
やはり、開拓とは当たるも八卦当たらぬも八卦。運試しとは本来こういうものである。ただ満潮の時にやったら、水深も相当出て、色々変わるかもねぇ。
ってことでリーダーをさっさと結び直してから、また別の場所へ向けて移動するのであった。
第6章 諦めかけた、そのとき!!
最終スポットはこんなところ↑。海岸沿いを下見したところ、メバル・スズメダイ・カサゴ・ボラの生息を確認。干潮過ぎて穴釣りができないが、楽しそうではある。
ここで大体時刻は16:00とかそんなであった。温泉の閉館時間を考えると、18:30がデッドラインとなる。そこを決めとかないと僕らは永遠に釣るので、そう決めた。
さて。作戦はもう、手当たり次第である。サヨリなど全く望めないのだが、もう地アミブロックを溶かしては海にぶち撒いてやった。(スズメダイとフグがめちゃ来た)
ボウズのがれも普通の投げ仕掛けもフルキャストし、ひたすらに放置。放置!放置!!というか潮が全然満ちてこないから、やれることが皆無!!!
・・・時折海藻か岩に仕掛けを千切られながらも、定刻までは頑張ろうと決めて、黙々と仕掛けを振り込み続ける僕たち。
たま~にアタリが出ても、大抵コイツである。だが遊んでくれるだけ、なんかありがたくなってくるから不思議である。
ーそんなこんなで釣り続けて、大体18:15頃。諦めのムードが漂い始める中、僕の振り込んでいた投げ仕掛けにかなり明確なアタリが出た。
慎重に待って、待って、軽くアワセる。おっ、乗った。フグかな?慎重に寄せると、魚影が段々と見えてきた。
細長い、そして銀色の体が、夕日を浴びて煌めいている。フグじゃない。メゴチでもない。え?あれ?シロギスじゃん!!
これは、やったぜ!!\(^_^)/
そして最後に、ランディング!!
ポロッ
ちゃぷん
あっ
・・・・。
目の前で海にお戻りになられました。/(^o^)\
サイズは大体15㎝くらいだったかなぁ。あぁ、もう・・・。
なお、その後も諦めずにもう1投して、もう一度引き込まれる感覚はあったのだが、こちらはフッキングせず。南無。
ふと遠くをみやると、夕日が沈むところだった。だからもう、満足だ。
僕らは、やり切ったんだ。ふと気づけば、両手が赤くなっている。日焼けだってするよな、もう初夏の気温だもん。
よしゃ、あとは温泉に行くだけだ。それでさっぱりして、お家に帰ればええねんて。そして僕らは、2時間以上遊んだその防波堤を後にするのであった。
最終章 瀬戸の絶景に思いを馳せて
県民の浜温泉(呉・江田島)の施設情報|ゼンリンいつもNAVI
立ち寄ったのはこちらの温泉だ。
受付の場所がわからず一回フェイントを食らったが、ちゃんと無事に発見し、温泉へGOGO。
受付終了時間間近なのもあってか、極端な人ごみもなく、スムーズに入浴することができた。これは嬉しい。
シャワーを浴びてさっぱりしてから、サウナに入ったり、レモン色の温泉に浸かったり、泡が噴射されるところに行ったり・・・・・・・。
おっさんくさいのだが、「あぁ、極楽、極楽。」という感じだった。
ところで、この温泉からは、瀬戸内海を一望できる。すでに日没ではあったが、それでも壮大な自然をそこから感じることができた。
県民の浜温泉(呉・江田島)の施設情報|ゼンリンいつもNAVI
「最高じゃねぇ…♨」
人は最高に最高なときは、語彙力が幼児退行するのである。さいこう、サイコウ、SAIKO。それしか言えないし、それでいいし、それで伝わるのである。
そんな極楽を出てからはFくんに17アイスをかってもらって、それをむしゃむしゃしていたら大体19:30とかそこらになっていた。
そろそろ帰り始めないと、ケツから根が生えてきて、休憩場から動けなくなる。さすがに本当に9歳だった頃よりは、体力の総量も回復力も減ったようだ。
ということで帰りもFくんにお願いし、無事に帰還。大体21:00、魚の調理もしたところで、この弾丸釣行は無事終わりとなるのであった。
でめたし、でめたし。
おまけ 釣果報告とか検証とかその辺とか
ってことでここからは、おまけのお話。まず釣れたムラソイ(たぶん)だが、全長は20㎝ほどであった。引きに関しては、去年のタケノコメバルのが強かったかも。
ちなみに胃の中を調査してみたが、何かしらのボケ系の生物と、カニを食っているようであった。なるほど、特に参考にはならない!
ということでこのムラソイは調理だけして、そのまま実家に寄贈してしまった。今頃美味しく煮付けになっていることでしょう。
さてさて。無粋なのは承知だが、一応ざっくりと旅を振り返ってみよう。
今回の反省点は、強いて言えば餌の買い過ぎだ。砂イソメ70g、アオイソメ150gを妥当と判断して持って行ったが、半分以上余ってしまった。ぴえん。
丁度いい公式はないものか?近く、理想的なイソメ持参量を弾き出せるような関数を、Excelかなにかで考えてみます。
―だが、色々と経験値も多く得られたのは間違いない。まず、穴釣りは非常に楽しいってこと。やはりブラクリが使い易いが、ロストした時のダメージもデカい。
シンプルに楽しいので、今度秋穂かどこかへ修行の釣行をしてもいいかも。そう思った。
また、サヨリどころか、青魚の回遊は全体的に無さそうであった。結構周りの人の釣れ具合も気にしていたのだが、歓声が上がることは皆無だったためだ。
この辺はマジモンの博打である。情報があろうがなかろうが、当日にならないとわかりませんわなぁ。サヨリは今度、防府近海で釣ろうとしてみよう。
ということで、改めて画像を検証して、「ムラソイっしょ」と思えたので、めでたく久しぶりの魚種更新である。
これにて残りは26種類となった。最後に更新したのは去年の9月末。やばっ。
ということでとびしま海道の釣り旅は、非常に面白うございましたとさ!!
今度はキャンプ絡めて、行ってみようかな。
ってことで足掛け3部、この辺で終わりといたしやす!!!あざっした!
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