このブログ問わず、他にやっているブログ記事全てをひっくるめれば、多分ビジネス書を10冊くらい書いていることになる中元です。価値の有無は知らぬ。
はい。きちんとした挨拶は別の記事にまとめようと思うのだが、記事数がついに400に到達した。これはなかなかワヤというかなんというか。
振り返れば、このブログを開設してから7年経つわけで。小学校に入学してから中二病を発症するまでと考えたら、その長さはなかなかのものに思えてくる。
―そして完全にタイミング的にはマグレなのだが、恐らく今年から来年にかけてが、ある種僕の人生の節目となる。結婚をするとかじゃなく、仕事の話なんですがね。
ということで、感傷に浸りつつ、記事数を稼げたらそれがいいよねということで、レアな休日を使い、思い出の海と川で釣りをすることに決めた。
ただ、この釣行は、何がどうしてか知らないが、ネタになりうる出来事が連発した。だから全然そんな予定なかったのに、前後半に分けることにする。
ってことで前編では、マニアックで別に需要のない僕の思い出を散りばめながら、そのルーツと、思い出の波止で何をしたかを書いていこう。
思い出の海は中関です。
思い出の海はどこになるか。広島県の草津漁港とか、一万トンバースとか色々と行ったけど、海釣りの始まりは三田尻である。
ただ、今その防波堤そのものは立ち入り禁止になっている。記憶は薄れかけているが、今でいうタンカーに車を積むあのへんだったように思う。
だから、その次に連れて行ってもらった防波堤が、僕の最古の思い出になる。それこそが、中関漁港だ。(港か埠頭か漁港かは、表記ゆれが激しい)
その向島に面している方が、思い出の地なのである。あの不安なはしごを上り、壁からひょっこり顔をあげれば、眼前に広がる大海原。あの景色は感動ものだ。
子どもの頃はそこで何を狙うでもなく、サビキをしたり、投げ釣りをしたり、本当に色んなことへ手を出しては夢中になった。
あの頃から20年以上経つが、やっていることは変わらない。恐らく僕の顔立ちは、風立ちぬよろしく、中関に行くたびに子供のそれへと回帰しているのではとさえ思う。
https://twitter.com/kinro_ntv/status/1431262179253100551
そんな思い出の地で、何をしたか。潮見表もろくすっぽ確認せず、僕はプライムサーフを解放することに決めたのだ。しかも、新しくリール、買っちゃった(#^.^#)
そうやって調子ぶっこいたところで、車をぶっ飛ばし、駐車して、道具をエッホエッホと担ぎ、梯子を上り、釣り場へ向かう。
天気こそいまいちで、風も強かったが、眼前に広がる景色は25年前のそれと同じである。いつ見ても心が躍る。童心に還るぜ。いつも童心だけど。
で、今回の釣り座も思い出にこだわった。小さい頃、足を乗せて遊んだり、座って竿先を見つめたりした、名前のわからないこの出っ張り。20年ぶりに使わせてもらおう。
あ、そうそう。仕掛けはキス針で、竿は2本。ルアーロッドの方はいわゆる保険である。餌は地ケビと青ケビ!!(ちなみにこの保険こそが、後に意外過ぎる釣果を獲ることになる)
では、保険ではないメインとはなにか?そりゃぁ~もう、これですよ、これ!げへへ!!ぐひひ!!
さっそく装着だぜ!!(DAIWAのファインサーフというヤツ。給料日前っちゃ前だし、とんでもなく高級品というわけでもないッス)
他の投げリールも見たけれど、PE4号とか5号とか巻けるスペックとか要らんと思ったので、これにした感じ。この選択は成功だったように思う。ちなみに2号巻いてます。
「ところでこの投げ竿を見てくれ こいつをどう思う?」
「すごく・・・大きいです・・・」
ゴツすぎて感度が心配だったので、中通しの仕掛けを採用。先に言うと、この作戦は効果てきめんであった。
そして、後方に注意して、記念すべき初キャスト!!
・・・重てぇ!!!
ルアーロッドと大差ない飛距離で、狙ったところからだいぶ右に飛んでった。遠心力とか、竿そのものの重さが、当たり前だがルアーロッドと全然違う。
これは竿が扱いにくいというより、僕の経験値不足ですなー。軽いダンベルと重いダンベルでは、必然的にフォームが変わるのと似ている。
・・・ただ、エサ取りがなにかしら潜んでいるせいか、餌がすぐ無くなるため、回収⇒付け替え⇒キャストのテンポが速く、キャストの回数は多く取れた。
そしてやっていくうちにだんだん、いわゆる「オモリが乗る」とか、「投げるのではなく飛ばす」といったアドバイスが言いたいことが分かってきた。
ただ、注意すべきポイントが結構多いため、乗ることに集中すれば足元がフラつくとか、足元に意識すれば指に糸が掛かりすぎるとか、まだまだ克服すべき課題は多い。
実際、キャストにおもクソ失敗して、糸で指をちょっと切ったり、変に止めたりしてリーダーが切れて飛んでったり、ギャフンと言わされることはちょいちょいあった。
それでも!!自分の悪癖に気付いてからは、だいぶ安定し、ラインの色的に60mくらいまでは真っ直ぐ飛ばすことができた。
ちなみにその自分の悪癖とは、背後を気にするあまり、キャストの始動時まで竿を肩越しに見るというものである。(意外とやってる人多いんじゃね?)
結果、変に体がねじれたり、狙うべき場所を見ながら投げられなかったりするため、色々と安定しないというわけ。そこを直したら、結構よくなったので万々歳。
ピッチャーが投球後に、バットを見ながら振るようなものだ。自分で自分にハンデをつけてどうすんねん。
ーはい。気になる釣果だが、餌こそなくなるものの、何もヒットしないという状態が続いた。ただ、いいんだ。俺は思い出に浸りに来たんだもの。
そうだなぁ、あの時は・・。
ーって風に感傷へ浸ろうとしたら、爆風が吹いて三脚が倒れるなど、忙しくてそんな暇なかったばい!!
でもま、リールも投げ竿もかっこいいし、いっか(*'▽')
・・・そんな呑気な時間は、ある突然のアタリをもって終了するのであった。
ルアーロッドの方にアタリが出たので回収していると、足元でゴツンと引かれる手ごたえがあった。
見ると、セイゴみたいなフォルムが見えた。おぉ、こんなん釣れたん?ラッキーだなぁと思って回収した。
ーすると、めちゃくそバチコリ驚いた。
なんでかって?
_人人人人人人人人人人_
> まさかのツバスとメゴチ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
うそん!!!!????
地ケビで釣れんの?いや、んなわけない!てか水面に、まだなんか影がみえるぞ!!??
そして僕は、全力で車へダッシュ!フラッシュジギング仕掛けを回収すると、速攻ルアーロッドの方をそれにチェンジ!
投下!着底!シャクってシャクって棒引きー
はい、ズドン!!
興奮しすぎて写真を撮り忘れたが、2匹目のツバスを速攻でゲットいたしやした(*'▽')アジカラーの5gジグを思いっきり食ってました。
ただ、時合は本当に一瞬で、この2匹・2回のアタリ以外は皆無であった。おそらく最初のヤツは、きらきらしたビーズに反応したんでしょうなぁ。
🤔(もしかして、ツバスとメゴチのダブルを達成したの、山口県初の事例とかじゃね?)
ー一応先にデータをまとめておこう。動画に残していたので、釣った時刻ははっきりとわかる。16:57である。この時間、潮はどうだったのか?
タイドグラフを見ると、中潮・干潮1時間前だと判明。潮止まり前後一時間に時合が来るのって、カマスもそうだし、アカエイもそうだなぁ。
結構デカい群れだったと思うので、中関で釣行される際は、せめてフラッシュジギングを忘れぬようにしときましょう。
はい。そうやって一時の興奮が冷めてからは、やっと感傷に浸れそうな雰囲気になってきた。あのときは、爺ちゃんが・・・
ブルブルッ
あん?ハッキリと、プライムサーフの穂先が揺れた。巻いてみると、プルプルという引きを確かに感じる。おぉ、初ヒットだ!!
回収すると・・・・。
_人人人人人人人人人_
> 念願のシロギス <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
なんと、針を二つとも吸い込んでました。どんだけ腹減ってんねん。
・・・その後は、何かに引っ掛かって仕掛けとリーダーを丸ごとロスト。実はフラッシュジグ一式も、その前に根こそぎロスとしていたので、ここで撤退を決めた。
時刻は大体18:00。ここまで長居する気はなかったけど、楽しかったから、いいや!!
そして第二の目的地-
思い出の川へ、僕は車を走らせるのであった。
つづく!!!
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