俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

【後編・ぼくの原点回帰】釣り人生最初の思い出が残る川で、じっくりと釣りをしてきたよ。 ―あと、調理編も少々。節目とはなんぞやってのも、語るよ!

サプリメントを服用するタイミングを変えてみたら、すごく目覚めがよかった中元です。ただ、眠りが足りている気がしない・・。

 

はい。前回、思い出の海と川で釣りをしてきたよ、みたいな記事を書こうとした。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

しかし、海の方で3000字以上平気で書けてしまったので、1つの記事にしちゃうと、これは胸焼けすると思い、分割することにした。

 

ってことで後編は、川の話と、調理の話、そして『節目』とはなんぞやということについて、また3000字くらい書いていこうと思う。

 

 

思い出の川はドブ川でした。

 

僕の祖父母の家は、防府市田島にある。小さい頃の僕は、夏休みになる度に、そこへ行くのが楽しみで仕方がなかった。

 

広島の実家近辺もそれなりに自然は豊かであったが、海まで近いこと、そして目の前が川になっていることが大きい。僕は当時から魚と生き物に、首ったけだったのだ。

 

祖父か父を引っ張り出して、暇さえあれば釣りに行きまくった。お粗末な竹の竿に、安っぽい玉ウキ。これが僕のルーツであったのかもしれない。

 

そして家にいるときは海のぬし釣り」にのめり込む。人生初の熱狂は、僕にとっては魚釣りだったということかもしれない。

 

流石にそのレベルの熱狂はもう無いが、まだまだ人生における一番優先順位が高い趣味は釣りなのだ。25年以上消えない情熱って、冷静に考えればすごい話である。

 

はい。実際に通い倒したどぶ川は、今はもう、実は生き物の影が一つもなくなっている。ドブというより、汚水が溜まっているだけだ。

 

理由は、開発だ。生活汚水が駄々洩れだし、わけのわからないごみは浮いているし、そういえば20年弱前、コイヘルペスが発生した川でもある。

 

ただ、こればかりは仕方がない。町中を通る小川の宿命だろう。そんなわけで、汚水に仕掛けを放り込んでも通報されるだけなので、少しだけ妥協することに決めた。

 

ということで、このブログを読んでいただいている方にはお馴染み?の場所へやってきた。例の水門付近である。

 

田島の中学生が釣りをしているのを見たこともあるので、この場所ではまだ生きているらしい。生命の息吹も、そして川釣りの文化も。

 

ここで何をしたかというと、中程度のサイズの川魚が釣りたいよねということで、非常にコンパクトでシンプルなちょい投げ仕掛けのブッコミだ。

 

春先と打って変わって、釣って面白いと思えるサイズのコイがうようよといた。ただ、赤虫針にハリス1号なので、一発で千切られる。だから避けた。

 

その後も川沿いを延々と歩きながら、中くらいの魚を探す。しかし、そのサイズとなれば途端に生息が乏しく、たまにいてもミミズに反応しないというありさまだった。

 

そしてこんなところを歩いていると、水路の真ん中にある違和感を覚えた。ゴミに見えるといわれればそれまでだが、もしかして…。

 

ナマズじゃね?

 

川の真ん中で、何をするでもなくぼ~っと止まっている。その眼前に仕掛けを引いたら、反転してオモリの方を食おうとした。・・・つまり、ナマズじゃん!!!

 

しかし、サイズはおおよそ40㎝程。さすがに引っ掛けても、抜き上げられまい。だから急ぎ車へ戻り、クソデカたも網を回収、急ぎその場へ戻った。

 

ーが。

 

既にその姿はなかった。準備してなかったがゆえに取り逃したチャンス、あに口惜しや・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しいので貯水池にも行ってみた。

 

 

しかしこっちも、こんな暗さになるまで粘ったが、ミミズを2回噛み千切られただけであった。(このアタリは十中八九、カメなのですよ)

 

でもま、本来釣りって、運任せな要素も多いもんな。今度こそ、ナマズ、釣ってやるもんね!!!

 

自宅でキャンプ飯作ってみた。

 

ってことで今日の獲物。釣ったその日は内臓だけ取って、キンキンに氷とかで締めておいた。つまり、1日寝かせて、味の違いをみようというワケ。

 

しかし、刺身で食うのは少し怖いし、何より僕自身が飽きている。釣った魚は刺身で食うという常識に対して、だ。

 

ってことでどうやって食おうかと困ったが、そういえばユニ鉄で魚を焼いたことがないと思ったので、無理矢理IHで使ってみることにした。

 

何か間違えている気がするが、爆発とかしねーだろうし、きっと大丈夫でしょ。ってことでガシャンと乗せてみる。

 

この存在感、いいね~。

 

そしておもむろに魚を並べたら・・・ジュウジュウのシズル音!お耳のご馳走じゃ👂

 

・・・結構頑張って焼いたけど、なんか半生っぽかったので、最後はレンジで40秒チンしておきました。丸ごとだと、やっぱ上手く焼けねぇなぁ。

 

ーおまけ。安売りしてた牛タンも焼きました。

 

びっくりするほどお家でキャンプしている感じになったですよ!バカまぶしもおいしいしね!!

 

※超注意事項※

煙がすごく出るため、油断すると報知機鳴ります。僕は鳴らしかけました。なんか部屋が今でも白くもやがかかってます( ´ー`)

 

はい。並べたよ!

 

そして一口。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしーかもー!!

 

寝かせた方がうまいな!無駄なくさみ一切なし!脂の回りもよし!小さくてもブリはブリってか!美味すぎる!!GINが進むぜ!

 

ユニ鉄で焼いた魚は絶品だぜぇ!!!!今度はキャンプ場で、切り身の魚を絶対焼くことに決めた!!!!!!!バカびたし、まだ使ってねぇし!!!

 

皆も家でユニ鉄使おう!ただしピーピー音を鳴らしたら、消防が来るから注意な!!!

 

ある種の人生の節目ってなにさ?

あ、忘れかけていた話が一個あるんだった。

 

よく同行させていただくMさんといった方々には仄めかしているのだが、僕は色々あって、独立を考えている。ちなみに今さらだが、僕は塾講師ッス。

 

今の職場からのれん分けという形で、僕が長となる組織を創る。大袈裟な言い回しだが、実際そうなので他に書きようがない。

 

その拠点をどこにしようか迷っていたのだが、色々と繋がりや縁が深い土地として、防府にしようという意思は結構強まっている。勿論コスト的な面もあるけどさ。

 

思い出の地で勝負に出る。勝算は勿論あるのだが、それが空回りするという不安もくっ付いていて、メンタルは良くも悪くもスイングしっぱなしである。

 

正式に決定したら、このブログでも宣伝しようと思う反面、いや、単なる趣味のブログだから、切り分けた方が良いよねと思う自分もいる。

 

ただ、こうして久しぶりにじっくりと防府に身を置いて、自然を眺めながら感じたこと―。

 

俺、この場所が好きだわ。純粋に、そう思った。

 

広島という地元が嫌いなわけじゃない。全然ない。今住んでいるところが嫌というわけでもない。見当違いも甚だしい。

 

一時期住んでいたこともあるのでなおさらだ。趣味と実益を兼ねた場所。あとは僕が、自分の持つ能力で防府に貢献できるかどうか、である。

 

大仰な話になったけど、つまり楽しい釣りでしたよってことで、今日は締めたいと思います。じゃ、この辺で。

 

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