ここ最近、とにかくカマキリに懐かれます。ある時は、玄関を開けたらすぐの場所に。ある時は、散歩コースに。そして今日は、飛びつかれました。中元です。
はい。5000文字以上を費やし、キャンプの記録を綴ったのが、前回の記事だ。まぁこの記事も、同じ日に書いているのだが、さすがに投稿期間は少し空ける。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
大体なんでもそうなのだが、どっかに出かけるときは、何かしらの【仮説】を持っていけるかどうかが、満足度を分けると、強く感じている。
例えば、ただぼんやり釣りに行くのも悪くないが、「狙ってシロギスを獲るとしたら、このエリアだとどこをどう探ろうか?」と考えると、僕の場合は何倍も楽しくなる。
そして今回のキャンプも、自分なりに「これをしたい、あれをしたい」というネタを事前に考えて、イメトレし、それがどう機能するかを確認する狙いを込めている。
そして、得られた経験値やデータを基に、次回の仮説をこさえる。そしてまた、その検証に向かう。こうすれば、飽きることのない無限ループになるのだ。
仕事がデキる人と結果が出ない人を分ける「計画前」の"ある行動" 素朴な問いを研ぎ澄ませられるか (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ちなみにこのサイクルの天才こそが、いわゆる好奇心旺盛な子供たちである。そういう意味では、僕はいつまでも子供でありたい。
―さて。前置きが長くなったが、ここからは2日目の話を書いていく。必然的に、朝の話がメインとなる。
「午前の話だけで、記事にするネタがあるのかよ?」と思われるかもしれないが、ドントウォーリー。めちゃくちゃ濃い朝だったので、大丈夫だ。
ということで以下、本編へ入っていこう。
第五部 新兵器購入。
なんと爽やかな朝だろう。空気が澄んでいる。だが、肌寒いというほどではない。本当に一切の過不足なく、ちょうどいい気温だ。
だから10時間も寝られたのだと思う。正直、シャワーさえ浴びれば、そのまま仕事にいって余裕で8時間働けるほど、コンディションは良い。
さて。そんな気分のいい朝を飾るものは何か。多くは語るまい。なぜかと言えば、ほぼ一択だから。
そう、コーヒー☕だ。
ゴリゴリ挽いて、ポタポタやる、あれだ。前回はコッヘルからダイレクトにお湯を注いだ結果、色々雑味だらけになったが、今回は違う。
新兵器を買ったからだ。コーヒーのお湯を優しく注ぐことに特化したポット。3000円したけど、一切躊躇うことなく購入した!!
実際に注いでみた。なんというか、無駄なところを湿らせず、ピンポイントに、そして優しくふんわりとお湯をかけられたぞ!!
で、抽出した結果がコレ。
なんか、過去一で色が濃いぞ!それが正解の証なのかどうかは全然わからないけれど!!
じゃ、さっさと試飲。
・・・・。
今までで一番コーヒー豆から味を引き出せたとは思う。
だがきっと、豆がもう、古い。かなり酸っぱかったからだ。いや、まぁ、気分は爽快だったからいいんだけれどね。
ただ、注ぎ方を変えれば結構変わったのは確認できたので、次回は新鮮な豆でリベンジだな。とりあえず残りの豆は、家で挽きまくって消化しよう・・。
第六部 究極のキャンプ朝定食。
気を取り直して、次だ。最高の朝ご飯を作るのだ!まずは火を起こして、前日に引き続き、米を炊くところからスタートする。
さぁ、横からフツフツと沸いてきましたぜ。この光景と音は、心が躍る!!
そして、忘れていたわけではない。
アユを贅沢にどーんと焼くぜ!!!
さて。丸物の魚は、当然ながら火が通りにくい。過去に何度、生焼けの魚にかじりついて泣きを見たことか。今回、それは全力で避けたい。
一説には、10分以内を目安に、表6割、裏4割という比率で焼くのが基本だと書かれていた。
だから10分そうしたが、なんかほんのり炭化したのはなぜだろう。(皮を取ったら良い感じに火が通ってマスタ)
さて。まだまだ定食には至らない。定食とは、必ず汁物が添えられているものだ。これは完全なる自論なのだが。
ということでいつぞやも使った、つきぢ田村のシリーズを今回も使用。(今は長期休業中らしい)
そしてそれを、上品に作る。正規の用法ではないことなど承知だが、不思議と似合っていることも否めないだろう!(ね?)
そしてメスティンの方も順調に炊けた。・・・ように見えたが、だいぶ芯があった。恐らく火力が強すぎて、沸騰までが短かったせいだろう。要反省だな。
でもま、お気に入りの、【井上商店 しそわかめ】をかければ、なんだって美味しいんだ😋
これをバカみたいにまぶして、定食がついに完成した!!
朝日が燦燦と降り注ぐ公園。焚火の弾ける音を聞きながら、ゆっくりと汁を味わい、しそわかめの香りを堪能する。
鳳翩山の山間で育った、堂々とした体躯の鮎は、プレミアムで頂く。最高の素材に、最高のスパイスが組み合わされば、つまりそれは最高なのだ。
命に感謝し、合掌。最高の朝ご飯の名に恥じぬ食事であった。
第七部 さらば秋吉台、また来るよ秋吉台。
「お、もう帰るんか?もうちょっとゆっくりしてってもええんちゃうん?」
・・・とでも言いたいのか、わざわざ遠くからカマキリが僕に飛びついてきた。カマキリにモテてもなぁ。
さて。天気は一層晴れやかになり、夜露で湿ったシートなどもすぐに乾いて、撤収作業は本当にスムーズであった。
受付でゴミを捨てて、許可証を返却する。本当にお世話になりました。また来ます。絶対に。今度はもうちょっと標高的に上の方へ泊まろうかな。
・・・ってことで早速文明の利器を利用。17アイスのクッキーのヤツ、高いけどうまいんだこれが😊
最終章 今回の気付きと次回の狙い。
はい。最後の章は、どちらかと言えば今回のキャンプを踏まえての考察である。役に立つかもしれないし、立たないかもしれない。それはご承知おきくだちい。
まず、今回持って行ったけど使わなかったものを列挙する。それは、底の浅いコッヘル、肉切ばさみ、木炭の3つだ。逆に言えば、これ以外は全て使用した。
大体何が必要で何が不要かがわかってきたということだろう。自分自身の成長として、かなり嬉しい話だ。
また、今回の結果を踏まえ、「やっぱり要る」と気づいたものもある。
まず、「いや、持ってないんかい」と突っ込まれそうだが、コーヒーセットを入れておく袋だ。実はずっと、スーパーのビニール袋を使ってまして・・。
そして、通気性に優れたズボンも欲しい。今回はジーンズを履いていたのだが、マジで夜が暑くて超キツかった。
そしてラストは、マミー型シュラフだ。もういい加減、毛布を持っていくスタイルを止めたいと思っている。やっぱ、邪魔だ!あと、めんどくさい!!
値段が値段なのでいい加減な買い物は絶対にできないのだが、じっくりと考えたうえで、酒に酔ってから、購入に踏み切ろうと考えている。
・・・はい。他は本当に満足いく行程だったし、色々と狙い通りに機能したしで、特に語ることは無い。
だがボチボチ、「もっとコンパクトにしながら、高い満足度を維持することは可能なのか?」という、僕が目指すキャンプの理想像を突き詰めていきたいとも思う。
次に行くのはいつだろうか。運が良ければ10月にもう1回行けるだろうが、そこでは「コンパクト」であることを一義に掲げたいと思う。
・・・ということで、なんとか4000文字に届かせたかったが、ちょっと無理っぽい。だからこの辺で切ることにしよう。
うにゃうにゃ言ったけど、つまり最高だったので、皆様もぜひMakuakeに登録してみてほしい。
ってことで今日はこの辺で!!
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