マリオカート64をやっていた世代なので、狭い道を目の当たりにするとチャレンジ意欲が湧きたちます。結果、自損で保険会社に連絡する羽目になった中元です。
はい。前回(もっと言えば前々々回も)、最後の最後に気になる強烈なアタリを食らいながら、ヒットさえできずに終わってしまった。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
正体は、果たしてなんなのか?前の記事でも書いたが、エイにしては弱すぎるし、フグにしては強すぎる、本当に中間くらいのアタリだったと記憶している。
例えば、マゴチ・クロダイ・スズキなどが筆頭だろう。夢を見るなら、ヒラメだっていてもおかしくない。だが、結局、僕の想像が膨らむだけ。そこが関の山だ。
―ならば、突き止めるしかないではないか。もう、この大物しか狙わねぇ。マハゼもクサフグもノーセンキュー。
秘策こそ用意はするが、対象魚はもう、魚にかぶりつく大物のみ!!!!
そんな滾る男くささ全開の釣行、いざ開始めいッッッ!
今回の作戦。
まずは何より潮を確認するところからだ。今回は、ちょうど日中が干潮というタイドグラフとなっている。
前回も思い出せば確かにそうだったのだが、マゴチのアタリは大体、引き始め・満ち始めか、引き終わり・満ち終わりの付近に出てくるらしい。
となれば今回の作戦として、11時に釣り場入りして、16時くらいまで粘れば、攻めるべき時合は問題なくクリアできる、という話になりそうだ。
それで釣れればもちろんいいし、釣れなくても、納得はできる。
さて。続いて、餌はどうするか。キビナゴはまだ余っているので、こちらはまた塩漬けの状態で、前日から仕込んでおこう。
しかしできれば、違った餌を用いて、新たな可能性を探ってみたい。ということで仕事帰りにスーパーへ立ち寄り、【ブトエビ】を購入して、締めておいた。
サイズはこんな感じ。割と手頃。丸セイゴ16号との相性は結構よさげ。
尚、絶対に逃さないという執念から、キビナゴに使う仕掛けは、専用のそれを買ってみた。(そこそこ値が張るなぁ)
もちろん、生き餌チャレンジも考えたが、カードは一枚ずつ切るに越したことはない。今回ダメだったら、次回こそ泳がせをやればいい話なのだ。
そして竿は、投げ竿とルアーロットを1本ずつ。それ以上にすると管理がめんどくさいし、竿尻ベルトを2個しか持っていないため、非常にヒヤヒヤしてしまう。
という感じかな。作戦はこの程度にして、サァ実際の釣行の報告へ参りますですよ!!
あいつらと800ポイント仲良くなった。
↑の写真からもわかるド干潮時に釣り場へ到着。しかも、大きなクロダイは見えるし、サヨリ(かダツ)はちゃぷちゃぷしているしで、魚種の豊富さに驚いた!
全然見えないけど、画像中心付近に、20㎝くらいのサヨリ(かダツ)が10匹程度、回遊していた。ただ、今回はこいつら、アウトオブ眼中である。
そしてクロダイも、見えるやつは完全に人間を認知しスレていると判断し、これもアウトオブ眼中とした。やはり、見えないところに潜むやつを狙わんとな。
てことで、ルアーロッドにブトエビを、そして投げ竿にキビナゴを装着し、投入。
3分後。
餌がいずれも無くなっていた。お、これは期待してイイ的な!!!???
また、3分後。
ブトエビもキビナゴも、またきれいさっぱり無くなっていた。なんか、不穏だぞ・・?
\(^o^)/
前回の比じゃないクサフグの超猛攻。キビナゴは2分、ブトエビは着底後数十秒で、こいつらに持っていかれる有様であった・・・・・・・。
投げては盗られ、投げては盗られ。釣りをしに来たというより、フグに餌をあげに来たとでも形容すべき状況であった\(^o^)/
そして釣り場に到着してからわずか1時間チョイで・・・
↑これ全部を使い果たし、帰るしかなくなったのであった\(^o^)/
ちなみにその後、ジグサビキで遊んでみたが、フグが3匹とヒイラギが1匹、スレで釣れただけであった。おしまい。
あいつらと800ポイント仲良くなった結果、わかったこと。
クサフグに餌をあげるおじさんと化した僕であったが、その過程できちんと色んなデータを得られたので、次回以降使えそうな仮説は、いくつも作れている。
それぞれ、見出しを付けて、紹介していこう。
新たな神餌候補の登場。
まず、僕はブトエビに、大きな可能性を感じた。今回はクサフグだらけで裏目に出たが、圧倒的な集魚力があるとわかったからだ。
実際、頭を取って足元に落としたところ、かなり遠くからクサフグが飛んできて、ポリポリとそれをかじっているのが観察できた。
また、オキアミよりもニオイが強い気もするし、なにより確か防府産と書かれていたので、普段摂食している餌に近いことも強みだと思える。
例えば夜釣りとか、フグが少ない場所とかで、これを使ってブッコミをすれば、相当面白い釣果になるのではと、結構期待させられる餌である。(あと、安い!)
ただ水分量はかなり多いようで、塩に埋めた状態で一晩締めても、キッチンペーパーがべっちゃべちゃであった。
塩とペーパーを変えた上でもう一夜寝かせるくらいが、ちょうどいいのかもしれない。ちなみに1パック全部使っている。
―さて。今回みたいにクサフグが夥しいエリアで、フィッシュイーターを狙って釣るには、どうしたらいいのか。採るべき手段は、3つ浮かぶ。
今度はそれらを、順に紹介しよう。
作戦1:泳がせ釣り
冷凍餌を使うと一瞬でやられるのなら、生きた餌を使うしかないと言える。実際僕の中で、フグは積極的に魚を襲うイメージはない。(弱った生き餌を齧られたことはある)
この河口の真裏は、大きな貯水池?になっており、オイカワ・モツゴ・ウグイ(ギンペイ)・ヨシノボリといった淡水魚は、現地調達が可能だ。
ちなみにいつぞやアカエイを釣った際に用いたのも、ここで釣ったオイカワ(かモツゴ)である。次回はこの釣法でいこうかなぁ。
作戦2:夕マズメ~夜釣り
実は習性として、フグは夜になると砂に潜って寝てしまうという。実際、日没後にフグを釣り上げたことは、ほぼない。
となれば、その時間帯から釣り始めれば、狙って餌を対象魚に届けることが可能となるわけで。アタリが出れば、本命である可能性も、当然高まる。
リスクとしてはシンプルに危ないという点がある。同行者を募るとか、ヘッドライトも性能の良いヤツを買うとか、色々気を抜かないようにしよう。
どうでもいいが、僕は昔っからジェントスというブランドが好きで、そのヘッドライトを愛用している。↓
理由は、コスパの良さと耐久性に優れている点だ。水没させても壊れない。今使っているのは2代目だが、初代はなんと7年持ったので万々歳である。
作戦3:ハードルアー
宮城、三陸のフラットフィッシュゲーム2・ヒラメ、マゴチに使えるハードルアー | 釣りTiki東北
マゴチと言えば、VJミノーのような、ある種ハイブリッドなルアーを用いるイメージが強いのだが、フグは普通にそれにさえアタックしてくる。
結構値が張ったワームの尻尾も、わずか二投目のズル引き中に持っていかれた。となれば、文字通り歯が立たない素材のルアーを使うしかないではないか。
僕は昔、実は釣具屋でアルバイトをしていたのだが、その頃はよく【ミノー+ブレード】のような形状のルアーが売れていた記憶がある。
そしてそれを使って、三ノ枡でマゴチが上がった、エソが上がったという話も何度か聞いた覚えがある。
僕はルアーアクションが苦手なのだが、いい練習の機会と考えて、今度は購入の上、お守り代わりに持っていっておこうと考えている。
・・・ということで、意外とすんなり文字数がちょうどいい感じになったので、この辺で終わりにしようとおもう。
月曜は、本当はあいお荘に行く予定だったのだが、予約は取れなかったし、車を自損して修理に出す必要が出たしで、11月に延期することにした/(^o^)\
尚、日曜はずっとずっと温めていた企画を実行予定である。その日のうちに記事にできるかは不透明だけど、まぁお楽しみにしておいていただけると嬉しい。
ということで、今日はこの辺で。
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