このブログのタイトルは「俺のぬし釣り」だが、その由来は何度も語った「ぬし釣りシリーズ」である。幼少期の僕の心を鷲掴みにして、今の今まで離さない名作だ。
そしてその中でも特に好きなのが「ぬし釣り64」なのだが、それ以前に徹底してドはまりしたのが、「海のぬし釣り」である。
これについて、「僕もやってたんすよ!!!」的な嬉しいコメントを、たまに頂戴する。なんというか、一緒に酒を飲みたくなる。
ということで今日は、原点回帰と記事数増加を兼ねて、「海のぬし釣り」の思い出を語ろうと思う。
ただし、マジでやりこんでた人にしかわからない、イカれたほどニッチな思い出に限定する。
では以下、スーパー自己満記事、開始でござる。
謎の倫理観がまかり通る素敵な世界。
ぬし釣りシリーズには、餌が無くなったときの救済措置としてなのか、虫眼鏡というアイテム(あるいはそれに準ずる何か)が存在する。
これを適切な場所で使うと、釣り餌や食事アイテムがゲットできる。値段は忘れたが、ちょちょいと使えばすぐペイできるくらいの安さである。(しかも壊れない)
岩場で使えばフナムシやカニが採集できる。そしてそれを使えばクロダイやブダイが釣れる。それを売り捌けば、あっという間に黒字だ。なんという経済だろうか。
ちなみにアイテムが封印?されている祠や洞窟で使うと、きのこがゲットできて、普通に主人公はそれを食って体力を回復する。大丈夫なのだろうか。
湖とかで採取できるドクツルタケを食べたら「おいし・・・い・・?」と言い残して即死するぬし釣り64とは、何とも大違いである。
・・そんな虫眼鏡だが、実はあるところで使うと、それって倫理的にどうなのか問いただしたくなるくらい、法的に微妙なことが可能となる。
その場所は、魚屋だ。魚屋で虫眼鏡を使うと、なんとイワシを入手できる。このイワシという釣り餌、なんとなんと、釣具屋等で購入不可能な激レア餌なのだ!!!
一郎というキャラの名前を「ふね太郎」にすると、所持金10倍、釣り具・釣り餌全保持
で開始できるというチートがあるが、それでしかゲットできない、はずだった。
しかしこういう窃盗紛いのことをすることで、しれっとゲットできちゃうのだ。なんだこの倫理観は。この世界の法律はどうなってる。
このイワシ、餌として非常に優れており、ほぼ全てのフィッシュイーターを食いつかせる魔力を持っている。スズキもヒラメもバコバコだ。
そしてそれを魚屋に売って金にする。なんかもう、考えたら負けである。
その魚屋も、たまに不思議なことをする。特定の魚の値段が、ランダムで跳ね上がるのだ。例えばいきなり、サイズ問わず、ウミタナゴが200円で売れることがある。
ちなみにこのゲームで200円あれば、竿はキツいが大抵の道具はバコっと変えてしまう。体感、この世で言う5000円くらいの価値だと思う。
これは事前告知してくれるので、それを狙って釣って持っていけば、即大金持ちになれる、良いシステムではある。
ちなみに、この世界の物価はよくわからない。大体魚を10匹持っていけば、500~800円稼げる世界であり、魚を10匹釣るのに要るのは10分前後かなと思う。
その上で、以下の物価リストを見てみてほしい。
宿屋 一泊・・10円
電動リール付き船竿・・1000円
シャケ弁当・・40円
トローリングロッドの一番いいやつ・・1000円
船のグレードアップ・・1000円
釣り新聞・・10円
何を基準にしても、何かがバグる。この素晴らしき世界、本当に好きだ。
人間は絶対に自然には勝てない。
#8【海のぬし釣り】深海魚コーナー!裏ぬし目指して図鑑コンプ!初見 SFC レトロゲーム実況LIVE - YouTube
↑の画像の左上の方に、波が写り込んでいる。そりゃだって、磯なんだから。波くらい見えるだろう、と。
ところがこのアイコンに触れると、オオナミという作中最強の敵とのバトルになる。まず逃げられない上に、数発で死亡する攻撃力。攻撃可能範囲も狭く、ほぼ当たらない。
自然現象なので、餌を与えて帰ってもらうこともできない。言葉も発さず、容赦もせず、ただ人間を力のままに飲み込み、無に帰す。強すぎる。
・・・こんな風に、海のぬし釣りには、自然が牙を向いてくるシステムがたまに出てくる。
他の例でいうと、海に向かってボタンを押すと、一切の躊躇なく主人公たちはダイブする。ゲーム開始時は普通に問題なく泳げるのだが・・。
確か宿屋で一泊でもすると、海流が荒れ狂い、飛び込んだ瞬間画面端に流されて、力尽きるまでそのまま☠
・・・という怖すぎるゲームオーバーになるのだ。
できるだけカヌーを用意して、それに飛び乗るようにしたいところだ。防波堤ステージの魚屋の上にいるおじいさんにクロダイをあげたら貰えるから。
ある種激レアな魚、それはブリ。
【SFC海のぬし釣り・攻略】は行の魚/釣り方&データ(15種)
このゲームは魚とのファイト時、魚の種類とサイズに応じて、魚が発する音が変わる。言葉にするのは無理ゲーだが、雰囲気は以下の動画を観ればわかるかと。
ちなみに、ざっくり分ければ二種類である。僕の貧しいオノマトペで表現するなら、こんな風になる。
ガウガウ型(例:タチウオ、スズキ、ヒラマサ、ヒラメなど)
小さいヤツ:ガウガウガウガウ・・
大きいヤツ:オッオッオッオッ・・・
超でかいヤツ:シャンシャンシャンシャンシャン・・・
チャチャチャ型(例:クロダイ、マコガレイ、クチジロ、マダコなど)
小さいヤツ:チャチャチャチャチャ・・
大きいヤツ:トトトトトトトト・・
はい。ここで気になるのが、チャチャチャ型の超でかいヤツが空欄なことだ。実は僕が知る限り、頑張れば他にもいるのだろうけど、これを満たすのはブリしかいないからだ。
このゲームは、釣った魚をリリースして宿で一泊すると、ちょっと大きくなった個体が大体同じ場所に再登場する。それを繰り返すと、限界値までサイズは増えていく。
外洋ステージの上部に生息するブリを釣ってはリリースし、宿屋で泊まってまた釣って。これを数回繰り返すと、やっとそのサイズを満たすブリになる。
その気になる効果音は、強いて言えば「シャシャシャシャシャ」とでもいうべきものになる。レアなので、ぜひ狙ってほしい。
終わりに。
ぶっちゃけ、まだまだ余裕で2000文字以上語れるネタはあるのだが、もう誰もついてこれている気がしないので、この辺にしておこうと思う。
リアルに忠実なモデルを作成しつつも、ツッコミどころもきちんと織り込まれた名作RPGでもあると、僕は感じている。
ゲーム実況とか興味は無いのだけれど、海のぬし釣りだったらやっていいかも。それくらい思い入れと、謎の知識が多い、愛すべきゲームである。
では、今日はこの辺で。
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