どうでもいいが、僕はアジングとメバリングの類をあまりやらない。手先が細かすぎる作業が求められて、準備がどうにも億劫に感じてしまうためだ。
流石にまだまだ老眼は始まっていないが、極細のラインを扱うのは手間である。加えて、ライントラブルも多い。そういう抵抗があり、やってこなかった次第である。
ところで、僕が愛用している竿の中に1つ、「Mukai Air Stick TREMO エアースティック トレモ」というものがある。一応、トラウトロッドだ。
18,000円の品が6,000円になっていたので即決衝動買いしたのが出会いのきっかけなのだが、実はこの竿、淡水でしか使ったことが無い。
そしてつくづく、勿体ないなと思うと同時に、アジングやメバリングにも使えそうではないかと感じてはいた。
・・ちょうどいい。閃いた。防府でアジやメバルとなれば、西浦に行っておけば間違いはなかろう。そこでこの竿を海釣りデビューさせるのだ!!
今日はそういう釣りの記録である。
まずはなにより予習からDA!!
ぶっちゃけ僕は棒引きと、ボトムバンピングしか、ソフトルアーのアクションを知らない。それで釣果を得てきたし、別にいいか、と。
しかしそれでは面白くないと思ったので、新しい技や作戦を予習してから挑むことにした。それで参考にしたのが、上記のサイトだ。
例えば着水から自分でカウントを取ってレンジを刻むという方法は、ニジマス釣りでも使ったやり方であるため、応用が利きそうである。
また、メバルに口を使わせる方法として、リフトアンドフォールの有効性も説かれていた。これも使った方がよさげ。
―ということで結局、当日は以下の動作を繰り返すことにした。
①着水から1カウント、3カウント、5カウントと数えてレンジを刻み、棒引きする
②海底まで刻んだら、リフトアンドフォールで探る
③ボトムバンピングで海底を叩き、そのエリアを終了、移動
ここまでやればなんか来るだろうし、ここまでやってダメなら、単に生息が無いのだろう。そう割り切って、臨むことにした。
↑ということで釣具屋で購入。悩みに悩んで、名前を聞いたことがあるブランドや、単に色味が気に入ったそれに決めた!!
ではいざ、実釣じゃい!!!!
みたことのない小茅の姿。
↑場所はここ。やはり最近、本来中心に表示したい位置から、埋め込んだ地図がズレてしまう・・・。
さて。僕が到着したのは、大体↓の時間帯だ。中潮の干潮からちょっと過ぎたくらい。少々なら水位もあるこったろう。
・・・そう思っていた時期が、俺にもありました。
今まで見たことがないレベルで渇水している\(^o^)/
釣りになるのか…?そう思ったが、大体この場所で、何かが水面を揺らした。メバル?それとも、まさかアジ?✨
ということでさっきの手順で仕掛けを投げて、この付近を丹念に探る。余談だが今日持ってきているAir Stick Tremo、軽くて超柔らかいゆえに、キャストの癖がすごい。
慣れてくるまでは狙った場所に飛ばす呻吟した。はー、やれやれ。丁寧に、決まった所作を繰り返す。繰り返す。くりかえす。クリカエス。
・・・・・・・・。
なんにもアタらねぇぞゴルァ!!(# ゚Д゚)
びっくりするほど反応が無い。干潮のせいか?それとも時期が早かったか?とりあえず防波堤にいた猫を見て癒されよう🐈
「事務所通してもらえる?」
その後も諦めずに探る。探る。さぐる。サグル。SAGURU。サグル・・・・・
はぁ、ええか😇
何にも釣れん!僕、満足!
・・・とはいえ、足元をふと見てみると、2㎝くらいのメバルの稚魚が超大量に泳いでいた。(点々は全てメバルと思ってOK)
もう1~2ヶ月すれば、電気ウキでのメバル釣りが楽しくなると思う。まぁ、もう少しの待ちですな。
・・・しかし、俺はまだ諦めとうないんや!
だから先端に移動したよ。
・・・ここ、見え辛くて仕方ないが、10㎝くらいのメバルらしき魚影がぽつぽつと見えている!!期待が高まる!!
岩が見えているところといないところの境目くらいに集まっていた。画像には全然撮れていないけど、結構固まって泳いでましたよ。
・・・しかも、テンションが上がる出来事は連続する。なんかの群れが、入ってきたのだ!!!
セイゴ?ボラ?コノシロ?少なくともアジではなさそうだった。正体がわかる方は、是非とも教えてくれるとありがたしm(__)m
そういう期待と興奮を胸に、全力でワームを飛ばし、アクションを掛ける。アクションを、かける。かける。カケル。カケル・・・・・
小さな魚が、出たり入ったりしている・・・
あははは・・・釣りたい!
アジかな? いや違う、違うな。
アジはもっと、バァーって動くもんな!
・・・寒いな、今日。ふぅ、釣れないのかな?
おーい、釣れてくださいよ! ねぇ!
ってことで、1時間半全く遊んでもらえずボウズであった💩
・・・春は近い。それには間違いない。だが釣果は遠い。それもまた現実。自然は甘くない。くしゃみ一発を残し、僕は小茅を後にするのであった。
検証。
さて。釣り場をウロチョロしてみたが、先ほども書いた通りメバルの稚魚が大量にいたため、産卵は終わったようだ。親はどこへ行ったのかわからないが・・。
ただ、他に目撃できた魚は特になし。強いて言えば30㎝弱のクロダイを一匹だけ見かけたくらいである。西浦の方はどうなのだろうか。今度はそっちに調査へ行こうかな。
―あと最近、近所のスーパーでやたらコウイカが並んでいるのを見る。西浦近辺はコウイカ・アオリイカ共に生息しているので、エギングを楽しむのはありかもしれない。
ということで次の釣行はGWになるだろうか。そこではまた、去年みたいな遠征ができればいいな。どうだろうね。
はい。じゃ、今日はこの辺で!!
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