元々今日は、「防府の川でコイ釣りを満喫してきた!」といった感じのブログを書こうと思っていた。いわば決め打ち、鉄板ネタという感じだ。
もちろん記事ネタ先行ではなく、2024年はまだコイとファイトしていないという事実を最近認識し、そのまま今年が終わるのは嫌だな、というのが動機にはなっている。
とはいえ、コイ釣りなのだから、過去の鉄板パターンを全て網羅すれば、2~3匹は余裕っしょ!・・・と高を括っていたのだが、そうは自然が許さなかった。
タイトルにもあるが、経験も常識も鉄板も理論も、何一つ通じなかった。そして最終的に、全く想像だにしなかった結びになった。

一体何があったのか。今日は、またしても誰かがぱるぷんてを唱えたとしか思えない、そんなタフな1日の記録を残していく。
田島のドブ川初の釣果なるか?

ここに来るといつも、ぬし釣り64の「下流」ステージの曲が頭に流れてくる。実際ここは水門一つ隔てた先で海と繋がっており、そこではクロダイやフグを普通に見れる。
ただ、このエリアには、僕が確認している限りでもライギョ・カマツカ・マゴイ・マブナ・イナ・ナマズの生息がある。地元の子供もよく釣りをしている場所なのだ。
しかしながら、実はこの場所で何かしらの魚を”釣り上げた”ことは、実は無い。目の前に大量のコイが居るのに、餌を総スカンされるといった憂き目にしか遭ってない!
そんなジンクスとは今日でオサラバしたい。ということで、本日の作戦はシンプルに、強制的に摂餌スイッチを入れてやるというものだ。

意外と値が張った(2つとも400円弱くらい)が、釣れるならOK。ちなみに僕は川釣りにおいて、伊勢尼を好んで用いる。チヌ針ほど大きくないが、軸が太くて頑丈だからだ。

これに、練り餌の方を装着する。さすが老舗メーカー、一粒一粒が物凄く刺し餌として丁度いいサイズになっている!

てことで早速これをドブ川に振り込む。濁りがすごく強いため、コイの視認は不可能だ。だから探す。いつでも探している。どっかにコイの姿を。
水門のヘリ。

角の深み。

そんなところで釣れるはずなのに。

※アタリは結構出てた
うーーーーーーーーーーーーーーん……
釣れん/(^o^)\
ここのジンクスはまだ続いてしまった。いつかその解消だけを目的にした釣行をしないとイカンですなぁ。
尚、今回は水汲みバケツを忘れちゃったので、この場所ではどう頑張っても水を汲めず、そのため撒き餌の方は不発だった。
それはまぁ、もう1つの方で使うことにしよう。
あのときの僕「ここに来れば1匹はカタイっしょ^^」

道中ファミマで買ったアイスを呑気に食いながら、まずは佐波川河口の方を視察した。小潮とはいえ満潮の時間帯、水位はどこまで上がるのだろうか。

そう思って確認したところ、ギリ足場は確保できている状態だった。なるほど、小潮を狙って来れば、水没の可能性は考えずにおいてもいいのか。勉強になるぜ。
あと今日は不思議と、やたら鳥が多かった。凛とした立ち姿で海を眺めて、この鳥たちは何を探しているのだろうか。哲学的である。

ま、今日はそんなことはどうでもいい。さっさとメインの場所に移動して、撒き餌を作ってバンバン打ち込んで、ポイントを温めることから始めよう。
・・・しかし、ここでやらかしてしまった。
うへぇ、シャビシャビだぁ/(^o^)\

なんだろう、感覚でいえば「フルーチェ」の方がまだ粘り気があるほどのシャビシャビになってしまった・・。目分量に依存した男の末路である。
仕方ないのでこれを無理矢理撒く。もはや散布という方が正確なくらい、まばらに飛んでいく始末。足場も汚してしまったので、帰り際になるべく丁寧に掃除はした。

・・・それでも、この撒き餌のパワーはすごかった。すぐに何かしらの小魚が集まってきて、水面にたくさんの波紋が生じるほどだった。
全然関係ないであろう遠方でも、ボラが狂喜乱舞しているかのようなジャンプを繰り返している。活性のスイッチが入ったのだろうか。
ただ、コイが視認できないのが気掛かりだった。でも、見える魚は釣れないっていうし、そこは関係あるまい。練り餌を装着し、ひたすら待った。
・・・ウキは一向に沈まない。
ウキの周りでは波紋が絶えないのに、それが消える刹那は訪れない。気付けば小康状態だった雨脚は再び強まり、水を吸った僕のレインコートが深緑色に変わってきた。
靴にも雨は染み込んできて、足元から僕の体温とやる気を奪っていく。風こそないが、だからこそ雨が自分の身体を打ち付ける音が一層明瞭に聞こえてくる始末だ。
日は沈み、辺りが闇に沈んでいく。ぷかぷかと真っ赤なウキが漂っている光景と、皮肉なコントラストを描いている。帰ろうか、粘ろうか、その思考すら消えていく。
・・刹那、ウキが完全に引き込まれた。
瞬時に集中し直して、なかば本能でアワセを入れると、ガッツリヒット🔥
ただ、ドラグは緩めていたものの、それをガリガリと引き出すほどのファイトでは無かった。寄せてみると、銀色の魚体が見えた。フナか?小さいコイか?
―否、どちらでもなかった。
なんとキビレだった。練り餌でこんなサイズ、出るの?

靴が見切れているのでよくわからないが、20㎝あるかないかのサイズだった。幸いにも口掛かりだったので、針を外したら即刻でリリースした。
この一匹で、自分を苛んでいた寒さも完全に吹き飛んだ。興奮で再び活力が漲る!―だが、既に日没の時間を過ぎて、ウキの視認もやや困難になっていた。
まぁ、これがキリがいいと呼べる区切りでもあるしな。キビレをリリースして満足した僕は、ここでの釣りを終えて、一旦車へと戻るのであった。
おまけ:佐波川河口でちょっとだけ遊んだって話。

かくして幕を閉じた激渋の一日であった・・ように見えて、実はそのまま佐波川河口でルアーを投げていた。単にそれにかこつけて、バイブレーションを揃えたかっただけだ。
というのも、前回買ったルアーはどちらかと言えば「ジグ」や「ミノー」とでもいうべき括りであり、バイブレーションは持ってないのに気付いたのだ。
これは例えばセイゴやスレたメバル、何ならチヌにも効果てきめんな優れものだと聞いている。だから今回、せっかくなので2つ買ってみた。
ただ、さっきも書いたがこの日は豪雨。既に2時間近く雨に打たれていたので、身体はキンキンに冷えていたし、ロッドも滑って色々危ない!
足場もぬるぬるで、正直2~3回後ろに転びかけた。後頭部を打とうもんなら、そのまま気絶して命が危ないのではなかろうか。ヒヤヒヤものである。
ということで↑の画像の左のヤツをぶん投げる。着底まで待って、巻く。すると手元にはっきりと、携帯のマナーモードみたいな振動が伝わった。
これはこれで、新しい刺激で楽しい✨捕食スイッチを否が応でも強制的に入れるような、そんなパワーを持っていることが感覚で伝わってきた!
その後はひたすら実験だ。タナしかり、巻くスピードしかり、アクションの練習とその反応然り。まぁ、魚は何も釣れなかったけど。
一回だけまさかのクサフグのチェイスがあったくらいだ。こいつの捕食スイッチさえ入れてしまうとは、バイブレーションルアーは結構面白いかもしれない。
冬になればそもそもの活性が下がって厳しくなるだろうが、例えば本当にラストのセイゴに賭けるとか、やったことがあんまないメバリングに行くとか、可能性はある。
良い買い物をしたなと、そんな感想も付記しておく。尚、右のルアーは今回使っていない。次回はコイツから発動しようと、今決めた。
では今日はこの辺で。
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