先週、ハゼを釣りに佐波川河口へ行ったという話を書いた。そのときも書いたのだが、実は20cm弱という、結構大きめのサヨリの群れを目撃している。
それで思い出した。実はまだ、このブログを開設以来、サヨリを釣っていない。もう魚種を出し惜しみしている余裕はないので、ちゃんと釣りたいと、改めて思った。
とはいえ、佐波川河口にまだ居るかわからないサヨリだけを釣りに行くのは、あまりにも心許ない。そもそも居なかった際は、あまりにも凄惨なことになってしまう。
そこでこの日は、潮の満ち引き具合を考慮し、干潮時の1~2時間はサヨリを狙い、その後は小茅でエギングでもして遊び、最後は中関港でシロギスを狙うことに決めた。
この計画は、僕が思っていた通りになるのだろうか。それとも、画餅で終わってしまうのだろうか。そんな釣行記、タイトルで軽くネタバレしているが、以下本題である。
佐波川河口にあいつは居るか?
前回サヨリを目撃したのは干潮潮止まりのタイミングだった。だから今回も、その時間に合わせて訪れてみた。時刻で言うなら、13時45分頃である。
仕掛けは、何故かトランクに記憶が無いものが転がっていたため、新たに購入したものは、常温でも使えて保存も利く撒き餌だけで済んだ。
これでどうにでもなるだろう。そう高を括っていたが、到着してみて驚いた。前回の比じゃないくらい、水量がほとんどなかったのだ。
サヨリどころか魚影すら見えず、内心かなり焦る僕。ただ、その辺を散歩していると、30cmほどのチヌや、ボラのような魚が見えたので、少しだけ安心感を得られた。
さて。時間に余裕があるわけでもない。撒き餌を軽く打ったら、サヨリの仕掛けを投入し、とりあえず待ってみた。ちなみに餌はオキアミである。
最初のアタリは3投目で出た。シモリが横ではなく縦に消えていったため、サヨリではないと察したが、案の定フグだった。
しかも、ハリスを一発で切られた。幸い、淡水魚用に買っていた赤虫針のスペアがたくさんあったため、その辺の兵站に問題は無かったが、なにせとにかく手間だ!
最終的に40分ほど粘ったが、釣れたのはフグばかり。サヨリはついぞ見受けられず、おそらく今回は単に回遊がなかったのだろうと割り切った。
こういうときは行動が意識を変えてくれる。ということで特に後腐れなく、さっさと次の行程、つまり小茅へと移動するのであった。
そういえばエギングで最後にイカを釣ってから2年くらい経つ気がする。
小茅漁港に着くと、防波堤の先端に釣り人が一人いて、その身振りから察するに、どうやらエギングをしているようだった。
これから僕も久しぶりのエギングに興じるわけだが、実は小茅漁港を選んでおいたのは、もう一つ狙いがある。それはサヨリの保険だ。
小茅も結構サヨリの回遊があり、大抵夏場であれば割といつでも、鉛筆サイズのそれが泳ぎ回っているのを見かける印象がある。
―しかし、肝心のサヨリは小茅にもその魚影が無かった。撒き餌を打っても、イワシなのかイワシ並みに小さいサヨリなのか判断のつかない小魚が数匹跳ねる程度だった。
一応岸周りの魚が隠れていそうなところもシモリを流してみたが、当然っちゃ当然ながら反応は皆無。ぶっちゃけ、割と露骨にテンションは下がった。
となれば、エギングに集中力を割り振ろう。そう思って、忘れかけていたシャクリの動作やコツを思い出しながら、カラーローテーションをしつつ、30分くらい頑張った。
しかしながら、1度だけイカパンチのような手応えがあり、エギに歯型らしきものが付いていた、という反応が関の山だった。おそらく小さいアオリイカだろうなぁ。
(超見辛いけど、生地がほつれている)
―まぁ、エギもまた、運によるところが大きいしな。そう思わないと、海に八つ当たりという頭が弱すぎる言動に走ってしまう。
深呼吸一発、浜風を吸いこんで心を落ち着かせ、次の作戦に気持ちを切り替えた。なにせ、まだ手数はあるのだから!
中関港に行けば、ほぼ確実にシロギスは釣れるんだ!!この期待が、僕を支えてくれた。
さっさとエギを仕舞い、後部座席にクーラーを、そして助手席に竿をサッと仕舞いこんだ僕は、道中買っていたコーヒーをグイっと飲み干し、アクセルを踏むのだった。
・・その際、実はある忘れ物をしていることに、全く気付くこともないままに・・・・。
てことで、後編に続く!!
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