俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

闇の「中関漁港」にデカいエビをブッ込むと… @防府市中関漁港

2026年が開幕してからというもの、アユモドキの情報をまとめたり、秋吉台にソロキャンプに行ったりしたのだが、肝心の釣りに行ってなかった

 

言い訳としては、まずここ最近天候が荒れ気味なのもあって、それこそカレイ狙いの朝釣行に出ようという意欲が全く無かった、というのが大きい。

 

と同時に、こんなクソ寒い日に例えば夜釣りに出たところで、せいぜいカサゴかアナゴといった風に、このブログで何度も擦ったネタしか得られないと思っていたのだ。

 

ところが偶然、仕事の空き時間に色んな釣り情報をザッピングしていたところ、「冬になると食性が変わる、とある魚の話」がヒットした。

 

その魚は、”ある餌”を夜釣りでぶっ込んでいると、ブリブリに肥った個体が釣れてくることがままあるのだそうだ。ほほう、これは確かめてみたい。

 

てことで今日も夕方で仕事を切って、そこから道具を用意し、中関漁港へブーンと車を走らせてきた次第である。はてさて、その結果はどうだったか?

 

実は古い友人にはLINEグループ内でネタバレしちゃったけど、以下、そのレポートを書いておく。

 

 

(多分)人生4回目の「夜の中関漁港」に潜むモノとは?

 

てことでまずは、”ある餌”を紹介しよう。それはバナメイエビである。というのも、本命の魚は低水温時には甲殻類・貝類を捕食するようになると聞いたからだ。

 

かといってオキアミをつけて投げ釣りをするとか、餌持ちがあまりにも心許ない。となれば、餌持ちの良い他のエビを探す必要がある。そして閃いたのがバナメイエビだ。

 

大体どのスーパーにも、いつでも陳列されている。行きしなにとあるスーパーに寄ったが、案の定ちゃんと売られていた。しかもオキアミより若干安い気がする。

 

さて。到着したのは18:40とかだったが、周囲は完全に闇夜であった。防波堤には一切の照明が無いため、装備がちゃんとした中級者以上でないと、安全性に難ありだろう。

 

すぐ傍で稼働している機械の重低音を聞きながら、ヘッドライトを点灯し、階段を上り、丁寧に下りる。釣り座は↓の辺りを確保した。釣り人は当然?ながらゼロである。

 

本命の魚は引きの強さがウリであり、普段の軽いルアーロッドを置き竿にしようもんなら、吹っ飛ばされてしまうような気がした。そのため今日は投げ竿一本態勢である。

 

バナメイエビはまず適当にこんな感じで装着する。尾から刺し、腹からちょっと針を出して、余分な先端を千切り、ちょっとエビ肉を出しておく。

 

こうすることでエビの匂いが拡散しやすくなり、反応率が上がる…と勝手に思ったので、そうしてみた。仕掛けをポイと放り、鈴をつけて、クーラーの蓋に腰かける。

 

・・・静かだ。吐く息は白い。それが風に乗って、飛んで行くのをただ眺める。風はそこまで強くないが、波止に打ち付ける波の音は強く、冬の海という印象を強く覚えた。

 

左方では、工場の夜景が見える。FFⅦを思わせる幻想的な光景だなぁと思っていたらいきなり鈴が鳴った。

 

一投目が着底して5分経ってないぞ!?物思いにふける暇すらないってか!!

 

・・・そのアタリは、アナゴのそれにしてはややアグレッシブで、1~2回細かく震えた後は、ガツンガツンと引き込む手応えがあった。その衝撃は、手にまで伝わってきた。

 

鈴が吹っ飛ぶのも承知でアワせると、完全にヒットした手応えあり!!

 

一投目からのヒットなんていつぶりだよ!しかも冬の、夜だぜ!!???

 

―その魚影は、すぐに海面を割いて、飛び出してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、20㎝ちょっとくらいのキビレ!!実はこれこそ、ほぼ今回の本命と言っていい魚なのだ。

 

というのも、冬の夜釣りのターゲットには、「クロダイ」がよく紹介されているのだが、この魚は低水温になると、食性や捕食スタイルが変わるそうなのだ。

 

それこそ、近くに甲殻類や貝類があるときだけ、スッと口にするという、いわば居食いモードになるという。積極的に多毛類を探して食うとか、しなくなるそうだ。

 

それを知った刹那、「じゃあエビをつけてブッ込み釣りすれば、夜でもクロダイ狙えるってことか」と閃いた。今日はそれを確かめに来たというわけだ。

 

だがここまで狙いが当たるとは、気持ちいいを通り越して不気味である。正確にはクロダイではなくキビレなので若干違うのだが、この際それはもうどうでもいいだろう。

 

尚、このキビレは針を丸呑みしていて鰓から血が出ていた状態だったので、すぐに〆てキープすることにした。内臓だけ処理して、明日食べようと思う。

 

・・・ここからが驚きなのだが、なんとアタリは”出ないことの方が少なかった”。

 

しかし先ほどの個体からも察せられるように、やはりアベレージサイズはそこまで大きくないようだ。バナメイエビを飲み込めるほどのそれが、少ないのかもしれない。

 

かなり粘って待ってみても、アワせると空振りばかり。そのまま置いておけばまたすぐ反応は出るのだが、一向に二匹目が出る気配がない。

 

業を煮やして餌を回収しても、末端の露出した肉が無くなっているだけという具合だったので、最大でも15㎝くらいのキビレだったのかな、と思う。

 

そこで一旦、むき身にしたり、小さく千切ったりして、反応がどう変わるかを試してみることにした。食いが悪いときは餌をカットする。これは常套手段ですな。

 

・・・すると不思議なことに、アタリが全く無くなった。10分弱待ってから回収しても、餌はそのまま。あれ?スレた?

 

そう思ってまた丸ごとつけると、再びアタリが出た。なんと興味深い現象だろう。ただ、このアタリもヒットに至らず。回収すると、尻尾の部分以外が消えていた

 

そしてそのままアタリのペースは衰えることなく、満潮の潮止まりの10分前であっても、ガツガツと引っ張るそれが出ていた。まぁ、遂にヒットしなかったけど…。

 

そしてこのタイミングでバナメイエビをほぼ使い切ったのと、少し雨が降ってきたのもあり、釣果はキビレ1匹で確定させ、納竿とすることにした。

 

2026年最初の釣りは、仮説が一応立証された快感と、結果生まれた新たな仮説をたくさん得られた、そんな有意義な時間だったと思っている。

 

帰宅後の一幕。

 

帰宅後、キビレの胃袋をチェックしてみた。内容物はほとんど空だったが、強いて言えば小さく細長い、何かの殻みたいなのが確認できた。さすがに正体不明である。

 

そしてバナメイエビのもう一つの魅力は、オキアミと違って余ったら持って帰って食べればいいというのがある。勿論美味で、故にこの日もまた酒が進みましたとさ🍶

 

今回の釣行の検証と、次回試したいこと。

 

今回一番驚いたのはやはり、バナメイエビに対する反応の良さだ。振り返れば、1時間半程度の釣行だったのに、冬の夜で、アタリが5~6回は少なくとも出ているからだ。

 

いずれのアタリの性質も同じで、2~3回軽く引っ張った後、ガツンガツンと引き込むような感じだったことから、キビレかチヌが相当数いるのではと思う。

 

となれば一つ試したいのが、もう一回り小さいエビで、どこまでヒット率が上がるか、だ。正直、今回使った丸セイゴ12号にバナメイエビは明らかにデカすぎた!!

 

とはいえ、先述の通りバナメイエビを小さく千切ってみた途端にアタリが出なくなったので、エビの造形は留めていないと、例え夜だろうが反応が悪くなるのかもしれない。

 

だから候補に浮かぶのが、たま~にスーパーに並ぶ”ブトエビ”だ。安定して入手することが困難というのはあるが、このサイズ感はまさに今回の釣りに最適だと思う。

佐藤商店 / ブトエビ(頭・殻付、冷凍)250g ★お買い得商品!!

 

また、実は中関漁港でキビレを釣ったのは人生初であり、それはそれで嬉しかったのだが、ではクロダイの魚影が濃いところで同じ仕掛けを試すと、どう変わるだろうか。

 

その候補地の筆頭は佐波川河口だ。満潮時は釣り座が沈むことが多いというデメリットはあるが、例えば小潮中潮のときを狙えば、その辺は回避できるかもしれない。

 

そんなわけで、次回試したいネタとしては、「ブトエビを使うとどうなるか」と「佐波川河口にバナメイエビを放り込むとどうなるか」というところである。

 

自分で言うのもなんだが、久しぶりに、とても”俺のぬし釣りらしい”釣行の記録になったんじゃないかな、と思う。11年目にして原点回帰!

 

では今日はこの辺で。

 

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