ここ最近、釣りに行ったという記事ではなく、露骨なお茶濁し記事をずっとアップしていた。そのことは自覚している。
理由は簡単で、実は6~7月にかけて、今日が5回目のフル休みというトンデモ忙しさであり、かつ休みのたんび、狙いすましたように大雨が降り続けたからだ。
神より「家から出んな^^」と狙い撃ちされているかのような精度に、心が荒んだといえば大げさだが、一方でその通りじゃねぇかな、とも強く思う。
―本当は今日も、明日から夏季講習(読み方はデスマーチ)が始まることを考えて、1日中養生しようと思ったが、身体はそこまで疲れていないような気がする。
どちらかと言えば心が疲れているのかな?いや、疲れているというより、やはり栄養が足りない。休養より補給が大切なのではないか。
お腹が空いたときは、身体を休めるのではなく、とにかく飯を食うのが正解なのと同じだ。僕のカッサカサな心には、リラックスではなくリチャージが大事らしい。
僕の心には栄養が枯渇している。遊びは心の栄養だ。月刊釣り画報のキャッチコピーがすごく尊く思えてくる。
だから久しぶりに釣竿を握ることに決めた。海と川に繰り出すことに決めた。それでいて、気の利いた企画は作らないとも、決めた。
ただただふと心に浮かんだ場所に仕掛けを放りこんで、何が上がってくるかをワクワクしながら待つ。それだけを誓った次第だ。
てことで今日はそんな、つまり31歳の男(もうすぐ32歳)が何も考えず釣りをしたことを日記にしただけの記事である。
夏休みの日記の進化版と言ったところだろうか。生徒が悪戦苦闘している読書感想文並みのボリュームで書いてやろうと思う。では以下、本題だ。
そろそろここで、釣れるか? @防府のよくわからない波止
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
過去なんかの弾みで立ち寄って以来、フグ以外の釣果にまるで恵まれていない波止がある。名前があるのかも知らないのだが、それはここだ。
・・・ところで、地図を埋め込むと、本来表示したい地点のだいぶ南西辺りを表示してしまうこの現象は、不具合なのか、僕側の設定のミスなのか、どちらなのだろう。
半年くらい前からこれが続いている気がする。あまりにも直らないようなら、地図埋め込みは今後控えようと思う。
はい、仕切り直し。今までと違い、盛夏の昼下がりということもあってか、生命反応はかなり多めだ。いきなり元気なぼらっこがお出迎え。
とはいえ、着いてみてびっくりしたが、水面がすごく汚く、決して快適ではない臭いも辺りを覆っていた。最近、そんなに海が荒れることがあったのだろうか。
今日は満潮からの引き潮を狙う。しかしながら、画像では伝わりにくいが、この日は結構な爆風だった。ずっとビュービュー聞こえており、軽いものはすぐに吹き飛ぶ。
だから置き竿にしても、何にも掴めやしない。ということでこの日は基本、ずっと手に持ってアタリを待つことにした。今日の餌は地ケビである。
最初のアタリは一投目の着底数秒後に出た。一発ゴンっと叩くような引きがあり、そこから沈黙するというものだ。フグかなと思ったが、ヒットはしなかった。
食ってくる元気があるのは、こちらとしてもやる気が出る。ひたすら雑魚に餌をあげるような時間になる予感がしたが、それでもいい。気分が晴れることに違いは無い。
あまりにも風が強いだけじゃなく、それが完全に向かい風に転じたため、内湾にも仕掛けを振り込んでみた。
投入寸前に足元から5~60㎝のトビエイが泳ぎ去るのが見えたため、完全に期待は消えたのだが・・やっぱりアタリは全くなく、餌さえそのまま、という感じだった。
やはり外向きというか、マリーナ側に投げないとロクにアタリは出ないようだ。風によってオールバックにされながら、必死で手首から先に神経を集中させ、待つ。
しかしながら、アタリは無茶苦茶多く出れど、全然針掛かりしない。針がでかいのだろう。ということで、勿体ないとか出し惜しみしているわけじゃないと判断。
個人的に超オススメな【早掛キス スパーク】を発動。ピンギスだろうが獲れるように、針のサイズは9号まで下げて、もう一度放りこむ。
―そこからは本当に、賑やかで楽しい釣りであった😊
まずは直後にマハゼがヒット。中関埠頭では一度も釣ったことが無い魚だけに、意外な驚きを覚えた。
さらに立て続けに、実は今年初のシロギスをダブルでゲット!
やっぱりサイズ感は、秋穂以上西浦以下、という感じがする。刺身には寂しいが、天ぷらにするにはちょうどいいのではなかろうか。
そしてちゃんとコイツの生息もあった。しかもダブルで釣ってしまい、片方には針を持っていかれてしまった。ぴえん。
しかしながら、シロギスラッシュは止まらない。
やや散発的だが、13㎝くらいの食って美味しいサイズがポコポコとヒットした。(面倒なので撮ってないだけで、写真+1匹釣ってます)
やはり早掛は、飲み込んでしまう前に口元へ掛かるため、圧倒的に手返しがイイ。クサフグをもガッツリ掛けてしまうが、そこは仕方ないだろう。
そしてざっくり到着してから2時間程度で、地ケビ30gを使い切ったので、この場所は納竿とした。
久方ぶりのフル休み、自分の心を満たすには、まだ足りねぇ。そう思って僕は、どうせなら川でも遊ぼうと思い、あの排水場を目指すのであった。
まさか過ぎる魚、登場!! @佐波川近くのよくわからない排水場
続いて向かったのは、☝この排水場だ。今日行ってみると、鈴が落ちているのを見つけた。誰かが夜間、ナマズかウナギでも狙っているんだろうか。
こっそり買っていたミミズを、そのまま持ってきた早掛キスに装着し、投下する。ただ、普段なら見えるコイやボラの姿が、今日は不思議と一切見えない。
嫌な予感がするが、アタリはちょこちょことある。しかもミミズを噛み千切るという、少なくとも割とやる気のある魚か、カメのそれだった。
しかし全く乗らない。そして頻度も寂しい。だからさっさと、ポイントたる水門付近に移動して、そこへ仕掛けを投入し、待った。
置き竿にして大体1分くらい経った頃だろうか。
竿先どころか、竿全体が揺さぶられるような激しさのアタリが出た。
アワせると、すごく叩くし、すごく走る。ただ魚体自体の重さは感じなかったので、ウグイでもヒットさせたかと構えていた。そして取り込んでみれば、また驚いた。
まさかのキビレだ。こっちは汽水域どころか淡水と言っていい程海水は入っていないと思っていたが・・・こいつには関係ないということか?
しかも直後にもう1匹出た。魚体に似合わないファイトの強さは、確かに面白いと思わされた。しかし、ミミズにこうもがぶりとアタックするとは・・・。
さて。キビレはここでラッシュが止まったが、最後に川らしい魚、オイカワを釣り上げて、すごく充実した気分が強まったので、完全に納竿とした。
いやぁ、楽しい時間だった。そして、濃い時間だった。また来たいな。でもその前に、仕事をきちんと頑張ってからの話だな、それは。
水槽計画も、この夏に絶対始動させる。本当に思い付きなのだが、何を買いたいかが遂に定まったからだ。水槽台まで頂きながら、ずいぶん待たせてしまったけど、ナ。
―久しぶりに、楽しい時間が、また別の、未来の楽しい時間を思わせてくれるループに、今は乗れているのを感じている。日々にハリが出てきそうだ。
仕事一色の人生も僕は否定しないが、僕の人生には時折こういう遊びが無いと、枯渇してガス欠になるってことは、よくわかった。
だから意識的に切らさないよう、今後は心がけよう。クラッチを切ることは悪ではないし、悪と思うようなら確実に何かが歪んでいる。
自分の「オフ」について見つめ直せる、良い釣行でした。じゃ、今日はこの辺で。
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