ふと鏡で自分を見ると、白髪がクソ増えていることに恐怖する中元です。
はい。直近の大潮の日、今回で確か4回目くらいの釣行になるMさんに、「秋穂へ(穴釣り)いかないか」ということで、仕事終わりにホイホイついていったところだ。
この日は本来オフだったのだが、研修という名の仕事があった日であり、脳みそバーストストリームでぶっちゃけクタクタだったのが、釣り場に着いたらそれは吹っ飛んだ。
その長さ、なんと6時間。しかも後半になるにつれて、お互い元気になっていくという謎現象も発生した。一体何がおきたのでしょう?
ということでヘロヘロでも遊べちゃった男子全開の1日の記録、以下きちっとまとめたいと思います😊
作戦と実釣記。
今回のロケ地紹介は、ちょっと場所を伏せてほしいということだったので、むにゃむにゃとはぐらかしておく。秋穂のどっか、とだけ書いておこう。
はい。この日の作戦は死ぬほどシンプルで、日没までは穴釣り、日没後は投げでアナゴという欲張り★秋穂満喫コースである。こういうの、好きですなぁ~。
ってことで、死なない程度に障害物をよじよじして、根魚をコツコツと誘う。Mさんはリスキーな穴場へ、僕は無難にその辺で、釣りを開始した。尚、餌はサバと青虫。
ちなみに、穴釣りのやり方は大変簡単。まずはこんな風にブラクリを、狙った穴に落とすだけ。
(※真ん中にうっすら見えるひも状のヤツが、ブラクリwithアオイソメ)
そしてその後に穴の底を2~3回叩き、底から20㎝くらい浮かせ、マックス20秒程度待つだけだ。生息があればバクンとくるし、こなければいないと考えてOK。
縄張り意識とか本能とかその辺があるのだとは思うが、あまりにも簡単なやり方で、時には20㎝前後の大物が出たりするので、自然の摂理とは何だと思い馳せたくなる。
―ただ当たり前だが、転落と言ったわかりやすいリスク以外にも、穴釣りにはデメリットが存在する。例えば、コスパだ。ブラクリはよく釣れるが、意外と高い!
僕も来て早々2個ロストして激萎えしたので、自分が持っている道具の中からそれっぽいものを選び、図画工作が「よくできました」だった手腕を活かし、作ってみた。
これね。中通しオモリ(号数不明)を、ビーズとカミツブシで固定したら、なるほど、それっぽい何かが完成した。
これを使って、穴の隙間をコツコツと。すると、ブルブルッという小気味よいアタリがすぐに出た。
ガリガリに痩せたカサゴちゃん。12~3㎝だったので、当然すぐに逃がしました。
とはいえ、とりあえずボウズ回避が確定し、嬉しい一匹には違いない。尚、このときはたまたま、道具箱にあった管付きチヌ針を使った。
このチヌ針だが、やはり貫通力がすごい。餌をつけるときも、掛かりの深さも、全然違う。
さすが天下のがまかつさんやで!!自分の指も2発くらい貫いたが、それもまた針の性能が良いからこその事故である。
はい。そして気づけば潮が満ちに転じ、かつ日もとっぷりと暮れ始めたので、これ以上粘れば新聞に載る事故が発生すると判断し、二人とも投げ釣りへと切り替えた。
(ヘッドライトを忘れたら絶対にきてはいけない)
―なお、ここからは、Mさん無双であった。
5~6mくらいのちょい投げで、極太のアナゴが出るわ、良型のカサゴが出るわ、まさにフィーバーである。
暗かったので写真は撮っていないのだが、みるみるうちに、クーラーがどんどんぱんぱんになっていくのがすごかった。
ちなみに後々教えてもらったところ、食いついたのはアオイソメだったのだが、胃からはサバが出てきたのだという。匂いで寄せて動きで食った感じかな?
でも胃から出てきたということはサバもきちんと食っているということなので、もうわっかんねーや。
しかし、不思議なのが僕の方だ。びっくりするほどアタリがない。餌も同じ、飛距離も同じなのに、もう歯がゆくてギギギである。
―結局時合はちょいちょい訪れたが、そのたびに竿先が揺れたのはMさんの方であった。ケミホタルをつけたりなんたりしたが、ついぞ鈴はならず(^q^)
そして23時ごろ、色んなものが限界となったので納竿とした。もちろん楽しかったことは最初に書いておきたいのだが、僕にとっては宿題がいっぱい出た釣行であった。
(^o^)。oО(繰り返すよ、楽しかったよ!とても!じゃなきゃ仕事が終わってから6時間もやらねぇって)
此度もお誘い頂き、Mさんありがとうございました!
検証。
とはいえ、きちっと検証しておかないと、ヤケ酒をして二日酔いになるのは目に見えている。一応、その差を考えてみよう。
まず持ち運びがめんどくさかったので、僕は竿を1本しか出していない。一方Mさんは竿を3本用意し、広く探っていた。これが差異を生んだのかもしれない。
仕掛けについてはそこまで差が無かったはずだが、サバとアオイソメを1つの仕掛けにセットしたそれに、分が良かったと記憶している。
つまり、めんどくさがらず竿は最低でも2本出しましょうという話だと結論づけられる。
―今度意を決して、竿を注文しにいくとすっか!!(まだ買ってなかったんかいというツッコミはさておき)
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
あ、そうそう。この日だけでも、この近辺では僕らの釣果以外も合わせれば、ギンポ・グレ・カサゴ・メバル?・アナゴが上がっていた。
場所が変われば顔ぶれも変わる。つまり一粒で何度もおいしい百味ビーンズみたいな釣り場である。ゲ〇味じゃないことを願いつつ、足しげく通わないとな・・・。
まぁ、次回来るときにはちゃんと投げ竿が届いてからにしますけどね。
ってことで、秋穂のどっかの釣行記、以上っす!お疲れっした!