二日酔いの際は不安感が強くなる現象に、【ハングザイエティ(二日酔い不安感)】という造語があると知って、色々と得心した中元です。
はい。今回は割と久しぶりの、読者の方との釣行記事である。きっかけは、Q&Aに寄せられたコメントで、そこから結構時間が経ちつつも、やっと実行に至った、と。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
イケると思ったら台風が来たり、日曜に仕事をブチ込まれたりと、紆余曲折。何とか結実したことが純粋に嬉しい。
―さて。先の質問記事でも触れているが、僕は宇部市の釣り場事情に詳しい人を、たまたま探している折であった。ある魚を追うためだ。
だが、あまりにも邂逅の可能性が低いターゲット。期待するだけおこがましいくらいの魚だ。もちろん今回も、アカエイと違って、必死で追いかけ続ける気はない。
とはいえ、宇部で釣りをすることは滅多にないため、純粋に新たな経験値を積めることに対し、素直に心が躍っている。
欲は張らない。釣りができることを楽しむ。釣り仲間が増えることを喜ぶ。そんな平和な気持ちで、この日の様子を書き殴ってみようと思う。
では以下、本編である😊
あまりにも腕白な釣行計画。
今回事前に聞いたところ、釣り場の足元は石がゴロゴロしており、満潮前後しか釣りにならないとのことであった。嬉しいことに大潮だったので、水位の問題はクリア。
ただ満潮前後を狙おうとすると、まさかの4時起きが確定。まぁ、1日くらい、死なんけど・・。
はい。持っていくタックルは、投げ竿1つとルアーロッド1つ。片方は放置、片方は探るという風に、役割を変えつつ広く探っていこうと決めた。
餌は地ケビを50g。満潮前後の4時間だけサクッとやって、撤収するというプランにした。そのため餌の回転率は上げていかないと、くっそ余ってしまうだろう。
はてさて。一体何が釣れるのか。魚種は増えるのか。ミラクルが起きて、あの魚は現れるのか。考えるだけで心が躍る。
じゃ、当日の様子へ参りましょう。
実釣ルポ。
朝4時に起きたと思ったら二度寝して、
結局5時に起きてしまった/(^o^)\
お誘い頂いたのに、寝坊で遅刻とか洒落にならないっつーの。人として、社会人として、云々。
急いで身支度をしたら、なんだかんだで元々の出発予定時刻に出ることができた。なんかダメな成功体験を積んだ気がする。
その後は山口宇部道路をぶっ飛ばし、5:58に指定の待ち合わせ場所へ到着。事前にお互いの背格好を伝えていたので、「あの人かな?」という目星はすぐについた。
―が、途中で立ち寄ったコンビニで買ったブラックコーヒーのせいか、猛烈に尿意が来ていたので、一旦素通りしてからお声掛け。(すんません)
その後は読者の方(以後Kさん)に先導をお願いし、宇部の釣り場を案内してもらった。到着後、日の出と共に振り込んで、まずはベラが立て続けに釣れるところから始まる。
余談だが、僕は魚の地方名に、かなり疎い。「海のぬし釣り」といったゲームや、魚図鑑で名前を覚えたため、例えばギザミとかバリと言われても、ピンとこないのだ。
逆に、僕が別の釣行で、「メジナとかどうっすかー」と尋ねても、「メジナ?あぁ、グレね」というズレを感じる場面は今までも時折あったのを覚えている。
ということでこのブログでは、地方名と正式和名の使い分けに表記ゆれがありまくるので、今更だけどご了承いただければありがたし。
さて。その後はまた別の釣り場に移動し、今度は僕がイメージしていた河口そのものという場所に陣取ることができた。
ここもKさんから、大物が潜んでいる話を聞いたり、また目の前をキラキラした何かが回遊していたりで、期待はかなり高まった。
ちなみにKさんの仕掛けは、投げ釣りとウキで、餌は青ケビだった。狙いはメイタだという。―実は知らなかったので検索。クロダイの別名なんだ。勉強になります。
はい。この場所は完全に砂地(あるいは泥)という手応えであり、ちょっと誘って、置き竿という作戦を採ってみた。
その間は、色々質問したり、されたり。お互いの出身や、思い出の釣果、次はどこに行く予定なのかとか、色々と話しました。
そういえばふと、「なんでブログを始めたんですか?」と尋ねられて、しっくりくる回答ができなかったのを記憶している。なんでだろう。正確には覚えてない・・。
前職を辞めた後、あまりにも拠り所が無くて不安になり、暇を潰しながらも何か自分の知識なりスキルなりを形にしたくて始めた・・と書いたら大げさかなぁ。
―とか考えていると、2~3回叩くようなアタリが出た。巻いてみると、手応えあり。さてさて、何が上がってくるか・・。
マハゼですた✨そろそろシーズンも佳境かな。
もう今回の経験で、マハゼなのかクサフグなのか、その違いはだいぶつかめた気がする。ちなみにKさんから頂いた青ケビに、ばっくりいっている。
ちなみにマハゼはこの後、15㎝くらいのをダブルで釣ることができた。ただ、調理する元気がなかったので、全部リリースしたけれど。
Kさんの方も時折、ウキを引き込む何かがいるようで、活性そのものは悪くない、どころか、日が昇るにつれ、フグさんのアタリが頻発するようになった🤢
針がブチブチ持っていかれ、結局振り返れば、仕掛け5セットくらいをつんつるてんにされてしまった。ほげぇえええ。
はい。その後も発電所の主という老境の方をゲストに迎え、色んな武勇伝と釣果情報を教わるなど、なんか”平和”という言葉がしっくりくる待ち時間であった。
そしてざっくり9:30頃、もともと予定していた時刻でもあり、またKさんに急用が入ったのもあり、お開きとした。
せっかくできた縁だからこそ、「今度こそバシッと釣りましょう」という言葉で結び、お開きとした。リベンジと言ったら大げさだが、その日を楽しみにしたいと思う。
ちなみに僕のファイナル釣果は・・。
自己ベスト更新のヒイラギであった。お後がよろしいようで。
では文字数もちょうどいい感じ(原稿用紙5枚分)になったので、今日はこの辺でっ!
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