俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

2024年☆GW島巡り編Vol.2 -最高の島、【のんびらんど・うましま】でチル★アウト( ˘ω˘ ) 前編- @山口県熊毛郡田布施町

始まりは大体2ヶ月弱前に遡る。とある大学の先輩からのお誘いを受けて、とある”島”へグルキャンに行こうという流れになったのだ。

 

その”島”とは、瀬戸内海に浮かぶ「馬島」であり、そこには知る人ぞ知るキャンプ場が設営されている。

www.pref.yamaguchi.lg.jp

 

それがタイトルにもある、「のんびらんど・うましま」だ。僕もこの機会を頂くまで全く知らなかった場所なのだが・・・・。

www.nonbiland-umashima.net

 

行って、心の底から思った。

 

この島で過ごす時間は本当に楽しく、濃厚で、かつ一瞬だった!!

 

誇張抜きで、24時間くらいが10分で過ぎたかのような速さに、ただただ驚きと興奮と、どこかぞっとする感じを抱いている。

 

今日はそんな【のんびらんど・うましま】で過ごした時間を、撮っていた写真を使いながら、しっかり振り返っていこうと思う。

 

 

第一章 上陸まで。

 

すごくどうでもいいが、僕は睡眠時間を削って遊ぶことをしないよう滅茶苦茶気を使っている。よく晩酌をするせいだろうが、7時間睡眠でも気持ち寝不足だ。

 

しかしこの日は、前日にも釣りに行っていた関係で、睡眠時間は5時間無いくらい。だから色々不安だったが、そんなものは杞憂だった。

 

道中のワクワク感が僕の中で変なホルモンに変質し、脳みそはフルスロットルで覚醒しっぱなしだったからだ✨

 

付近のマックスバリューで合流し、特産品を売ってそうなお店でも買い足しを行い、そのまま渡船場へGO。

 

最初はお客さんもまばらで、「こんなもんかー」と思っていたが、そこから10分もせずキャリーワゴンを引っ張る大量の家族連れが集結!!

 

文字通り船がパンパンになった。この人気、やはりこの島はすごいようだ!!!!

 

釣竿を何本も携えた人。一人でキャリーバッグを引く人。色んな人が同じ「うましまにいく」という目的を持ち、この船に乗っている。

 

―しばらく乗っていると、船員さんの動きが慌ただしくなり、タラップが上げられたかと思うと、エンジン音がドルンと小気味よく鳴った。

 

船は港をゆっくりと出発し、堤防をぐるんと迂回してから速度を上げる。爽快な海風を浴びながら、僕らは「のんびらんど・うましま」に思いを馳せるのであった!!

 

第二章 ここが、【のんびらんど・うましま】!

 

船旅は10分程度で終わった。無事に入港後は荷物を再び下し、ひたすら先輩が持ってきてくださったキャリーワゴン?を引っ張り、キャンプサイトを目指す。

(半分以上私物で占めちゃいました、スンマセン)

 

ひたすら道なりに進み、もはや猛暑といえる中を進む。大量の熊蜂がせかせかと飛び回り、どこか非日常的な場所に来たという期待をすごく高めてくれる。

 

ジブリの映画に在りそうなシーンが、この島のロケーションの特徴だ。本日のキャンプサイトは、この先にあるのだという。

 

受付で施設利用の注意事項を確認し、手続きの後にキャンプサイトへ移動する。そこはオートサイト・・ではなく、いわば広大なフリーサイト。

 

つまり、開放的な自由が約束された場所だったのだ☀

 

時の流れが速いのか、遅いのか。そこすら超越した時間感覚がここには流れているように、僕は感じた。急ぐ必要など何もない。誰も、何も、僕らを急かしなどしない。

 

すごくゆっくりとテントを設営し、各々が寛ぐ。ここは、のんびらんど。のんびりすること以外、何をしろと?

 

その後はな~んにも考えず、道中買ってきたおやつを食いながら、淹れたコーヒーをすする。僕は今、心の底から、安心と安全を感じられている。

 

僕はもう俗世を離れたんだ。仕事の連絡なんてクソくらえ!ということでこの2日間、僕の端末利用時間はすごく短かったのではないかと、そんな風に感じている。

 

第三章 工夫は機能するか、否か。

 

馬島は釣りの名地でもあるという。だから釣り竿だけは持参したが、それまでのスケジュールの組み方が適当過ぎて、イソメを始めとする餌を買うことができなかった。

 

そこは、まぁ、工夫が大事。てことでスーパーに寄った際、釣り餌に使えそうなあれこれを調達し、「なんか釣れろ!」と思いを込めて、海にぶち込みまくった次第だ。

 

―しかし・・・。まぁ、わかっていた話ではあるが、何も釣れない。2時間以上粘りに粘ったが、唯一遊んでくれたのはコイツだった。

 

イカそうめんをがぶがぶ噛み千切るほどの顎の力には脱帽だが、食える魚が釣れてほしい。そう願ってちょい投げ仕掛けにイカそうめん2つをセットし放り投げると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶるぶるっとしたアタリが一閃。フグにも思えるし、そうじゃない期待も高まる。軽くアワせて、手繰り寄せると・・・

 

 

良い型のシロギスが、手元まで寄ってくるではないか!

 

―が。

 

もう1本の針が足場の岩に引っ掛かり、もたもたしていたらフックが外れてしまった\(^o^)/

 

そこでもう、心が折れた。強い日差しで焼かれた肌が痛い。潮風がヒリヒリと沁みる。集中が切れたと同時に、遠くで釣りをしている家族連れの声が聞こえてきた。

 

「なんか釣れたー!」「おぉ、こりゃ大きなキスじゃのう!!」

 

僕「・・・・おめでとうございます!」

 

心の中でそう思ってから、僕はキャンプサイトへと踵を返すのであった。

 

第四章 狂気?偏愛?

 

キャンプ場に戻った僕だったが、どうにも不完全燃焼という感じが否めなかった。ここまで神ロケーションの島に来て、この釣果で、僕は満足なのか?

 

勿論そういう成果主義的な思考からもオサラバしていいはずだ。この日は完全なオフであり、僕はここへ、のんびりしに来たのだ。つまり、何もしないために来たのだ。

 

だが、僕の思いは鎮火しなかった。日没1時間前、僕は同行者の方々にこう告げて、ヘリノックスのローチェアから立ち上がる。

 

「ちょっともっかい行ってきますわ」

 

セカンドチャレンジはソフトルアーメインで実行。1年位前に買い揃えたバルキースパテラやKEITECHを総動員し、アジだのメバルだのを狙う。

 

まずはほんのりガーリック臭が特徴のバルキースパテラで挑戦だ。まぁ、昼間の活性を考えるに、粘りに粘って1~2匹は釣りt・・

 

2投目で竿先が突然引き込まれた。しかも足元で、だ。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やったー!!!😊

 

メバリングでメバルをちゃんと釣ったのはとても久しぶりだ!!すごく心が躍る!!もしかしてこれは・・・チャンス、ってコト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚一枚載せてたらキリがないほど釣れました✨

 

メバル、ベラの仲間,カサゴ、タケノコメバル!!(イチイチ撮ってないのも2~3匹います)

 

バルキースパテラもパワーベイトも、

いつ買ったか忘れた謎のソフトルアーも、

もれなくヒットが連続し、興奮しっぱなしの1時間!!!!

 

昼間のアレを完全にチャラにする爆釣!!島、最高じゃん!!!

 

・・・一応真面目なコメントをしておくと、バルキースパテラとパワーベイトの反応がトップ2でよくて、アタリは基本リフト&フォールのフォール時に集中した。

 

また、KEITECHなどのテールがすごく動く系のソフトルアーは、フグに一撃でやられてしまい、少し効率が悪くなってしまった・・。惜しいことをしましたわい。

(着水後10秒も経たずにマジでこうなる)

 

しかし、やはり、僕はもう満足だ。メタルキングを倒した時みたいに、経験値が上昇して次のゲージに入り、それも満タンになってまたレベルが上がる。その繰り返し。

 

馬島、最高だ!!

 

今度こそ僕は、意気揚々とキャンプ場に、胸を張って帰れたのであった。

 

第五章 こうして島の世は更ける―。

 

「楽しいときって、なんであっという間なんだろうな」

 

僕の脳内に、このセリフが流れてきた。沈みゆく夕日を見ながら、楽しさと虚しさと、興奮と清閑が入り混じったことを心に感じていた。

 

差し込む光がまるで道のように伸びる。子供たちが大喜びしながら浜辺に駆け出し、大人たちが笑いながらそれを写真に収める。あぁ、平和な時間だ。

 

童心に返るという言葉がある。僕にもあんな頃があったのだろうか。いっちょ前に大人になって久しいが、僕の中にも、あの頃の僕がちゃんと息づいているのだろうか。

 

「楽しいときって、なんであっという間なんだろうな」

 

今度は本当に、そう独り言を呟いてしまった。それは本心だった。島に来てまだ数分しか経っていないのではないか。そう疑いたくなるほど、濃い時間が流れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―なんて詩的なことは要らんのよ!!!

 

夜の部🍶がこれから始まるんだから!!

この楽しさ、子供にはわかるまい!!!

 

個人的に今回の目玉は、この「軍人が戦場に持ってきそうな容器」だ。(フラスコっていうらしい)

 

それに大好きな翠ジンをわざわざ移し替えて、持ってきて、とくとくと注ぎ、飲み干す。その繰り返し。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 



 

こうして、馬島の夜は更けるのであった―

 

つづく!!

 

 

 

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