先日、キレイなズーボをやらかした結果、ネットの集合知をフル活用してソフトルアーを買い集めてみた、という話を、立て続けに記事にした。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
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そしてその記事を書いてから数日、手元に全てのルアーが無事に届いた!段々とコレクター気質が疼いてきた気がするぜ。↓
となれば、あとはまた実釣だな。そしてせっかく実釣するなら、対照実験がしたい。潮の満ち引きの関係で再現性には限界があるが、できるだけ条件は揃えたいよね。
ということで今回は、同じ場所・同じ作戦でリベンジをすることに決めた。ただ全く同じだとツマラナイので、小茅の方の生態調査も合わせて実施する。
今日はそんなアジング・メバリングの釣行記である。いざ以下、本題でござる。
作戦の再掲とちょっとした予習。
まずは作戦を再掲しておく。この部分まで変えると、ルアーのおかげなのか、釣法のおかげなのか、わからなくなるためだ。
①着水から1カウント、3カウント、5カウントと数えてレンジを刻み、棒引きする
②海底まで刻んだら、リフトアンドフォールで探る
③ボトムバンピングで海底を叩き、そのエリアを終了、移動
ただ今回は、前の釣行の際、アジング・メバリングにおけるリフトアンドフォールのやり方がしっくりこなかったので、動画を観て改めて予習をしておいた。
これを観て気付いた、自分の誤解とその修正法(仮説)は、以下の通りである。
①リフトの動作(ロッドのそれ)は思ったより小さい。ちょんと上げる程度でよさげ。➡エギングみたいなアクションではなく、エビが撥ねる動きをイメージする
②なんならタダ巻きを一瞬止めただけでも、フォール扱いになるっぽい。
➡たまにアクセントとして混ぜてみる?
やはり我流というものはアテにならんですな。慢心しないためにも、やはり予習というのは大事である。
そしてルアーのローテーションだが、例えば常夜灯周りはオレンジかピンク、光が無いところはクリアカラーと使い分けてもいいのだが、なんというか、面倒だ。
だから釣り座を1つ定めたら、3種類のルアーそれぞれで、↑のサイクルを行うことに決めた。大体5分程度探ったら移動、というのを繰り返す感じになる。
そして今回の潮の動きはこんな感じ。たまたまだが、水の少なさは前回と同様となる。しかし今日は割と暇なので、19:00に釣り場入りして、21:00終了くらいに決めた。
ただ前回、小茅手前の波止はド干潮時は全く釣りにならないとわかったので、最初の1時間は先に小茅漁港の生態調査に充てる。
特に誰からも釣果報告や共有は来ていないけど、ワンチャンセイゴとか入っていることを願いながら、適当に探ろうと思いマッスル。
はい。導入はこの辺にして、いざ実釣のレポートに参りませう。
実釣レポート。
ということでまずは小茅漁港に向かってみる。ただこちらも水位が全然ない状態であり、しかもその状態で何の魚も発見できないときたもんだ。
砂地と岩礁帯が隣接している、起伏に富んだ地形。なるほど、非常に好条件な釣り場だということが改めて認識される。
フツフツと「あー、投げ釣りしてぇー!」という欲求が高まってくるが、そもそもイソメとかなんにも持ってきてないので、それは発散が叶わぬ熱である。
結局小茅も釣りにならないと判断し、前回と同じ波止に移動した。そしてとっとと先端へ移動。
まずはKEITECHのそれを試してみる。今まで使ってきたソフトルアーと比べて、極端に何かが違う・・というのは、この時点では感じていない。
―が。
3投目くらいでテールを千切られた。
まぁ、フで始まってグで終わる2文字の名前の魚だろうけど、前回はそいつらにさえ構ってもらえなかったことを考えると、アピール力の違いをとても感じる。
・・その後はパワーベイトを試すも、アタリは無し。
バルキースパテラも期待しながら試したが、こっちの波止では特に何の反応も得られなかった。
余談だが、バルキースパテラは独特なニンニク臭がすると聞いていた。実際確かににおいはしたが、ガーリック風味のポテチのにおいに近いなと、個人的には思った。
まあ、特に気になるほどではないと思う。
・・・その後とっぷりと陽が沈んだので、改めて小茅に移動してみた。海面にライトを当ててみると、メバルの稚魚が大量に浮いている。これはカワイイ。
ということでまずは、港の入り口、その隅っこにバルキースパテラを放ってみた。
レンジを切りながら、入念に探る。そして2投目だったと思うが・・・回収して、ルアーが見えたところで、驚いた。
15㎝くらいの黒い何かが、眼前までバルキースパテラを追ってきたからだ。
それを確認してすぐ、リフトして誘いをかけたが、そこで見切られたか、その魚はいずこへ行ってしまった。以後、その魚のチェイスは無し。
体型を思い返すと、あれはセイゴだったのではと思う。しかし湾内に群れは確認できなかったので、結局は決め手に欠ける。それかキビレか何かだったのだろうか。
ちなみにこのバルキースパテラ、その後も棒引きしていたら、5㎝くらいのメバルにアタックされた。まあ、フッキングするわけないのだが・・・・・
その後も小茅の湾内を歩き回って探り倒し、ルアーもしきりにチェンジしながら、そして先述の波止に戻ってまた探り、その後も小茅に戻ったが・・・
もう何連続かわからぬズーボである。
正直、毎度毎度何かしらの実験を兼ねた釣行なので、他の釣り人よりボウズ率は高い自負はあるが・・・ここまで連続すると、己の腕を疑いそうになる。
とはいえ、春が近づいているのはしっかりと感じられたわけだし、そこは前向きに考えておくことにしよう。GWが終わったら、絶対リベンジしちゃるけんな!!!
まとめと考察。
ということで、今回の釣行における、それぞれのルアー別、魚の反応をまとめてみる。
KEITECH➡噛み千切られる(小茅手前の波止)
パワーベイト➡反応なし
―ここだけ切り取ればバルキースパテラが優れていそうだが、対象魚、そのサイズ、そして時期によって反応はまるで変化するため、ただの参考記録にしてほしい。
ちなみに小茅・手前の波止共に、前回よりもメバルの魚影は濃かったが、相変わらず最大サイズが中指くらいというミニマムっぷりだ。
とりあえずある程度の型があるメバルと遊びたければ、向島の方が良いんじゃないかなと思う。(中浦にもワンチャンいるかもしれない)
・・・ということで、壮大な割にまたまた「To be continued」的な記事になってしまったが、これもまた一興である。
では、今日はこの辺で。
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